毎日がストレスで、「現場監督から異業種へ逃げたい」と心が叫んでいませんか?
現場監督は決して楽な仕事じゃないので、無理をしすぎると身体を壊す危険があります。
しかし、「現場監督が異業種に転職できるのか?」という不安があるのも事実でしょう。
でも、現場監督が異業種への転職は問題なくできるので安心してください。
そこで本記事では「現場監督が異業種へ転職できる理由」と併せて、「転職する際の仕事の選び方」を解説します。
さらに、そこからの「具体的な転職方法」や「おすすめの転職サービス」も紹介するので最後まで読んでいただければ幸いです。
ちなみに、僕もわずか1年で土木の現場監督から逃げた人間です!
でもその結果、年収が100万アップしたり働きやすい環境を転職によってGETできた経験があります。
その経験から、現場監督を辞めて良かったことなども共有させていただきます。
本記事は実際に現場監督を辞めた僕の経験を基に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
現場監督が異業種へ転職は可能
結論として、現場監督が異業種への転職は可能です。
しかし、「現場監督しか経験のない自分が異業種に転職できるの?」と不安な方も多いと思います。
ですが「未経験歓迎」や「学歴不問」の求人は、多数あるので異業種にも転職はできるはずです。
そして、その他にも「異業種へ転職できる」と断言するのには以下5つの理由があります。
- 忍耐力が身に付いているから
- 段取りが習慣になっているから
- 仕事の流れを掴めるから
- 対応力があるから
- 他の仕事が楽に感じるから
これは、現場監督を経験した方だからこその転職できる理由です。
では1つずつ解説します。
忍耐力が身に付いているから
現場監督の経験があるなら、普通の方より忍耐力があると思います。
その理由は、今までの現場であった出来事を思い出してみてください。
- 幼稚な作業員や気性の荒い職人との人間関係
- 上司からのパワハラ
- 責任の重さに耐えてきた
他の仕事では考えられないことに、現場監督は耐えてきているのです。
それで身に付いた忍耐力が活かせる業種は、たくさんあります。
実際、どの仕事でもある程度の忍耐力は必要ですよね。
忍耐力がないと続かないですし、一人前にもなれないでしょう。
でも、現場監督を経験した方なら最低限の忍耐力を既に持っているはずです。
僕も新卒でブラック企業に現場監督として就職しましたが、そこで忍耐力はかなり鍛えられました!
もちろん、過度な理不尽に耐える気はないですが普通の方の倍以上は忍耐力があると自負しています。
つまり異業種で、がんばるために必要な忍耐力があるので大丈夫なのです。
段取りが習慣になっているから
「段取り八分」の言葉がありますが、確かに仕事を効率よくする上で段取りは重要です。
これは職種に関係なく、すべての仕事に共通しているでしょう。
そして現場監督は、特に段取りが習慣になっているはずです。
なぜなら、そもそも現場監督は段取りが主な仕事だからです。
なので、その段取りをする習慣は異業種にも有効でしょう。
忍耐力を活かし、仕事を続けていくうちに異業種でも自然と段取りができるようになると思います!
だからこそ、すぐに異業種でも効率よく仕事ができるはずですよ。
仕事の流れを掴めるから
そもそも現場監督は、現場全体の流れを理解していないとできない職種です。
流れが分からないと、当然ですが段取りもできないですよね。
つまり現場監督には、仕事の流れを掴もうとするクセが付いているのです。
建設以外にも、必ず仕事の流れはあります。
そのため現場監督の経験があれば、仕事の流れを理解するスピードが他の方より早いと思います。
加えて、もし流れがシンプルな仕事に転職するなら、慣れるまで時間もかからないでしょう!
実際、異業種には建設や建築よりシンプルな仕事がたくさんあります。
対応力があるから
現場監督の仕事は、予定通りに進まないことが多いですよね。
たとえば、以下みたいなことは日常茶飯事だと思います。
- 発注者からの追加注文
- 現場で予想外のトラブル
- 上司からの呼び出し
だからこそ、何か問題が発生しても動じない対応力も鍛えられる職種です。
逆に問題が発生するたびにイライラしていては大変でしょう。
なので、「多少のトラブルは当たり前」くらいで対応する精神が必要になります。
そして、その対応力は異業種でも十分活かせるでしょう。
要するに忍耐力や対応力も併せて、「仕事に求められる力」は人並み以上なのが現場監督なのです。
だからこそ、未経験の異業種に転職しても通用しますよ!
そもそも最初は誰もが未経験ですし、現場監督で培った経験が異業種での成長を早めてくれるでしょう。
他の仕事が楽に感じるから
現場監督から異業種へ転職すると、他の仕事が楽に感じると思います。
もちろん、「他は楽な仕事ばかりだ」という意味ではありません。
あくまで、人によってはきつい仕事でも「楽に感じてしまう」ということです。
そのくらい現場監督は、精神的にも肉体的にも大変な仕事なのですね。
ちなみに、僕も学生時代に飲食店や郵便局でアルバイト経験があり、当時は「この仕事はきつい」と感じていました。
しかし現場監督を経験した今なら、「現場監督よりめちゃくちゃ楽だったな」と思っています!
以上、この5つが「現場監督が異業種へ転職できる」と断言する理由でした。
つまり、あなたは既に異業種でも通用する力を持っているので現場監督からの転職は余裕でしょう。
実際、仕事はたくさんあるので現場監督で働くことが限界なら転職活動を始めましょう。
現場監督から異業種へ転職する際の仕事の選び方4つ
「現場監督が異業種へ転職」と言っても、仕事は多く存在するため転職先に迷ってしまうのではないでしょうか?
なので、あくまで目安ですが以下4つの選び方を基準にして転職先を決めてみましょう。
- 人間関係が少ない仕事を選ぶ
- 自分のペースで進められる仕事を選ぶ
- 土日休みの仕事を選ぶ
- 今の年収を維持できる仕事を選ぶ
では1つずつ「具体的にどんな職種があるか?」も併せて解説します。
人間関係が少ない仕事を選ぶ
現場監督として働く以上、人間関係で悩むことは多かったと思います。
なので、せっかく異業種へ転職するなら「人間関係が少ない仕事」を選んでみてはどうでしょうか?
現場監督だと1人で仕事をする機会は、ほとんどなかったはずです。
だからこそ、人間関係が少ない仕事は天国かもしれません。
ちなみに僕も最近は、少人数や1人で仕事をする機会が増えてきました。
その中でも、特に1人で働いているときはストレスが0です!
上司からのパワハラや作業員との人間関係で悩んでいた新卒の頃が、バカバカしくなるくらいです。
ちなみに、ある有名な本では「人の悩みの95%は人間関係が原因」と言っています。
ですので、現場監督として人間関係で消耗してきたなら、ぜひ検討しましょう。
最近の「人間関係が少ない仕事」の代表格は、在宅勤務ですね。
実際に、「在宅勤務OK」の企業も増えているのでチャンスがあります。
その他に、人間関係が少ないのは以下の仕事になります。
- 長距離トラックドライバー
- 警備員
- 工場
- 検針員
- 配送員
自分のペースで進められる仕事を選ぶ
現場監督は作業員から質問されたり、いきなり呼び出しを受けたりで自分のペースでは仕事がやりにくいですよね。
おそらく、ペースを乱されてイライラした経験が何回もあるのではないでしょうか?
そんなことで、もうイライラしたくない方は自分のペースで進められる仕事を選んでみましょう。
正直、仕事のペースなんて人それぞれです。
「時間はかかるが仕事は丁寧な方」もいれば、「スピードは早いが仕事は雑な方」もいます。
でも、どちらが正解というのはありません。
しかし、ここを価値観の押し付けによってペースを乱されることが土木・建築業界のあるあるです!
なので、自分のペースで進められる仕事をしてみると、気楽に働けるかもしれません。
ちなみに人間関係が少ないからこそ、自分のペースで進められるので「どんな仕事があるか?」は前項と同じになります。
しかし、併せてお伝えするとIT関連の仕事もおすすめです。
パソコン1台あれば、自宅でもできて副業からでも始められますよ。
土日休みの仕事を選ぶ
土日休みの仕事なんて、現場監督にしたら夢のようですよね。
基本的に、建設・建築業界の休みは日曜日だけですし、現場監督には残業も当たり前にあったでしょう。
つまり、平日も週末も自分の時間が少ない職種です!
ですので、もっとプライベートを充実させたい方は土日休みの異業種を選ぶのはどうでしょうか?
もし土日休みの業界に転職できれば、シンプルに現場監督よりも年間休日数が2倍になります。
そう考えると、週休1日は相当きついと思います。
そして、土日休みの代表格こそ公務員です。
異業種とはいえ、公務員の土木職に転職すれば現場監督として培った知識も活かせます。
併せて、休日数も増えるなら最高でしょう。
ちなみに、公務員の他に土日休みの仕事は以下があります。
- 事務職
- 営業マン
- 銀行員
- 経理
参考までに、顧客が企業の仕事なら土日休みの可能性が高い傾向にあります。
今の年収を維持できる仕事を選ぶ
特に家庭をお持ちの方なら、「現場監督のときの年収を維持することが1番」という方もいるでしょう。
その場合は、なるべく年収を下げないための転職を意識しましょう。
ですが現場監督の年収は、他の仕事と比較しても高めです。
なので、やみくもに異業種へ転職すると年収が大幅にダウンする危険性があります。
ちなみに年収500万が狙える職種は以下です。
- ITエンジニア
- 営業職
- 医療系
- キャリアアドバイザー
現場監督の平均年収が約490万なので、これらなら今の年収を維持できると思います。
いずれにしても、異業種に転職して生活が苦しくならないように注意しましょう。
現場監督が異業種に転職する方法
現場監督が異業種へチャレンジするなら、転職サービスを利用しましょう。
確かに地元のハローワークで紹介してもらったり、求人サイトからでも応募はできます。
しかし、ハローワークと求人サイトには致命的な欠点があることをご存知でしょうか?
それは、転職サポートが一切ないことです。
特にハローワークの職員は、紹介できそうな求人を適当に紹介するだけで、求職者のことは何も考えていないのです。
なぜなら、あなたを転職に成功させても給料が増えることはないからです!
つまり「あなたの転職活動なんてどうでもいい」が本音なのですね。
そのようにハローワークと求人サイトには、転職の本格的なサポートがありません。
でも、転職サービスならプロの充実したサポートを受けながら転職活動ができます。
まず最初に担当のキャリアアドバイザーと面談をするんですが、そこで現状と転職の希望を伝えます。
そして後日、面談で聞いた話を基に、あなたに合った求人を厳選してくれるのです。
ちなみに、転職サービスは求職者を転職に成功させることで事業が成立しているので、いい加減な求人は紹介できません。
「ブラック求人を紹介された」など、もしネットで悪評が広がってしまったら、転職サービスを利用する方がいなくなります。
そうなると、企業からの紹介料で成り立っている転職サービスは倒産します。
だからこそブラック企業に転職させるわけにはいかないですし、転職に成功してもらう必要があるのです。
ここがハローワークと転職サービスの決定的な違いです。
だからこそ、ハローワークで紹介される求人より、よっぽど信頼感があると思います。
さらに求人を紹介してからも、内定をいただき実際に入社するまで以下のサポートが続きます。
- 履歴書の添削
- 面接のアドバイス
- 面接日の調整
- 企業へ年収交渉
初めての転職で、しかも異業種を狙うならサポートはあったほうがいいと思います。
これだけのサポートをしてくれる転職サービスですが、利用は完全無料です。
ハローワークや求人サイトも無料ですが、転職サービスのほうが圧倒的に手間を省けます。
どれでも完全無料なら、楽に転職活動ができたほうがいいのではないでしょうか?
なので、現場監督から異業種への転職は、その道のプロである転職サービスを利用しましょう。
異業種の転職先を見つけやすいサービス3つ
そこで異業種の転職先を見つけやすい転職サービスを3つ紹介します。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビ転職AGENT
いずれも幅広い職種の求人を扱っている大手転職サービスです。
加えて「土日休み」や「未経験OK」など条件も指定して求人の検索ができます。
そのため、異業種の転職先が必ず見つかるでしょう。
では、1つずつ特徴を解説します。
ちなみに、当ブログがおすすめする転職サービスをまとめた記事が以下になります。
「慎重に決めたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントなら、他の転職サービスより転職に失敗する可能性は低くなります。
その根拠は、リクルートエージェント経由で転職した方の離職率は4%という実績です。
つまり、利用者の100人中96人を転職成功に導いているのです。
もし6ヶ月以内に退職をされた場合、リクルートエージェントは企業に対して紹介料を返金しないといけません。
要するに企業からいただく、この紹介料で事業が成り立っているため、あなたは完全無料で利用できるのです。
いい加減な求人を紹介して、すぐ退職されては事業になりません!
だからこそハローワークなんかより、あなた向けの求人を真剣になって探してくれるのです。
加えて運営歴40年という長い歴史による企業からの信頼感と、確かな転職ノウハウを熟知していることも大きいでしょう。
ですので失敗しない転職は、ぜひリクルートエージェントに任せましょう。
下記の記事で、リクルートエージェントの登録方法を画像付きで解説しているので、参考になれば幸いです。
doda
dodaは、業界でもトップクラスの求人数があります。
単純に数が多ければ、あなたに合った異業種も見つけやすいはずです。
もちろん、それだけでなくdodaは転職後でもサポートが続くので助かります。
正直、初めての転職でしかも異業種なら不安だらけだと思います。
もし採用後に少しでも不安があれば、dodaの担当者に相談しましょう。
dodaでは、転職後も1年間はサポートしてくれます。
実際「向いてないから辞めたい」や「思ってたのと違った」などの理由で退職したくなることはあるでしょう。
でもハローワークなら当然「内定が出れば終わり」なので、自力で解決するしかありません。
もちろん、求人サイトから応募した場合も同様です!
しかしdoda経由で転職した企業なら、仮にすぐ辞めたとしても引き続き求人紹介などのサポートが続きます。
他にも、公式サイトで有効な情報を無料で収集できたりとメリットは多数あります。
不要ならいつでも退会できるので、気軽に登録してみましょう。
dodaの登録方法や詳しい解説は下記の記事をご覧ください。
マイナビ転職AGENT
マイナビ転職AGENTも定番の転職サービスで、幅広い職種や条件に対応しています。
そのため、異業種へ転職したい方におすすめです。
さらに、その中から業界やターゲットを絞った専門サイトも併設しているのがマイナビ転職ならではの特徴になります。
たとえば、若手の方が本気で転職先を探すならマイナビ転職AGENTが超強いです。
若手向けの専門サイトだからこそ「未経験OK」の求人が多いので、いろんな異業種が見つかるでしょう。
併せて、転職活動の大半のスケジュール管理も代行してくれるので、在職中の方も利用しやすいと思います。
本記事だけでは伝えきれないマイナビ転職AGENTの魅力は、下記の記事を参考にしてください。
希望通りの異業種が見つからないときの対処法
正直、100%希望通りの異業種が見つかることは稀でしょう。
どうしても希望の異業種が見つからないときの対処法は、「こだわる部分」と「諦める部分」を決めることです。
たとえば、「年収は下がるが、土日休みだからOK」というイメージになります。
この場合の「こだわる部分」と「諦める部分」は以下です。
- こだわる部分=土日休み
- 諦める部分=年収が下がる
確かに、年収も上がって土日休みなら最高だと思います。
さらに、人間関係からも解放されるなら天職でしょう。
しかし残念ながら、未経験の異業種にそんな都合の良い求人は期待できません!
だからこそ、「絶対にこだわる部分」と「諦めてもいい部分」を決めた上で転職活動をしましょう。
現場監督を辞めたくなる理由4つ
現場監督は、離職率が高い職種と言われており、多くの方が実際に辞めているのです。
まだ現役だとしても、「辞めたい」と思いながら働いている方が大半だと思います。
そして現場監督を辞めたくなるのは、ほとんど以下の4つが理由ではないでしょうか?
- 作業員との人間関係
- 上司からのパワハラ
- 責任が重い
- プライベートにも悪影響を及ぼす
では順番に解説します。
作業員との人間関係
現場監督を辞めたくなる1つ目の理由は、作業員との人間関係です。
土木や建築の現場で働く作業員は、とにかく気難しい方が多いですよね。
たとえば昭和のような「仕事=根性論」みたいな方がいると、本当にめんどくさいと思います。
それだけならいいですが、人間的に幼稚な方も多いので相手にするのは疲れますよね。
ちなみに、こんな方が多いのではないでしょうか?
- 年下にマウントを取りたがる
- 仕事を押し付ける
- 仕事中は愚痴ばかり
もちろん職業で人を決めるのは良くないですし、作業員みんなが幼稚な方ではありません。
しかし建設業界は学歴不問なこともあって、いろんなタイプの方が多いのは事実です!
このように大人にも関わらず、性格が幼稚な作業員や気難しい方たちとの人間関係に限界を感じる現場監督は多いと思います。
上司からのパワハラ
現場監督にとって、人間関係の問題は作業員との間だけではありません。
ベテランの現場監督なら、会社内でも立場が上なので人間関係に悩むことは少ないでしょう。
しかし、新米の現場監督には上司からのパワハラはよくある話です。
たとえば、以下のようなパワハラ発言は毎日のようにあるかもしれません。
- 早く現場を終わらせろ
- そんなことも分からないの?
- お前はバカか
このように、無理な要求や人格否定は今でも当たり前に行われているでしょう。
実際、僕も現場監督として新卒で就職した会社がこんな感じでした!
つまり、新米もしくは若手の現場監督は、作業員と上司に人間関係の板挟みを受けるのです。
悩んでも他人は変わらないので、辞めたくなるのも無理はないですよね。
責任が重い
現場監督は、責任が重い仕事です。
- 工事の段取り
- 日程の管理
- 現場の安全
- 工事の進捗状況
さらには現場の利益も含めて、これらのすべてが現場監督の責任で作業が進んでいきます。
だからこそ、もし現場で大事故が発生した場合は現場監督がまず責任を問われます。
もちろん、作業員の施工ミスで損害が出た場合も責められるのは現場監督です。
要するに、担当になった現場のすべての責任を背負う仕事になります。
このプレッシャーは、経験した方じゃないと分からないでしょう!
仮に現場に問題が発生したのが夜中でも、容赦なく呼び出しが来るので安心して寝られないですよね。
これだけ責任の重い仕事ですが、あくまでも従業員なので現場の利益は会社のものです。
ブラック企業なら、給与など待遇も作業員より少しだけ良い程度なので、割に合わないと感じる方もいるでしょう。
その結果、「ここまでして現場監督はやりたくない」と退職を考えてしまうのかもしれません。
プライベートにも悪影響を及ぼす
真面目な性格の方ほど、プライベートのときでも現場のことを気にしてしまいます。
でも、それがポジティブなことを考えているなら問題ありません。
しかし「現場監督を辞めたい」と思っている方は、以下のようにネガティブなことを休日にでも考えていると思います。
- 明日、仕事に行きたくない
- 現場の〇〇失敗したらどうしよう
- 損害を出さないか心配だ
正直、これではプライベートにも悪影響を及ぼしてしまいます。
実際、休日に仕事のことを考えたとしても、その分の給料は出ていないので気にするだけ損です。
しかし真面目な方は、考えても無駄なことが分かっていても、考えてしまうでしょう。
プライベートを充実させるために働くのに、仕事が原因で楽しめないのはおかしい気がします。
だからこそ、現場監督を辞めたくなってしまうのです!
現場監督を辞めてよかったことは3つ
冒頭でお伝えしたように、僕は1年で現場監督を辞めました。
その経験から「現場監督を辞めてよかった」と思うことが3つあるので以下に記載します。
- 気楽になった
- 残業がなくなった
- 積極的に仕事ができるようになった
1つずつ解説するので、これから現場監督を辞める方の参考になれば幸いです。
気楽になった
現場監督を辞めると、本当に気楽になります。
なぜなら、本記事で解説したように現場監督は責任が超重い仕事だからです。
加えて僕の場合は給料も手取り12万、人間関係も最悪なブラック企業だったので、辞めたときの解放感がすごかったです。
ちなみに、現場監督を辞めたあと土木作業員として再就職をしました!
作業員なら現場で自分に与えられた仕事をすればOKなので、現場監督よりも責任は全然ありません。
当時の「異業種に転職するだけで、こんな気楽なのか」という衝撃を今でも鮮明に覚えていますね。
ですので、現場監督を辞めると気楽になりますよ。
残業がなくなった
現場監督のときは、残業が当たり前で1日の拘束時間は12時間でした。
ただし現場監督を辞めてからは、基本的に定時に帰れるようになり残業もなくなりました。
毎日18時くらいに帰宅できるのは、現場監督では考えられないと思います。
そして残業がなくなると、自分の時間も増えます。
時間があれば副業もできますし、スキルアップのための勉強もできます!
また、家族や友人と過ごす時間の確保も可能です。
なので、残業がなくなったのは本当によかったと感じています。
積極的に仕事ができるようになった
現場監督をやっていたときは、失敗を恐れて仕事に対して消極的でした。
責任の重い仕事だからこそ、失敗すれば大損害を出してしまう危険があるからです。
加えて、上司からのパワハラや作業員からの口出しもあればなおのことです。
こんな状態で、積極的にチャレンジするのは難しいでしょう。
でも現場監督を辞めてからは、この気持ちはなくなりました。
他の仕事なら、仮に失敗したとしても現場監督ほどの損害を出す恐れもないですし責任もありません。
だからこそ「失敗は当たり前」という気持ちで、仕事に対して積極的になれたのです。
しかも僕の場合は現場監督から転職したことで、労働環境も改善されたことが大きいと思っています。
以上、僕が現場監督を辞めてよかったと思うこと3つでした!
「どんな異業種に転職するか?」で、精神的にも時間的にもかなり楽になると思いますよ。
現場監督を辞めて後悔はある?
まったく後悔はありません。
その理由こそ当時は以下のような状態で、もう現場監督を続ける気力がなかったからです。
- 上司からのパワハラ
- 幼稚な作業員との人間関係で消耗
- 仕事のことを考えると昼食も喉を通らない
- 正社員なのに給料も手取り12万
- 休みも日曜日だけ
そのブラック企業で現場監督を続けても、明るい未来が全然イメージできませんでした。
このように本当に限界が来て辞めたので、後悔なんて1mmもしていません。
しかも実際に辞めたおかげで、年収も100万アップさせることができたので結果オーライです。
さらに、現場監督は辞めたものの土木を続けた甲斐もあって2級土木施工管理技士も取得できました。
その経験から断言しますが今のあなたも本当に限界を感じており、自分の判断で辞めるなら絶対に後悔はしないでしょう。
もし後悔する可能性があるなら、それは異業種に転職して年収が下がることかもしれません。
ここは家族の方と話し合うしかないので、僕からはアドバイスできません!
でも、お金よりも自分の身体が1番なので年収のためだけに無理をする必要はないと思います。
1年目で辞める現場監督が多い理由
近年は、就職しても1年目で現場監督を辞めてしまう方が多いです。
その理由は、実際に1年で辞めた僕だからこそよく分かります。
ここまで解説したように、現場監督は「プライベートより仕事が好き」みたいな人間じゃないと続かない仕事です。
そして今の若者は、仕事よりプライベートを充実させたいと考える方が多いのです。
つまりシンプルに今の若者の価値観に、現場監督の仕事が合ってないことが大きな理由でしょう。
さらに建設業界には、昭和の考えのバブル世代が多いことも関係していると思います。
ただ、昭和は当たり前だったことが今ではパワハラになる時代です。
だからこそ昭和のやり方に、今の若い方は付いてくる気がないのです!
そもそも若者には、選択肢がたくさんあるので無理して現場監督を続ける理由もありません。
なので、企業が昭和の考えのうちは1年目で現場監督を辞める方が続出すると思います。
まとめ:限界が来る前に現場監督は辞めよう
現場監督として過酷な労働をするあまり、過労で倒れてしまう方が後を絶ちません。
正直、限界が来てから転職しても手遅れでしょう。
自分の人生を守るためにも、限界が来る前に現場監督は辞めておくのが賢いと思います。
現場監督の経験があるなら、異業種でやっていける最低限の能力は付いているはずです。
それなら、異業種へ転職は十分できるので転職活動を始めてもいいのではないでしょうか?
せっかく転職するなら、労働環境の良い異業種で働きたいですよね。
だからこそ、異業種へ転職をする際の仕事選びは以下4つを基準にしましょう。
- 人間関係が少ない仕事を選ぶ
- 自分のペースで進められる仕事を選ぶ
- 土日休みの仕事を選ぶ
- 今の年収を維持できる仕事を選ぶ
現場監督から、この異業種へ転職できれば天国だと思います。
そのためには、必ず転職のプロである転職サービスの利用をおすすめします。
充実したサポートがある上に、完全無料なので利用しない理由はないと思います。
そこで異業種への転職におすすめのサービスを以下にまとめておきます。
これらは大手の転職サービスであり、幅広い職種を扱っています。
そのため、現場監督が異業種へ転職する際はピッタリです。
僕自身も、現場監督を1年で辞めた人間ですが後悔はしていません。
なので、あなたも自分の判断で決めるなら異業種へ転職しても後悔はしないと思います。
現場監督の他にも、仕事はありますから限界が来る前に手を打ちましょう。
まだ土木業界に未練があるなら、僕のように作業員として再スタートする選択肢もあります。
作業員から徐々に経験を積んで資格を取得するのが、この業界では安泰です。
その他、土木転職のおすすめについては下記の記事を引き続き参考にしてください。