アルバイトをするなら、少しでも時給が高いほうがいいですよね。
そして、時給の高いアルバイトとして土木作業員に目を付けた方は多いでしょう。
実際、土木のバイトは誰でも始められますし、短期間でもガッツリ稼げます。
そこで本記事では「土木作業員のアルバイトのメリット」と「時給の相場」を解説します。
併せて「仕事内容」もお伝えするので、本記事を読むと土木作業員のすべてが理解できると思います。
なお、僕は土木作業員として働いて9年になります！
土木業界のプロである僕の実体験に基づいた解説なので、ぜひ参考にしてください。
もし「今すぐ土木の求人を探したい」という方は、下記の記事で紹介している転職サービスで気軽に探せますよ。
土木作業員のアルバイトのメリット
土木作業員のアルバイトには、以下3つのメリットがあります。
- 未経験でも始められる
- 他のバイトより稼げる
- 正社員より休みが多い
ちなみにデメリットについては、後述の「土木のバイトはきつい？」を参考にしてください。
まずは、メリットから1つずつ解説します。
未経験でも始められる
土木作業員のアルバイト1つ目のメリットは、未経験でも始められることです。
確かに土木は、高い技術や専門知識が必要な仕事ですが、そこまでアルバイトの方には求めません。
経験やスキル不要の仕事しか任せられないため、未経験でも問題ないのです。
ちなみに、アルバイトの方がやるお仕事については後述します！
つまり土木の知識やスキルがなくても、現場で働ける元気な身体があれば歓迎されます。
他のバイトより稼げる
メリット2つ目は、他のバイトより稼げることです。
実際、土木のバイトは都会なら1日で1万円以上を稼げることもあります。
地方でも1日で1万円前後は、確実に稼げるでしょう。
なお土木作業員の雇用形態は、正社員でもアルバイトでも関係なく日給です。
つまり時給ではなく1日の単価（日給）が固定されているので、正社員と同じくらい稼げるということです。
コンビニや飲食店などのアルバイトは、時給なので仕事がヒマなら早く帰されますよね。
そのためシフト表の時間より早く帰される日が続くと、「今月は思ったより給与が安い」ことも多いですよね。
時給制のアルバイトには、勤務時間が安定しない欠点があります！
しかし建設現場は、1日稼働するのが基本なので早く帰される日は少ないです。
アルバイトで1日で1万円前後も安定して稼げるのは、土木業界の魅力だと思います。
併せて多くの会社では、しっかり交通費も支給してくれるので安心です。
正社員より休みが多い
メリット3つ目は、正社員より休みが多いことです。
前項でお話したようにアルバイトでも出勤すれば、その日は正社員と同じくらい稼げます。
しかし正社員で土木作業員をすると、非常に休みが少ないハードな労働環境になります。
多くの会社では週休1日となっており、日曜日しか休日がありません。
もし現場がない場合でも車両の整備をしたり、会社の清掃などがあるので出勤する必要があります。
しかし、アルバイトなら工事現場が稼働しない日は基本的に休めます。
- 雨が降って仕事ができない
- そもそも工事する現場がない
- アルバイトを使うほどの仕事がない
上記のような場合、アルバイトの土木作業員は基本的に休みになります。
加えて用事があって休みたいときも、正社員より休みを取りやすいです。
そのように出勤した日は正社員並みに稼げるものの、アルバイトなら休みも多くなるのはメリットでしょう！
土木のバイトはきつい？
結論ですが、土木業界のきつさは全体的に減少しています。
その理由は今の工事現場は、ほぼ重機作業で行うからです。
土木のバイトというと、以下のイメージをする方も多いのではないでしょうか？
- スコップで永遠に穴を掘る
- 朝から晩まで重量物を手で運ぶ
確かに、スコップで穴を掘ったり資材の運搬はありますが、本当に最小限です。
あくまで重機作業がメインで、機械ではできない場合のみ人力作業をします。
なので倒れる寸前までスコップを持たされたり、荷物の運搬をやらされることはありません。
本当に最小限ですが、コンビニで働くよりは肉体労働になるので、身体が慣れるまでは大変かもしれません。
いずれにしても、デスクワークとはまったく違う労働環境ですからね。
つまり、最初は肉体的にきつい部分があるのは間違いないでしょう。
でも、数か月もすれば身体は慣れてくると思います。
ですので想像しているより、土木のバイトはきつくないはずです！
そもそも土木は、元々は男性の仕事でしたが最近では女性も活躍中です。
それほど土木の労働環境は、改善されています。
土木作業員はきつい？については下記の記事でさらに詳しく解説しているので、興味があれば併せてご覧ください。
土木のバイトの時給
先述したように土木のバイトは時給ではなく、日給制で雇われることが大半です。
でも「時給にすればいくらなのか？」は気になる方も多いのではないでしょうか？
そこで、ここからは土木のバイトの時給を見ていきましょう。
参考までに求人ボックス様の求人統計データでは、土木作業員のアルバイトの平均時給は1,024円と発表されています。
ただし、あくまでも地方と都会を含めた全国の平均です。
地方なら日給8,000円で募集をしている企業が多いので、地方で土木のバイトをするなら時給は1,000円くらいでしょう。
しかし、都会となるとアルバイトでも日給1万円以上の求人もあります。
たとえば日給が15,000円だった場合の時給は、シンプルに「15,000円÷8時間」で1,875円です。
つまり、地方と都会では時給が500～1,000円近くも違うことになります。
そのように土木のバイトの時給はエリアによりますが、他の職種よりは高いのではないでしょうか？
実際、青森県のコンビニでアルバイトするなら、時給は1,000円以下ですからね。
なので、あなたが住んでいる地域の時給の相場と比較してみてください！
なお、アルバイトでもできることが増えていくと、昇給する可能性も十分ありますよ。
土木のバイトは日払いもOK？
結論から言いますが、日払いOKの土木のバイトはあります。
そして、日払いOKの土木のバイトは助太刀社員で簡単に見つけることができます。
公式サイトにアクセス後、こだわりの条件の「日払いOK」にチェックを入れて求人を検索するだけです。
ちなみに土木業界は週休1日の企業がほとんどですが、どうしても土日に休みたい方もいるはずです。
そんな方のために「土日休み」の求人も探せるようになっているので、ぜひご利用ください。
そんな助太刀社員は、土木業界に特化した転職サービスです。
そのため、土木求人のみ掲載されています。
しかも求人が閲覧できるだけでなく、登録しておくと企業からスカウトが来ることもあります。
もしスカウトが来れば、アルバイト先を探す手間が省けるため時間がない方も仕事探しがしやすいですね。
その助太刀社員は、完全無料で利用できるため、ひとまず登録だけでもしておきましょう！
助太刀社員の登録方法やその他メリットは、下記の記事を参考にしてください。
土木のバイトの仕事内容
まず下記の記事を読み土木作業員の仕事を理解していただくことを推奨します。
上記の記事を読んでいただくと分かるように、土木作業員は大きく2種類に分かれます。
- 一般土木作業員
- 特殊土木作業員
そして、土木のバイトは主に一般土木作業員の仕事を手伝うことになるはずです。
資材を運搬したり清掃といった軽作業でも、一般土木作業員の方からすれば非常に助かると思います。
ちなみに一般土木作業員は簡単に言えば、重機の操作以外を行います。
重機の操作は資格はもちろん、経験が必要なので、最初から重機オペレーターは任せてもらえません。
しかし一般土木作業員は、資格・免許や経験が不問で正社員になれる職種です！
そのように重機で行う作業以外が一般土木作業員の仕事ですが、本格的な業務をするには高い技術と専門知識が必要になります。
しかし先ほどもお伝えしたように、アルバイトの方に高い技術は求めません。
なので、経験豊富で高い技術を持った一般土木作業員の補助業務を行うのが土木のバイトの仕事内容です。
土木作業員のアルバイトは高校生も可能？
土木作業員のアルバイトは、16才以上の方なら勤務可能です。
なので年齢的には高校生の方も働けますが、全日制の高校に通っているなら厳しいと思います。
なぜなら土木工事は、ほとんど平日の8:00～17:00に行われるからです。
つまり、授業の時間帯と被っています。
授業が始まる同じ時間帯に土木工事も始まって、同じ時間帯に終わるということです。
日曜日は多くの工事現場も休みですし、土曜日だけアルバイトに行くのも現実的な話ではないでしょう。
確かに土木には夜間工事もありますが、全日制の高校に通う方が働くのは体力的にしんどいはずです。
偏差値30台の高校出身の僕が言っても説得力がないかもしれませんが、学生の本業は勉強です！(笑)
なので全日制の高校に通う方は、平日の夜や土日に働けるアルバイトを探すべきだと思います。
土木のバイトがおすすめの学生の方
先述したように、全日制の高校に通う方が土木のバイトをするのは厳しいでしょう。
しかし以下に該当する学生の方なら、土木のバイトはおすすめできます。
- 定時制高校の方
- 通信制高校の方
- 大学生の方
あくまでも16才以上なら、問題なく働けます。
しかも他のバイトより時給は高いので、学生のお小遣い稼ぎに土木のバイトは人気です。
では1つずつ解説します。
定時制高校の方
多くの定時制高校は、夜からの授業ですよね。
そして、土木のバイトは夕方には終わります。
つまり定時制高校なら、土木のバイトと授業の時間帯は被りません。
なので、バイトをしながら学校へ通うことが可能です。
そもそも定時制高校には、「お金を稼ぐことが1番だが高校は卒業しておきたい」という方が多いのではないでしょうか？
ここまでお話してきたようにバイトの中でも土木は時給が高いので、学生としては十分稼げる人気の仕事です。
確かに、1日のスケジュール的には決して楽ではないでしょう。
朝は通勤、そして夕方まで肉体労働をして、そのあと夜からの授業はハードだと思います。
しかし定時制高校に通う方にとっては、当たり前のスケジュールかもしれません。
実際、僕の友人も定時制高校に通っていましたが、日中はバイトで夜は授業の毎日でした！
定時制高校なら授業時間も少ないですし、出席さえしていれば卒業できるはずです。
ですので夜に学校へ行けばOKの定時制高校に通う方なら、土木作業員のアルバイトはおすすめできます。
通信制高校の方
通信制高校は基本的に自宅学習で、学校は月に1～2回行けばOKです。
つまり時間は余るほどあるはずなので、平日の日中でも夜でもバイトし放題ですね。
それなら土木のバイトができないわけがありません。
なので通信制高校に通う方は、ほとんど学校のことを気にすることなくバイトに専念できるでしょう。
実際、もし僕が高校生に戻れるとしたらバイトをしながら通信制高校に通うと思います。
恥ずかしい話ですが通信制高校を卒業しても、社会に出れば全日制と同じ学歴になることを社会人になってから知りました。
どうせ同じ高卒なら、毎日学校へ行く必要のある全日制に通うメリットもないですし！
今は、さまざまな選択肢があり、良い学校へ行って大手企業に就職するのが安泰な時代ではありません。
その意味では通信制高校に通いながら、普段はバイトで稼ぐのは時代に合った生き方だと思います。
なので通信制高校の方も、バイトに土木作業員を選ぶのはありでしょう。
大学生の方
大学は必要な単位を取ればOKなので、学校へ行く日や休む日を自分で決められますよね。
そのため定時制や通信制の高校に通う方ほどじゃないですが、土木のバイトはできるでしょう。
あくまでも学業に支障のない範囲でなら、土木のバイトをしても良いと思います。
ですが土木の工事現場は、アルバイトでも基本的に毎日働ける方を求める企業が多いです。
つまり「来れる期間だけ来る」の大学生は、採用されにくいかもしれません。
なので面接時に、あなたが大学生であることを職場に説明し、理解していただく必要があります。
その上で、なるべく早く出勤できる日を伝えましょう。
出勤できる日さえ分かれば、企業としても現場の段取りがしやすいので助かります！
ここまでお話してきたように土木のバイトは、全日制の高校に通う方は時間的に無理があります。
しかし学生でも、定時制や通信制の高校に通う方は問題なくできるのではないでしょうか？
そして、相談や工夫をすると大学生の方も可能です。
バイトの中でもガッツリ稼げることに加えて、社会勉強にもなるので土木業界で働くのはおすすめです。
【最後に】正社員で土木作業員をやるのもあり
あなたが社会人の方なら「正社員登用を目指して土木作業員をやるのもありかな」と思います。
なぜなら正社員として土木業界に就職することで、どんどんスキルが身に付いていくからです。
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土木業界は人手不足なので求人はいくらでもありますし、転職サービスの担当者があなたに合った求人を紹介してくれます。
さらに履歴書の添削や年収交渉の代行など、手厚いサポート付きです。
転職サービスは、それだけのサポートがあって完全無料なので気軽に利用できると思います。
新着の求人情報は、定期的に更新されるので要チェックですよ。
ちなみに土木の仕事はAIにはできないので、そのスキルは10年後も20年後も使える一生モノです。
そして将来的に「土木施工管理技士」を取得すると、あなたの市場価値はグンと上がるでしょう。
ちなみに、「土木施工管理技士」になると雇用形態が日給制から月給制になるメリットがあります。
他にも、さまざまな面で優遇されるのが「土木施工管理技士」です！
つまり土木作業員は始めるハードルこそ低いのに、極めると高年収も狙える稀な職業です。
なので以下に該当する社会人の方は、アルバイトではなく正社員で土木作業員を始めることをおすすめします。
- 何となく長期間フリーターや派遣社員を続けてきた
- 学歴がないから低収入で生きていくしかない
- 今の仕事に将来性を感じない
そんな気持ちのある方は、この機会に正社員の土木作業員にチャレンジしませんか？
ぜひ、土木で一生モノのスキルを身に付けましょう。
土木作業員の正社員として働くメリットなどは、下記の記事をご覧ください。
本記事は、土木作業員のアルバイトについて解説してきました。
土木のバイトは、学歴や特別なスキルも経験も不問なので誰でも始められます。
それでも他のバイトより稼げるため、お小遣い稼ぎには十分な仕事です。
昔から「土木はきつい仕事」と言われてきましたが、重機の普及できつさは減少しています。
多少の肉体労働はありますが、最小限なため数ヶ月以内には慣れるはずです。
そして、土木のバイトは主に一般土木作業員の手伝いが仕事になります。
ベテラン土木作業員の仕事を近くで見れるので、非常に勉強になると思います。
学生の方からすれば、良い社会勉強にもなるでしょう。
ぜひ土木作業員として、お金だけでなくスキルや経験も効率よく稼いでいきましょう！
当ブログは土木転職サポートブログとして、土木業界へ転職する方法やスキルアップする方法を発信しています。
土木歴9年の僕が運営しているので、よりリアルな情報を入手できることをお約束します。
なので、あなたが少しでも土木業界に興味があるなら、ぜひ今後も読みに来ていただければ幸いです。
