「土木求人を出しているのに求人が来ない」と悩んでいませんか?
実際、土木求人に応募する求職者は減っているので、今はハローワークだけに求人を掲載するのは不十分と言えます。
ちなみに僕が働く建設会社も、ずっと求人を出していますが約7年で応募してきた方は2人しかいません。
そこで本記事では「土木求人に応募が来ない理由」と「応募を増やすための対策」を解説します。
併せて「若者が建設業から離れてしまう理由」や「ハローワーク以外におすすめの求人の掲載先」も紹介しましょう。
ちなみに僕は土木歴9年ですが、この業界では若手となります!
9年の経験と若手の目線を基に、今の若者が土木求人に応募したがらない理由を考察したので、ぜひ参考にしてください。
土木求人を出しても応募が来ない建設業
実際、「応募が全然来ない」と頭を抱える建設会社は多いと思います。
冒頭でお話したように、僕が働く建設会社もずっと求人を出しているのに約7年で応募してきたのは2人しかいません。
ただ僕が働いているのは田舎の中小企業なので、あまり参考にならないかもしれませんね。
そこで、より信ぴょう性の高いハローワーク情報サイトを見てみましょう。
このハローワーク情報サイトを見ても、土木を含めた建設業の有効求人倍率の高さはベスト5に入っています。
ちなみに、有効求人倍率とは企業が出した求人数を応募数で割った数値になります。
たとえば求人数が100件で、応募した方が10人の場合は「100÷10」で有効求人倍率は10倍ということです。
要するに、有効求人倍率が高いほど求人への応募が少ない業界であることを表しています。
それでは有効求人倍率を理解した上で、建設業の有効求人倍率を見てみます。
- 建設躯体工事が10.25倍
- 建築・土木・測量技術者が6.38倍
- 土木が6.32倍
つまり土木求人は6社が求人を出して、実際に応募が来るのは1社だけという計算になります。
なので土木求人への応募が来ないのは、あなたや僕の会社だけでなく業界全体に共通しているということです!
ハローワーク情報サイトに記載の資料なので、建設業界が人手不足なのは本当のようですね。
土木求人に応募が来ない理由5つ
それでは「なぜ土木求人に応募が来ないのか?」その理由を考えていきましょう。
近年、コロナ渦の影響で多くの方が失業したり収入が激減しました。
併せて、生活環境もガラッと変わりましたよね。
そのため今の仕事に不安を感じ、転職を考える方も数年前より多くなっていると思います。
だからこそ、他の業界と比較しても就職のハードルが低い建設業界で働く方が増えてもおかしくないはずです。
そんな状況でも土木求人へ応募が来ないのは、以下の5つが大きな理由でしょう。
- 世間的なイメージが悪いから
- 労働条件も悪いから
- 肉体労働の人気が落ちているから
- 長期的に働けるイメージがないから
- ハローワークにしか求人を掲載していないから
では順番に解説します。
世間的なイメージが悪いから
土木求人に応募が来ない1つ目の理由は、世間的なイメージが悪いことです。
正直、土木作業員の世間的なイメージは決して良くないので敬遠されがちでしょう。
なぜなら、多くの方が土木作業員に対して、以下のように思っているからです。
- バカがやる仕事
- 誰でもできる仕事
- 前科持ちが多い業界
しかし実際に土木業界で働いている僕からすれば、土木はバカがやる仕事でもないですし、誰でもできる仕事ではないと感じています。
確かに、元ヤンキーや見た目が怖そうな方は多いですが、前科持ちの方がいるのは稀です。
でも世間の方たちからは、そう思われていないのですね。
それは土木関係者が事件を起こしたなどのニュースが流れると「やっぱり土木作業員かよ」という声がありますよね。
そのような反応こそ、土木作業員のイメージが悪い証拠でしょう。
なので、多くの求職者は敬遠するため応募が来ないのです!
労働条件も悪いから
2つ目の理由は、労働条件も悪いことです。
イメージだけでなく、建設業界の労働条件が悪いことも影響していると思います。
実際、まだまだ「日雇い」や「週休1日」の企業が多く、他の業界と比べても労働条件は悪いです。
昔は、GWも関係なく働かせる建設会社も多かったようですしね。
確かに今では昔より労働条件は徐々に改善されつつありますが、それでも他の業界よりは悪いでしょう。
また最近は、「ボーナスなし」とハッキリ求人に記載する企業も増えています。
だからこそ「建設業界は労働条件が悪い」と多くの方のイメージに定着してしまいました。
その結果、土木求人への応募が「人生の最後の選択肢」になってしまうのでしょう。
可能性に溢れた若い方が、わざわざ労働条件の悪い求人に応募するメリットもないですからね!
肉体労働の人気が落ちているから
3つ目の理由は、そもそも肉体労働の人気が落ちていることです。
基本的に、土木は肉体労働ですよね。
ですが近年はITの普及で、若者の多くはネットで行えるWEB系の仕事に興味を持っています。
たとえば、ブログやプログラミング、Youtubeなどです。
確かに肉体労働は、ネットがない時代なら学歴に自信がない方や体育会系の方に人気がありました。
しかし、今は昔に比べて明らかに体育会系の若者は減っています。
それと併せて、学歴がなくてもパソコン1台で個人で稼げる時代になりました。
要するに時代の変化で、苦労してまで肉体労働をしようとする方が少なくなっているのです!
長期的に働けるイメージがないから
4つ目の理由は、土木を始めても長期的に働けるイメージがないことです。
そもそも平気で肉体労働ができるのは、40才くらいまででしょうか?
土木は身体が資本なので、ケガをしたり病気になっては働けません。
そうなってしまうと収入だって、もちろん0になります。
つまり、多くの方は土木で一生食べていけるイメージを持てないのです。
そこに労働条件の悪さも重なれば、ますます求人に応募する気にならないでしょう。
確かに、施工管理技士を取得して現場監督になったり、重機オペレーターになれば肉体労働からは解放されますよね。
でも、現場監督や重機オペレーターになるまではたくさんの苦労があると思います。
もしくは、そもそも土木業界を知らない方は「土木=肉体労働」と思っている方が大半です!
なので、先述したネットの普及で肉体労働の人気が落ちていることも併せて、土木を長期的にやるイメージがないのでしょう。
ハローワークにしか求人を掲載していないから
土木求人に応募が来ない最後の理由は、ハローワークにしか求人を掲載していないことです。
今の時代、就職先を探せるのはハローワークだけではありません。
ハローワークの他にも、以下の選択肢があります。
- 求人サイト
- 転職エージェント
つまり、自宅からスマホ1台で転職活動ができる時代です。
だからこそ、移動に手間をかけてハローワークまで足を運ぶ方も減っていると思います。
さらに今後はコロナ渦の影響が、その傾向をさらに強くするでしょう。
それでも、もしハローワークに来るとしたら、それはどんな方でしょうか?
おそらく、失業して本当に切羽詰まった方しか来ません。
一方の転職エージェントには、失業した方だけでなく以下のような方も集まります。
- 年収アップを求めて転職したい方
- 今の会社より好条件の求人があれば応募したい方
- もっと自分に合った仕事を探している方
- 何となく求人を見たい方
このように在職中で「良い求人があれば応募したいな」と考えている方は、わざわざハローワークの求人に注目しないはずです。
つまり、転職エージェントなどにも求人の掲載を依頼すればシンプルに人目に入る機会が増えることになります。
なので、ハローワークにしか求人を掲載しないのは、応募者の分母が明らかに少なくなるでしょう。
その応募者の目に入る機会を増やすためには、次項でお話することが大切です!
求人に応募してもらうまでの流れ2ステップ
求人に応募してもらうまでは、以下の2ステップです。
- まずは知ってもらう
- 求職者に選んでもらう
シンプルかもしれませんが、すべき対策はたくさんあります。
それでは順番に解説します。
まずは知ってもらう
そもそも、あなたの企業の土木求人を知ってもらわないと、応募が来ないのは当然です。
だからこそ、今はハローワークだけでは知ってもらえる機会すら少なくなるということでした。
なので、転職エージェントにも求人を掲載するなどして人目に付く機会を増やしましょう。
ちなみに、認知度を高くする方法は転職エージェントや求人サイトに求人を掲載するだけではありません。
たとえば、以下の方法もおすすめです。
- TwitterやInstagramなど会社のSNSアカウントを作成
- Youtubeでも宣伝
- 会社のブログやHPを開設
このように無料で可能な求人をアピールする方法がたくさんあります。
お金がかかるとしても、ブログやHPも低資金で運営が可能です。
特にほとんどの方はSNSを利用しているので、TwitterやInstagramで発信すれば非常に多くの方の目に入るでしょう。
つまり、ハローワークや求人サイトだけでなく、使える媒体はどんどん活用するべきなのです。
とりあえず「実際に応募してもらえるか?」は別として、とにかく企業の求人の存在を認知させることから始めましょう!
求職者に選んでもらう
もちろん、ただ求人を知ってもらうだけでは応募も来ませんよね。
なので次のステップは、「この土木求人に応募したい」と求職者に選んでもらうことです。
たとえば、転職エージェントに求人の掲載を依頼するなら担当者の方に紹介してもらえるように信頼関係を深めておくと効果的です。
しかし、最も重要なのは求人に記載する内容ですね。
つまり求職者に選んでもらうには、求人の内容で決まると言っても過言じゃありません。
そこで、次項では求人の記載内容について注意すべきポイントを解説しました!
気を付けたい求人の記載内容5つ
求人の記載内容で気を付けるポイントは以下の5つです。
- 求人情報を曖昧に載せない
- 求職者の立場になって求人に情報を記載する
- 応募のハードルを下げる
- ライバル会社との差別化を意識
- 応募前の質問を受け付ける
あなたが出した土木求人に応募してもらうためにも、このポイントをしっかり意識しましょう。
では1つずつ解説します。
求人情報を曖昧に載せない
気を付けたい求人の記載内容1つ目は、求人情報を曖昧に載せないことです。
たとえば以下のようにですね。
- 土木現場の作業員として働いてもらいます
- 現場の管理をお願いします
- 弊社では土木工事を行っています
正直これでは当たり前すぎて、主にこの企業は「どんな職種をしているのか?」が全然イメージできないと思います。
なので、もっと具体的に仕事内容や業種などを記載しましょう。
- 土木作業員としてコンクリート構造物の設置やダンプの運転をお願いします
- 弊社では主に河川工事や法面工事を行っています
これなら、未経験の方でもある程度は仕事内容がイメージできるはずです。
併せて、給料や勤務エリアなども曖昧にではなくハッキリ記載しましょう!
求職者の立場になって求人に情報を記載する
2つ目の注意点は、あくまでも求職者の立場になって求人情報を記載することです。
実際、求職者が最も気にしているのは以下だけです。
- 未経験の方なら「自分にもできるのか?」や「給与はどのくらいか?」
- 経験者の方は「年収は上がるのか?」や「休日数は増やせるか?」
つまり、「自分が本当に求めている土木求人か?」しか見ていません。
だからこそ、その求職者が真っ先に知りたい情報を求人に記載することが最優先です。
たとえば、こんなことばかり記載するのはNGですね。
- 入社1年を目安にリーダーをお任せします
- 将来は〇〇として働いていただきたいです
これでは、完全に企業の立場でしか考えていないのが丸見えです。
なので、もっと求職者の気持ちに寄り添って求人には情報を記載しましょう!
応募のハードルを下げる
3つ目の注意点は、応募のハードルを下げることです。
実際、「この求人なら自分もできそう」と思わないと求職者は応募しません。
つまり先ほどお話したように、企業が求めることだけを書いても、「そんなの自分には無理だ」と感じて応募を見送ってしまいます。
確かに即戦力の採用が目的なら、それでも悪くないでしょう。
しかし人手不足の解消が目的の求人なら、もっと応募のハードルを下げることを意識すべきです。
たとえば、最もシンプルな方法ですが「未経験OK」や「研修制度あり」と記載すれば安心感があると思います。
他にも「経験者の方は年収アップをお約束」や「人物重視の採用」なども、やる気が出るでしょうね。
もちろん嘘はいけませんが、とにかく求職者に「この企業で土木にチャレンジしたい」と思わせることがポイントです。
そのためにも、なるべく応募のハードルを下げていきましょう!
ライバル会社との差別化を意識
4つ目の注意点は、ライバル会社との差別化を意識することです。
ご存知だと思いますが、土木求人を出している企業は数え切れないほどあります。
その中で、あなたの会社を選んでもらうにはライバル会社との差別化が勝負です。
たとえばライバル会社と、ほぼ同じ待遇の求人を出しても埋もれてしまうでしょう。
だからこそ、有資格者には手当を出したり、未経験の方でもライバル会社より給料を高くするなど工夫が必要です。
もちろん、差別化できるのは給与だけではありません。
「働く仲間に同年代が多いという社内環境」や「研修が充実している」ことでも差別化は十分できます。
どんなことでもいいので、「ここはライバル会社に負けない」というアピールポイントを見つけましょう!
応募前の質問を受け付ける
求人の記載内容の最後の注意点は、応募前の質問を受け付けることです。
つまり求職者の疑問や不安を解消してあげることで、応募してもらえる確率が上がるでしょう。
実際、求人票に「質問があればお気軽にどうぞ」と記載があるだけで安心感が全然違うと思います。
なので、TwitterやInstagramのDMで質問を募集したり、ブログやHPには問い合わせフォームを設置しましょう。
または、電話番号を記載しておくのも効果的です。
もちろん、応募するか分からないからと言って適当に対応するのはNGです。
ここでも求職者の気持ちに寄り添って真摯に対応しましょう!
以上が、求人の記載内容で気を付けたい5つのポイントでした。
建設業が従業員を増やすためにすべき対策4つ
多くの企業が人手不足に悩む中で、建設業が従業員を増やしていくには以下4つの対策があります。
- 未経験者もどんどん採用する
- 土木系の専門学校に求人を出す
- 知り合いに声をかけてみる
- 広告費をケチらない
では順番に解説します。
未経験者もどんどん採用する
対策の1つ目は、未経験者もどんどん採用することです。
実際、即戦力の方だけをターゲットにして「求人が来ない」と悩んでいませんか?
正直、いまは即戦力だけ求めても従業員が増えることはないでしょう。
なぜならベテランの多くは、今の会社でそれなりの地位を確立しているからです。
なので、よほど待遇の良い求人じゃない限りは応募しないでしょう。
併せて家庭持ちの方なら、なおさらリスクを取ってまで転職するメリットもありません。
だからこそ従業員を増やすなら、未経験者であってもどんどん採用していきましょう!
ちなみに僕が働く建設会社では、「若い方が面接に来たら、ひとまず未経験でも採用」というスタンスをとっています。
実際、土木は未経験でも1から育てることで、必ずスキルは身に付きますよね。
それに、最初は誰でも未経験だったはずです。
ですので、誰でも応募しやすいような求人を掲載して、やる気がある方なら採用していきましょう。
土木系の専門学校に求人を出す
2つ目の対策は、土木系の専門学校に求人を出すことです。
つまり、ハローワークや求人サイトで中途採用向けの求人だけでなく、新卒の採用も検討しましょう。
実際、土木系の専門学校なら既に土木に興味を持っている方のみにアピールできるのが強みです。
そして、学生からしても「学校に直接来た求人なら安心かも?」と考えるので、応募もされやすいはずです。
ちなみに僕も土木系の専門学校を出ていますが、当時は生徒数を上回るほどの求人が来ました。
しかし僕の場合は学校に求人を出してきた会社に就職したにも関わらず、ブラック企業だったため失敗しました。
ただ、その経験から分かるのですが専門学校に求人を出せば高確率で「年齢も若い学生からの応募が来る」ということです。
僕の同級生たちも、ほぼ全員が学校に直接来た土木求人に応募していましたし。
なので、土木系の専門学校に求人を出すのは効果があります。
ただし新卒を採用するなら、企業は責任を持って支援しないといけません。
僕のように新卒の就職に失敗してしまう方を出さないためにも、しっかり育ててあげて欲しいと思います!
知り合いに声をかけてみる
3つ目の対策は、知り合いに声をかけてみることです。
土木業界で長く働いていると、別の土木会社に知り合いがいる方も多いのではないでしょうか?
その知り合いに、「ウチの会社に来ないか?」と声をかけてみましょう。
今の会社より、少しでも待遇が良いと入社してくれるかもしれません。
または異業種の知り合いでも、以下に該当する方なら土木業界に誘ってみましょう。
- 今の仕事に飽きている
- 給料に不満を持っている
- アルバイト経験しかない
従業員を増やすために、知り合いの力を借りるのも悪くないと思います。
広告費をケチらない
最後の5つ目の対策は、求人広告費をケチらないことです。
正直、質の高い従業員を増やすには多少の投資が必要でしょう。
ちなみに、このあと紹介する建設業に強い転職サイトは、求人広告費の投資先としておすすめです。
特にRSG Construction Agentなら、紹介料を支払うことで土木経験が豊富な方を紹介してもらえやすいです。
つまり、ただ求人を掲載できるだけではありません。
実際、転職相談のプロに紹介してもらうのが従業員を増やすには最も効果があると思います。
なので次項では、建設業に強い転職サイト2つを紹介します!
建設業に強い転職サイト2つ
求人サイトよりも転職サイトに求人を掲載したほうが応募者が増える可能性は高いでしょう。
なぜなら転職サイトなら、プロによる徹底サポートがあり、求職者も安心するので利用者も多いからです。
一方の求人サイトは、ハローワークと同じで求人を閲覧できるだけでサポートは一切ありません。
そのため、求職者の手間を省いてくれる転職サイトのほうが求人を掲載する場所として適していると言えます。
そして本記事で紹介する転職サイト2つは、いずれも建設業に特化しています。
- 助太刀社員
- RSG Construction Agent
では順番に特徴を解説します。
ちなみに当ブログがおすすめする転職サイトは全部で6つあり、その中には大手が運営する転職サイトもあります。
その大手には、多くの求職者が登録をしています。
なので、人目に付く機会を増やすという狙いでは大手転職サイトが向いているでしょう。
以下の記事で、当ブログがおすすめする転職サイトをすべてまとめているので、興味があれば参考にしてください。
助太刀社員
助太刀社員は、いまの建設業界には欠かせない求職者と企業を繋ぐ転職サイトです。
土木求人の掲載はもちろん、企業と求職者がお互いにメッセージを送信できるのが最大の特徴になります。
つまり助太刀社員に求人を掲載しておくと、ブログやSNSでお問い合わせを受け付ける必要がありません。
さらに予め土木求人を探している方のみが集まるため、応募もされやすくなります。
ちなみに求職者のプロフィールを見るだけで、土木の経験や資格を確認できます。
そして気になる人材が見つかったら、スカウトメールを送るだけです。
不特定多数の求職者が集まるハローワークよりも、最短で優秀な人材の確保が狙えますよ。
その助太刀社員の詳細は、下記の記事を参考にしてください。
RSG Construction Agent
RSG Construction Agentは、土木経験が豊富な有資格者の獲得を狙うには1番の転職サイトです。
その理由は、そもそもRSG Construction Agentには年収アップなどを求めた求職者ばかりが集まることにあります。
要するに経験者向けで、実績も十分な転職サイトです。
ちなみにRSG Construction Agentには、業界の知識が豊富なコンサルタントがいます。
そして、そのコンサルタントが厳選した求人を求職者に紹介する仕組みです。
なので、あなたの企業の土木求人を紹介してもらえるように、日頃からコンサルタントと信頼関係を築いておくことが大切です。
RSG Construction Agentで紹介してもらえば、求人が来ない悩みは一気に解決するかもしれません。
ただし地域が限定されている転職サイトなので、そこだけはご注意ください。
注意点も含めたRSG Construction Agentの詳細は、下記の記事で確認しましょう。
建設業から若者が離れる理由
僕も土木業界で働いて9年になりますが、現場で若者に出会ったことがほとんどありません。
もしくは仮に若者が入社しても、短期間で辞めてしまうケースが大半なようです。
その事例を見ても、建設業から若者が離れているのが分かると思います。
そして、建設業から若者が離れる理由としては、先ほどもお話したことも該当します。
- 世間からのイメージが悪い
- 労働条件も悪い
- ITの普及により肉体労働の人気が落ちている
この他に、個人的にですが考えが昭和の職人気質な企業が多いことも原因であると感じています。
簡単に言えば、昭和の建設業は「辛い業務でも根性で乗り越える」考えだったはずです。
つまり、今ならパワハラなことも当たり前にしていた時代ですよね。
だからこそ、若者にきつい態度で接するバブル世代の職人は多いと思います。
確かに育った時代が違うので、価値観に食い違いがあるのは仕方がないでしょう。
でも、今の若者にその考えは通用しません!
なぜなら昭和と違って、今は「建設業で働く」以外にも選択肢が無数にあり、転職も当たり前の時代だからです。
そのため「嫌ならすぐ辞めて別の仕事を探そう」が今の若者の価値観なのでしょう。
つまり、苦労してまで建設業をやりたがらないのです。
ですので、建設業で働くバブル世代が変わっていかないと若者は求人に応募しないと思います。
もしくは入社してきたとしても、短期間で辞めてしまうでしょう。
まとめ:今のままでは建設業が人手不足なのは当たり前
全国の建設会社が、「求人が来ない」と悩んでいます。
ですが、今のままでは建設業が人手不足になるのは当たり前だと思います。
企業が昭和の考えを完全に抜けないうちは、建設業から若者が離れる傾向はなくなりません。
それも踏まえて、土木求人に応募が来ない理由をもう1度見てみましょう。
- 世間的なイメージが悪いから
- 労働条件も悪いから
- 肉体労働の人気が落ちているから
- 長期的に働けるイメージがないから
- ハローワークにしか求人を掲載していないから
そして求人に応募してもらうには、まずは認知度を上げることからです。
そのためにはSNSやYoutube、ブログなど使える媒体はどんどん活用しましょう。
最も有効なのは、土木求人に特化した転職サイトに紹介してもらうことです。
ここは多くの求職者に、あなたが出す土木求人を知ってもらうためにも、無理のない範囲で広告費を投資すべきだと思います。
しかし知ってもらうだけでなく、応募に繋ぐためにも求人の記載内容も重要です。
あとは、焦らずにできることから始めて、建設業の魅力を伝えていくしかありません。
僕もこうして自身の経験を基に、土木の魅力や情報をブログで発信していきます!
時間はかかるかもしれませんが、小さな行動を積み重ねていけば、少しずつ求人への応募も増えていくはずです。
その結果、やがて建設業をやる若者も出てくるでしょう。
なので、あくまでも求職者の立場になって求人を出していきましょう。
ちなみに土木求人の悩みについては、下記の記事でさらに詳しく解説しているので、引き続き参考になれば幸いです。