土木業界への転職を考えていませんか?
土木業界は、人手不足で驚くほどの需要があります。
他の職種よりも就職までのハードルは低いですが、極めると一生モノのスキルが身に付くのでおすすめです。
なので、この機会に土木へ転職してみるのも悪くないと思います。
そこで本記事では、「失敗しない土木業界への転職方法」と併せて「土木にはどんな求人があるか?」解説もします。
本記事を読むことで、あなたが「土木へ転職すべきか?」が明らかになるでしょう。
ちなみに僕は現役で土木業界で働いており、今年で9年目になります!
土木歴9年の経験を基に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
土木への転職におすすめのサービス6つ
まず土木への転職におすすめのサービスを6つ紹介させていただきます。
- 助太刀社員
- RSG Construction Agent
- リクルートエージェント
- 就職Shop
- マイナビ転職
- doda
最低でも、これら6つの転職サービスに登録しておけば転職先を十分見つけることができるでしょう。
すべて、完全無料で利用ができる上に登録料もかかりません。
ちなみに当ブログがおすすめする転職サービスには、大手が運営するものから土木業界に特化したものまであります。
失敗しない転職は、プロの支援を受けるのが確実だと思います。
おすすめの転職サービスについて、今すぐに詳しく調べたい方は下記の記事をご覧ください。
この土木への転職におすすめのサービス6つでは、「転職方法」や「転職サービス登録後の流れ」を詳しく解説しているので参考にしてください。
それでは以下で、簡単にですが各転職サービスの特徴を解説していきます。
助太刀社員
助太刀社員は、長州力さんが出演するテレビCMで話題になっている転職サービスです。
他の転職サービスとは大きく違う点が3つあります。
- 土木・建設業界に特化していること
- 企業から求職者へスカウトが送れること
- 気になることがあれば応募前に質問できること
土木・建設業界に特化しているので、他の職種に目移りすることなく転職活動ができると思います。
さらに気になることがあれば、求職者と企業がお互いにやり取りできる点も便利です。
土木業界は人手不足なので、多くの企業が人材確保に力を入れています。
そこで、気になる求職者を見つけたら直接スカウトが送れるのです。
未経験者でも、年齢が若ければスカウトが来る可能性もあります。
実際、助太刀社員には「未経験OK」の求人は多いですからね!
そして、逆に求職者からも企業へ直接質問ができる仕組みになっています。
求人を見て、気になることがあれば応募しなくても質問が可能です。
つまり予め企業との相性をチェックできるので、わざわざ応募して面接に行ったり働いてみる必要がありません。
ちなみに助太刀社員にはアプリ版もあるので、SNSを見る感覚でスキマ時間に求人情報を確認できます。
そのため、忙しい方でも気軽に利用できるはずです。
ぜひ約16万の企業が利用する助太刀社員で、自分に合った求人を見つけましょう。
下記の記事で、助太刀社員の「5分で完了する登録方法」や「求人の探し方」を解説しているので参考にしてください。
RSG Construction Agent
RSG Construction Agentも土木・建設業界に特化している転職サービスです。
主に、コンサルタントと二人三脚で転職活動を進めていきます。
これが助太刀社員と大きく異なる点です。
そしてRSG Construction Agentのコンサルタントは、みんな業界出身の方ばかりです。
さらに、業界を熟知したコンサルタントが求人を出す企業の社員や経営陣に定期的な取材も行っています。
そのため、より質の高い情報を入手できるでしょう。
そんな土木業界に詳しいコンサルタントが、入社まで徹底的にサポートしてくれるのがRSG Construction Agentです。
実際、RSG Construction Agentを利用した99%以上の方が転職して年収がアップしています!
なので、利用者からの満足度も高いと評判です。
その証拠としてRSG Construction Agentは、ある2つの部門で1位に輝きました。
- コンサルタント信頼度
- 転職サポート充実度
そして、これらの実績からTVでも紹介されています。
まさにRSG Construction Agentは、コンサルタントの信頼も厚くサポートも充実した転職サービスと言えます。
「土木へ転職したいけど、土木業界の知り合いがいない」方には超おすすめです。
ただし地域が限定されているなどのデメリットがあるので、そこは確認してから利用しましょう。
RSG Construction Agentについて詳しくは、下記の記事をご覧ください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、土木業界に特化したサービスではありません。
それでも、土木求人を多く扱っているので登録しておくべき転職サービスです。
ここから紹介するのは、すべて大手になりますがどの大手転職サービスにも土木求人が多くあるので要チェックですよ。
そんなリクルートエージェントは、運営歴が約40年で業界でも老舗になります。
もはや転職系ではお馴染みの、株式会社リクルートが運営しています。
多くの方を転職成功に導いているので、40年で培った転職ノウハウは確かなものでしょう。
実際、リクルートエージェントが紹介した方の入社後6ヶ月以内の離職率はたったの4%です。
この実績を見ても、失敗しない転職ならリクルートエージェントをおすすめします!
登録をしたら、最初に担当者と面談をして希望を伝えることで合った求人を紹介してくれます。
全国に支社があり、地方の方も対面での面談がしやすいですがコロナ渦の現在は完全オンライン面談を実施しています。
そのため自宅から面談ができますし、臨機応変に対応してくれるので在職中の方でも利用しやすいと思います。
その他リクルートエージェントのメリットやデメリットは以下の記事で解説しています。
就職Shop
就職Shopもリクルートエージェントと同じく株式会社リクルートが運営しています。
しかしただの転職サービスとは異なり、20代の若者の就職を支援するサービスです。
つまり20代なら、フリーター・既卒・第二新卒と関係なく利用できます。
特に、以下の強みがあることが特徴です。
- フリーターから初めての就職活動
- 第二新卒の転職
あくまでも若者向けなので、紹介される求人は「人物重視」で採用する企業ばかりです。
若者の可能性を信じる10,000以上の企業が登録をしています。
そして、もちろん土木求人も多くあります。
土木求人への応募はいつでも可能ですが、就職Shopを利用できるのは20代のときだけです。
つまり20代なら、就職Shopを経由すると内定をもらえる可能性はグッと高くなるでしょう。
ですので、これまで事情があり「フリーターを続けてきた方」や就職した会社がブラックで「転職を考えている第二新卒の方」にはおすすめです。
就職Shopについて、詳しくは下記の記事をご覧ください。
正社員になるメリットについて解説しているので参考になりますよ!
マイナビ転職
マイナビ転職は、業界トップクラスの求人数・会員数を誇る転職サービスです。
参考までに会員数と一般求人数を以下に記載しましょう。
- 会員数は2022年5月の時点で715万人
- 一般求人数は2022年7月の時点で16,740件
その中でも、土木系の求人は3,000件近くありマイナビ転職に掲載している職種でもトップクラスの多さです。
さらにマイナビ転職AGENTを利用すれば、非公開求人も紹介してもらえる上に転職活動のスケジュール管理もしてくれます。
そのため、自力で転職活動をするよりも大幅に労力を軽減できると思います。
マイナビ転職も若手の採用に強みを持っているので、若手を求める土木業界とは相性が良い転職サービスです。
加えて公式サイトから、履歴書の添削や面接のアドバイスも無料でしてもらえるサービスに申し込むこともできます。
他にも、転職フェアに参加できたりと登録しておくだけで多くのメリットがありますね。
会員限定の特典も多いですし、完全無料なので損はしません!
ぜひマイナビ転職AGENTの充実したサポートを受けながら土木転職を成功させましょう。
マイナビ転職の詳しい解説は、下記の記事を参考にしてください。
doda
最後に紹介するdodaも業界トップクラスの会員数と求人数を誇っています。
会員数の約72%は34才以下なので、若手に人気がある転職サービスになります。
しかし求人数が多いことから、ハイクラス向けの求人もあるので、すべての年代が利用可能です。
このdodaがリサーチした転職市場によると、土木求人は今後も増加する見込みと発表しています。
ですので、もちろんdodaは土木への転職にも超おすすめです。
何と言ってもdodaは、転職後も1年間はサポートが続くので安心感があります。
ここが「面接の手続きをして内定が出たら終わり」のハローワークとは違うところです。
さらに、地方の求人数は他の転職サービスより圧倒的に多いのもdodaの大きな特徴になります。
土木へ転職をキッカケに以下のことを検討する方にdodaは超おすすめです。
- 地方へ移住したい方
- 都会で働いてきたが地元に帰りたい方
地方で働きたい場合、dodaなら仕事を見つけやすいでしょう。
ちなみに実際にdodaで転職した方のエピソードは、公式サイトから見ることができます。
dodaを利用した方の転職エピソードは、特に参考になるのではないでしょうか?
そもそも完全無料なので、登録することにリスクはないですし不要ならいつでも退会できます。
注意点としてdodaの転職サポートは、3ヶ月と期限があります。
でも期限がある分サポートは充実しているので、最短での転職ならdodaでしょう!
dodaについて詳しくは下記の記事をご覧ください。
利用前にデメリットを知っておくことも大切ですよ。
知り合いからの紹介で土木に転職するのはあり?
もし、知り合いに土木作業員の方がいるなら「うちの職場を紹介しようか?」と誘われることもあるでしょう。
実際、中小企業の土木会社には知り合いの紹介で入社する方は多いです。
では、知り合いの職場に転職するのはありでしょうか?
結論ですが「なし」で、おすすめできません。
その理由は、元からの知り合いがいる職場では仕事がしにくいからです。
確かに、「仕事がしにくい」には個人差があるかもしれません。
しかし、それと併せて何かあって退職をしてしまえば知り合いの顔に泥を塗ってしまうことになります。
その結果として、知り合いの方との仲も悪くなってしまう可能性もありますよね。
それも含めて、知り合いの職場に転職するのはおすすめできません。
そもそも知り合いに紹介された会社が、あなたに合っているとは限りませんしね!
なので、転職はプロの支援がしっかり受けられて自分に合った求人の厳選もしてくれる転職サービスを利用しましょう。
土木は未経験でも転職しやすい
土木へ転職を検討しているものの、「自分は未経験だから転職できるか不安」という方も多いのではないでしょうか?
しかし、未経験でも土木業界には転職できるので大丈夫ですよ。
むしろ他の業界よりも、転職のハードルは低いと思います。
その大きな理由は2つあります。
- 学歴が関係ないこと
- 人手不足なこと
若者が土木業界から離れていることもあり、人手不足に悩んでいる企業が多いです。
僕も9年ほど土木業界にいますが、20代の方は本当にいません。
他の企業を見ても、ほとんど中年の方ばかりです。
こんな状況なので、未経験の若者を育てていかないと土木業界は衰退していくだけでしょう。
加えて、学歴不問な業界でもあるので未経験でも容易に転職ができます!
しかし、未経験の方は就職する企業にだけは気を付けましょう。
求人に「未経験OK」と記載しておきながら、実態はまったく未経験者を育てる気のない企業もあります。
そんな企業の狙いは、安く雇える未経験者に現場で雑用などをさせることになります。
または、そもそも人を育てる器を持っていない人間ばかりの会社もあります。
正直、未経験の方がそのような企業に就職してしまうと地獄です。
僕が新卒で入社してしまった建設会社が、まさにそのような企業でした。
確かに土木は誰でも始められますが、一人前になるには時間が必要です。
それを育てる気もなく、むしろバカにする幼稚な大人ばかりいる土木会社も存在します。
誰だって最初は未経験から始めるのに、恥ずかしい話ですよね。
最初こそ大変でも土木は、しっかり経験を積んでいけば誰でも手に職を付けられる仕事です。
でも会社選びを間違ったために、挫折するのはもったいないと思います。
ですので未経験から土木へ転職をする場合、会社選びだけは慎重に行いましょう!
年収も気になるところですが、それよりも「働きやすさ」や「人間関係」のほうが未経験者には重要です。
ですが、会社の中のことは実際に入社するまで分からないことも多いですよね。
もし転職をしてから、会社の人間関係に悩んだら転職サービスの担当者に相談することをおすすめします。
仕事内容じゃなく、人間関係で悩むのは時間の無駄なので即退職しても問題ないでしょう。
すぐに辞めてしまっても、土木なら他にも転職先はたくさんありますからね。
こんな方は土木へ転職がおすすめ
ここまで未経験者でも、土木へ転職できる理由を解説してきました。
誰でも始められる業界ではありますが、特におすすめなのは以下に該当する方たちです。
- フリーターから正社員を目指したい方
- 就職したいけど学歴に自信がない方
- 一生モノのスキルを身に付けたい方
では1つずつ「なぜ、おすすめなのか?」理由を解説します。
フリーターから正社員を目指したい方
「フリーターから一念発起して正社員を目指したい」そんな方に土木へ転職はおすすめです。
実際、さまざまな事情があってフリーターを続けている方は多いと思います。
- 就活に失敗した
- やりたいことが分からない
- 就職したが続かなかった
でも特に男性なら、「いつまでもフリーターのままではダメ」と分かっているでしょう。
まだ20代のうちはいいかもしれませんが、30才前後になると焦り始める時期ではないでしょうか?
しかしフリーターの期間が長かった方ほど、正社員として働く先の選択肢は限られてしまいます。
仮に正社員として就職できても、単純作業だったり安月給な仕事が多いと思います。
ただ土木は、単純作業でも安月給なわけでもありません!
経験を積んで資格を取り、一人前になれば月給30~40万も目指せる業界です。
つまり土木は、フリーターから高収入の正社員を目指せる少ない選択肢の1つなのです。
就職したいけど学歴に自信がない方
「就職はしたいが学歴に自信がなくて」と一歩を踏み出せない方も多いでしょう。
そんな方にも土木へ転職をおすすめします。
その理由は、先述したように土木業界に学歴なんて関係ないからです。
もし中卒と大卒の方が同じ時期に入社しても、どちらも無資格の未経験者なら給料は同じになります。
要するに、学歴じゃなく就職してからが勝負なのが土木業界なのです。
そもそも土木業界に高学歴の方は少なく、中小企業なら大半が高卒か中卒の方が働いています。
僕の同級生も中卒で土木業界に転職をして、今では普通のサラリーマン並みの収入を稼いでいます!
確かに全国に名が通るくらいの大手企業なら、大卒じゃないと入社できない場合はあります。
でも、ほとんどの中小企業なら中卒であっても就職できるでしょう。
それに、最初から大手企業に就職する必要もありません。
もし大手企業で働きたいなら、まずは中小企業でスキルを磨いてからでも遅くないと思います。
なので、学歴にコンプレックスを抱えていても、土木業界なら低学歴の方が多いので気にならないでしょう。
それでも、しっかり手に職を付けられるので超おすすめです。
一生モノのスキルを身につけたい方
近年AIの普及により「10年後にはAIに奪われる仕事」が話題になっています。
簡単に言えば、単純な仕事はAIが代行する時代が来るということです。
たとえばコンビニのレジや大手飲食店は、すでに機械化が始まっていますよね。
だからこそ、いまは正社員で働いていてもAIが代行できそうな仕事なら安心できません。
現在のあなたの仕事は「AIに奪われない一生モノだ」と言えるでしょうか?
会社が倒産したり退職したりしたら、何も残らない「その日しのぎの仕事」ではないでしょうか?
その日しのぎで働くのが悪いわけではないですが、いくら正社員でも単純作業ではスキルも付かないですし給料も安いでしょう。
それなら、生活費と共に一生モノのスキルも稼げる仕事をしたほうが得だと思いませんか?
そして、土木ならAIに奪われる心配がない仕事です。
それぞれの現場で応用が必要になるので、AIがやるには限界があるのですね。
だからこそ土木業界に転職して、身に付いていくスキルは一生モノです。
その土木会社を辞めたとしても、スキルが無駄になることはありません。
なので、いまは正社員として働けていても以下の悩みがある方に土木はおすすめです。
- 毎日が単純作業で飽きてきた
- 給料も安い
- この仕事を続けてもスキルは付かない
20~30代で正社員の経験があれば、未経験でも問題なく採用されますよ。
土木の職種一覧
土木と言っても、さまざまな職種や業種があります。
簡単にですが、職種と業種の一覧を以下に記載します。
職種 | 業種 |
施工管理 | 土工 |
重機オペレーター | 舗装 |
現場作業員 | 型枠 |
鉄筋 | |
法面 | |
伐採 | |
コンクリート |
この3つの職種で、各現場で必要な業種を行っていきます。
では3つの職種は、それぞれ「どんな役割があるのか?」を以下で解説します。
施工管理
この施工管理が、土木業界では最も重宝される職種です。
現場監督として、任された現場の全責任を背負って工事を進めていきます。
そのためプレッシャーは超重いですが、その分だけ給料も高めです。
主に行うのは、以下のような仕事になります。
- 現場の測量
- 設計
- 積算
- 作業計画
- 発注者や下請け業者との打ち合わせ
- 施工状況などの写真撮影・整理
- 発注者へ書類を提出
つまり現場で作業することは少なく、あくまで管理をする職種です。
現場でスコップを持ったり、重い資材を運んだりの肉体労働はありません。
重宝される職種なので、土木へ転職するなら最終的には、この施工管理を目指しましょう。
ただし、施工管理をするには資格や実務経験が必要です!
大手企業の新卒採用なら、「監督見習い」として最初から施工管理としてスタートする場合があります。
しかし個人的にはですが、いきなり施工管理はおすすめしません。
それでは、現場で作業する方の気持ちが分からない傲慢な現場監督になってしまうからです。
僕は「施工管理」も「オペレーター」も「現場作業員」すべての経験がありますが、新卒では監督見習いとして就職しました。
新卒で入った会社を1年で辞めた結果として、現場作業員をすることになったのです。
そして、今では「作業員を経験できて良かった」と思っています。
その経験がなければ、現場で作業する方の苦労や大変さが理解できなかったでしょう。
そもそも未経験の中途採用なら、現場作業員からスタートさせる企業がほとんどです。
なぜなら、最初から施工管理をさせるほど企業も余裕がないからです。
ですので、土木へ転職をするなら最終的には施工管理を目指してほしいですが、まずは現場作業員から始めることを推奨します。
現場の流れを覚えることと並行して、作業員の方の気持ちも理解することが大切です。
そこから資格も取って、徐々にスキルアップしていきましょう。
そんな感じで、施工管理は現場で作業するのではなく、あくまで現場を管理する職種です。
重機オペレーター
重機オペレーターは現場で作業しますが、主に重機に乗るのが仕事です。
- バックホウ
- タイヤショベル
- クレーン車
最も乗ることが多い重機はバックホウになるでしょう。
これは、穴を掘るときに活躍する重機なので土木では定番です。
ただし雪国の場合は、除雪もあるため冬にはタイヤショベルに乗る機会も多くなります。
除雪作業も、土木業界の仕事なのです。
ちなみに重機オペレーターは、土木業界では施工管理の次に重宝される職種になります。
重機で作業するので、肉体的な負担は少ないです。
しかし、イメージできるかもしれませんが危険が伴う職種でもあります。
重機を建物にぶつけてしまったり転倒させたり、最悪の場合は人間と接触事故を起こすなど。
なので、施工管理と同じく資格と経験が必要なので未経験の方がいきなり任せられることはないでしょう。
最初は広い場所で乗ってみたり、現場の余裕があるときに練習させてもらえば良いと思います。
そうやって、ある程度の操作に慣れてから現場で乗ると上達が早くなりますよ!
いまは難しいと思うかもしれませんが、車のように乗っていれば誰でも乗れるようになりますから。
施工管理ほど重宝はされませんが、重機を動かすスキルは一生モノなので磨いておきましょう。
現場作業員
現場作業員は、施工管理をする方の指示に従い現場で作業を行います。
業界では「土工」とも言います。
主に以下のような作業がメインです。
- スコップで穴を掘る
- 鉄筋を組む
- 型枠を作る
- 舗装を均す
重機ではできない作業をするのが、現場作業員です。
ただし高度な技術がいる場合は専門業者に依頼することもあります。
たとえば、鉄筋屋や型枠大工や舗装屋など、1つの業種を専門とする会社があるのです。
なので土木作業員なら、それらの業種を広く浅く覚えておけば問題ありません。
この現場作業員こそ資格も必要ないですし、誰でもすぐにできる仕事も多いです。
つまり、未経験の方が土木へ転職したら現場作業員から始まります。
最初は雑用ばかりさせられたり、大変かもしれませんが誰もが経験することです。
1つずつ確実に、できることを増やしていきましょう!
その結果として、重機オペレーターから施工管理へとスキルアップできますから。
では、土木の職種と業種をもう1度まとめます。
職種 | 業種 |
施工管理 | 土工 |
重機オペレーター | 舗装 |
現場作業員 | 型枠 |
鉄筋 | |
法面 | |
伐採 | |
コンクリート |
土木にはこんな求人が多い
ここまで解説したように、土木は人手不足なので「施工管理」「重機オペレーター」「現場作業員」のいずれも求人が多数あります。
その中でも求人サイトには、「重機オペレーター」と「現場作業員」の求人が非常に多いです。
ちなみにスマホで「土木求人」と検索をすると、複数の大手求人サイトが表示されるのでチェックしてみましょう。
もちろん「未経験OK」の現場作業員の求人が多いので、そこは狙い目ですよ。
いまは、わざわざハローワークに行かなくても求人はスマホ1台で見れる時代です。
なので、スマホで求人サイトから応募するのもありかと思います。
土木求人について詳しくは下記の記事をご覧ください。
土木施工管理技士からおすすめの転職先
本記事を読んでいただいている方には、「土木から転職したい」と悩んでる方もいるかもしれません。
確かに土木は、向き不向きが激しい仕事だと思います。
土木施工管理技士なら、残業は当たり前ですし人間関係も超めんどくさいですよね。
そのため誰でも始められますが、誰にでも向いている仕事ではありません。
実際、僕も土木を9年続けてきて2級土木施工管理技士の資格も取得しましたが、ここに来るまでは何回も辞めたいと思いました。
魅力も多い土木ですが、健康が1番なので合わないなら転職してもOKだと思います。
参考までに、土木施工管理技士からおすすめの転職先は以下5つです。
- 公務員
- 営業マン
- トラック運転手
- 工場作業員
- IT関連
これらの職種が土木からの転職におすすめの理由は、下記の記事をご覧ください。
経験者なら公務員の土木職へ転職もあり
土木施工管理技士からおすすめの転職先の1つに公務員がありましたね。
もし、土木の経験が豊富なら公務員の土木職への転職はおすすめです。
民間からでも、「社会人採用者枠」の公務員試験を受けることで転職できます。
実際、僕の知り合いも民間の土木会社から公務員へと転職をしました!
公務員の土木職なら、経験も活かせますし休日数も増えるメリットがあります。
なので、土木施工管理技士から転職したい理由によっては公務員へ転職を検討しても良いと思います。
公務員の土木職への転職について詳しくは、下記の記事をご覧ください。
まとめ:土木は転職しやすい業界なのでおすすめ
土木は他の業界と比べても、転職しやすい業界になります。
学歴不問ですし入社の時点では、資格などを持っていなくても大丈夫だからです。
そのため、以下のような方には特におすすめです。
- フリーターから正社員を目指したい方
- 就職したいけど学歴に自信がない方
- 一生モノのスキルを身に付けたい方
人手不足により転職のハードルは、さらに低くなっています。
しかも、土木施工管理技士の合格基準も下がっているので今が狙い目です。
土木業界には、「施工管理」と「重機オペレーター」と「現場作業員」の3つの職種があり求人も多数あります。
施工管理が最も重宝されますが、現場作業員からスタートするのが一般的です。
焦らず徐々にスキルアップしていきましょう。
そして施工管理までいくことができれば、一生モノのスキル習得が完了します。
当ブログでおすすめしている転職サービスのキャリアアドバイザーに相談すれば、あなたに合った求人を紹介してくれます。
完全無料で手厚いサポートを受けることができるので、ひとまず登録だけでもしてみませんか?
若手を求める企業が多いことに加え、信頼のある転職サービスからの紹介なら土木への転職は簡単です。
おすすめの土木転職サービスは以下に記載しておきます。