土木業界に学歴は関係ない!【低学歴からの下剋上】

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土木業界学歴 アイキャッチ画像土木の転職コラム

土木業界は学歴の影響を受けるのか?」と気になっていませんか?

実は「学歴より資格を重視」が土木業界なので、中卒や高卒でも関係なく就職することができます。

なので低学歴でも働くことはできますが、「土木施工管理技士」を受験する際に、やや学歴の影響があるのも事実です。

そこで本記事では、土木歴9年で2級土木施工管理技士も所有する僕が以下について解説します。

  • 低学歴でも土木業界に就職できる理由
  • 学歴がやや有利になる2つのパターン
  • 施工管理技士の仕事について

さらに土木業界で低学歴から這い上がる方法も紹介するので、学歴にコンプレックスがある方は参考にしてください。

英太
英太

実際、僕も偏差値30台の低学歴から這い上がった人間です!

そんな僕の実体験に基づいた解説なので読み終える頃には、土木業界において学歴より重要なことが分かると思います。

土木業界は低学歴でも就職できる

低学歴でも就職
低学歴でも就職

結論として、低学歴でも土木業界には正社員として就職できます。

その理由は冒頭でもお話したように、学歴より資格を重視するのが土木業界だからです。

中卒でも高卒でも経験を積んでスキルを磨き、土木施工管理技士さえ取ってしまえば安泰です。

この土木施工管理技士も勤務しながら取得できる資格なので、入社の時点では無資格や未経験でも問題ありません。

実際、僕は9年土木業界で働いていますが、まわりは高卒や中卒と低学歴の方ばかりです。

それどころか、高学歴の方は1人もいません。

英太
英太

つまり土木業界は、学歴に関係なく誰でも就職できます!

誰でも就職できる理由や具体的な転職方法などは下記の記事で詳しく解説していますよ。

転職を成功させるポイントや転職後のキャリア形成も分かるので、土木業界に興味がある方は上記の記事に必ず目を通してください。

ヤンキーから施工管理技士に成り上がる方も多数

ヤンキーから施工管理技士へ
ヤンキーから施工管理技士へ

中卒や高卒の元ヤンキーなら、働ける職業も限られますよね。

だからこそ、学歴不問の土木業界で働く元ヤンキーが多いのは、想像できると思います。

そして、ヤンキーから施工管理技士に成り上がる方も多数います。

実際、中小企業で施工管理をやっている方の多くは元ヤンキーでしょう。

英太
英太

本当に、「昔は悪だったな」というオーラをものすごく感じる方ばかりです!

ちなみに僕の同僚も元ヤンキーですが土木業界で技術を身に付け、今は施工管理技士として活躍しています。

そのように土木業界は、低学歴の元ヤンキーも這い上がるチャンスがあるということです。

施工管理技士なら学歴の影響があり

施工管理技士なら学歴の影響あり
施工管理技士なら学歴の影響あり

ここまでは、以下2つの事実をお伝えしてきました。

  • 土木業界は低学歴でも就職できる
  • 施工管理技士に這い上がった元ヤンキーも多数いる

そのように土木業界は、学生時代あまり勉強しなかった方も手に職を付けられるのです。

ただ、あくまで学歴は関係ないのですが、施工管理技士をやる場合のみ学歴の影響を感じるときがあるでしょう。

施工管理技士として働くには、2級or1級の土木施工管理技士の試験に合格する必要があります。

それは指定された「実務経験〇年」を満たすことで受験資格が得られる試験なのです。

そして、その実務経験の年数は学歴で決まります。

参考までに大卒・短大卒・高卒・中卒と学歴別で必要な実務経験の年数を以下に記載します。

まずは2級からいきましょう。

学歴指定学科指定学科以外
大卒卒業後1年以上卒業後1年6カ月以上
短大卒卒業後2年以上卒業後3年以上
高卒卒業後3年以上卒業後4年6カ月以上
中卒卒業後8年以上卒業後8年以上
2級土木施工管理技士の受験資格

ちなみに指定学科とは、土木に関連する学科のことを指します。

詳しくは全国建設研修センターの指定学科についてを参考にしてください。

英太
英太

次は1級を見ていきます!

学歴指定学科指定学科以外
大卒卒業後3年以上卒業後4年6カ月以上
短大卒卒業後5年以上卒業後7年6カ月以上
高卒卒業後10年以上卒業後11年6カ月以上
中卒卒業後15年以上卒業後15年以上
1級土木施工管理技士の受験資格

上記の表を見ると、学歴が低いほど必要な実務経験の年数が長いことが分かると思います。

つまり土木施工管理技士の受験資格を満たす際に、学歴の影響を受けるということです。

なのでここだけは土木業界で、学歴が関係ある部分になります。

学歴に関係なく就職はできますが、低学歴だと施工管理技士としてスタートできる期間が遅くなることを覚えておきましょう。

大卒が有利になる2つのパターン

大卒が有利になるパターン
大卒が有利になるパターン

日本は大卒が高学歴の条件で、就職の際には最も有利とされていますよね。

基本的に学歴は関係ない土木業界ですが、大卒のほうが有利になるケースはもちろんあります。

それは以下2つのパターンであり、この場合のみ大卒が圧倒的に有利になります。

  • 大企業に新卒で就職するとき
  • 土木施工管理技士の受験資格を満たすとき

では順番に解説します。

大企業に新卒で就職するとき

日本でトップクラスの大企業に新卒で就職する際は、大卒のほうが圧倒的に有利です。

さらに、新卒なら「施工管理見習い」の待遇で就職が可能です。

施工管理見習い」で就職するのは、中卒や高卒の中途採用ならほぼ不可能でしょう。

そもそも中途採用なら、土木作業員としてスタートするのが基本になります。

もし中途採用で大手企業に就職するなら、即戦力であることが大前提です。

ところが新卒の場合は、作業員を経験することなく施工管理へと飛び級ができます。

そして就職後たった1年の実務経験で2級土木施工管理技士を受験できるので、最短で手に職を付けられますね。

英太
英太

中卒の場合は必要な実務経験が8年なので、その差は歴然です!

実際この「大手企業に就職」を目指して、みんな大学へ行くと思います。

土木業界も大学へ行くことで、大手企業にそれなりの待遇で就職できるので、有利なのは間違いありません。

このように、大企業に新卒で就職するなら大卒は超有利になります。

土木施工管理技士の受験資格を満たすとき

先述したように大卒が、土木施工管理技士の受験資格を最も早く満たせます。

特に1級土木施工管理技士の受験に必要な実務経験の年数は、学歴で大きく変わります。

参考までに、もう1度見てみましょう。

学歴指定学科指定学科以外
大卒卒業後3年以上卒業後4年6カ月以上
短大卒卒業後5年以上卒業後7年6カ月以上
高卒卒業後10年以上卒業後11年6カ月以上
中卒卒業後15年以上卒業後15年以上
1級土木施工管理技士の受験資格

大卒は高卒と7年の差があり、中卒とは12年の差がありますね。

土木施工管理技士を取得してからが本当のスタートなので、この差は非常に大きいと思います。

確かに社会に出れば、学歴が役に立つ場面は少ないかもしれません。

英太
英太

でも、ふとした瞬間に「大学に行っておいて良かった」と思えることがあるでしょう!

土木業界で働く場合、施工管理技士の試験を受けるときこそ大卒が有利になる瞬間です。

大卒の施工管理の平均年収

大卒施工管理の年収
大卒施工管理の年収

大卒で施工管理をやる場合の平均年収は、667万円になります。

ちなみに高卒の平均年収は601万円であり、大卒と年収の差は66万円です。

確かに年間66万円の給与の差は大きいかもしれませんが、サラリーマン全体では高卒と大卒で年収に187万円の差があることをご存知でしょうか?

サラリーマン全体と比較すれば、土木業界は大卒と高卒での年収の差が少ないことが分かります。

詳しくは、下記の土木作業員は高卒の方におすすめの記事を参考にしてください。

上記の記事では、職種&学歴別で土木業界の年収も解説しています。

加えて土木業界が高卒の方におすすめの理由も紹介しているので、今のあなたが読むべき記事ではないでしょうか?

英太
英太

要するに土木業界は学歴が重視されるケースは少なく、資格や経験で決まるということです!

大卒に越したことはないですが、中卒や高卒でも土木業界では活躍できます。

そこで次項では、低学歴から這い上がる方法を紹介します。

土木業界で低学歴から這い上がる方法

低学歴から這い上がる
低学歴から這い上がる

大卒は大手企業に新卒で就職したり、土木施工管理技士の受験資格を早く満たす際に有利なだけです。

言い方を変えると、中小企業に就職するなら学歴はまったく関係ないことになります。

そして多少時間はかかっても土木施工管理技士の受験資格を満たし、合格すれば大卒と肩を並べられます。

本記事の前半で、「施工管理に這い上がったヤンキーも多数いる」とお伝えしたのを覚えていますか?

つまり、低学歴から這い上がれるのが土木業界の魅力の1つです。

なので、以下2つの手順で這い上がっていきましょう。

  • 土木作業員として経験を積む
  • 土木施工管理技士を取得

僕も土木の専門学校は出ていますが、高校は偏差値30台の底辺校でした。(笑)

英太
英太

その低学歴の僕が実際に歩んできた手順なので、ぜひ参考にしてください!

では1つずつ解説します。

土木作業員として経験を積む

先ほども少し触れましたが、未経験の中途採用で「施工管理見習い」で就職するのは難しいでしょう。

そのため、最初は土木作業員として経験を積む必要があります。

そして土木作業員こそ、年齢も学歴も不問なので誰でも採用される可能性が高いです。

つまり作業員からのスタートなら、土木業界へ参入するのは簡単でしょう。

なので、低学歴から這い上がるには土木作業員としての採用を勝ち取ることが、最初のステップです。

まずは下記の土木に強い転職サービスで、自分に合った求人を紹介してもらいましょう。

英太
英太

土木業界は人手不足なので、求人は増加傾向にあります!

加えて転職のプロに求人を選んでもらえば、失敗する確率は大幅に低くなると思います。

転職サービスは完全無料で相談ができ、求人の紹介から始まり内定が決まるまで徹底サポートをしてくれます。

具体的には、以下のサポートです。

  • ヒアリング後に求人の紹介
  • 面接のアドバイス
  • 書類の添削
  • スケジュールの管理
  • 企業へ年収や入社日の交渉

基本的にめんどくさい作業は、すべて担当のアドバイザーが代行するので、楽に転職活動ができます。

ですので土木作業員へ転職する際も、必ず転職サービスを利用しましょう。

土木への転職におすすめの転職サービスは、下記の記事でご覧になれます。

実際、低学歴から這い上がるには、土木作業員としてコツコツ経験を積んでいくしかありません。

確かに最初から施工管理技士として働く方もいますが、それは新卒の特権です。

元ヤンキーで現在は施工管理をやっている方の多くは、土木作業員からスタートしています。

英太
英太

ちなみに僕の親方も、高卒の土木作業員から始めたそうです!

それでも今では施工管理技士をやっているので、学歴は関係ないことを証明してくれていると思います。

土木施工管理技士を取得

作業員として土木業界へ入り、土木施工管理技士の受験資格を満たしたら試験にチャレンジしましょう。

なぜなら、この土木施工管理技士の取得が土木業界で這い上がるには必須だからです。

あなたの学歴によって、受験資格が満たせるまでの年数は異なることは既にご存知ですね?

中卒なら最も取得できるまでの期間が長くなりますが、合格した瞬間に大卒と肩を並べられます。

つまり土木施工管理技士の取得は、低学歴から這い上がり土木業界の頂点を取るためのスタートラインに立ったということです。

だからこそ、冒頭からお話してきたように学歴より資格を重視するのが土木業界なのです。

土木施工管理技士の試験を受けるまでの期間のみ、学歴の影響を受けますが、取得してしまえば本当に関係ありません。

なので、まずは土木作業員として経験を積み、土木施工管理技士の取得を目指していきましょう。

英太
英太

これが低学歴から這い上がるための唯一の方法であり、王道のキャリアアップです!

施工管理はやめとけ?

施工管理はやめとけ?
施工管理はやめとけ?

施工管理技士になれば市場価値も高くなりますし、雇用形態も月給になり人生は安定します。

土木は低学歴でも資格さえ取得すれば、貴重な人材になれるので、希望が持てる業界だと思います。

しかし施工管理は残業が多く休日も少ないので、控えめに言っても非常に大変な労働環境です。

だからこそ、「施工管理はやめとけ」という声も挙がっています。

何が大変かと言えば、任された現場の全責任を背負うプレッシャーです。

確かに現場で作業するわけではないので肉体的には楽になりますが、その分メンタルの負担が大きくなります。

例えば、工程通り工事を進められるように段取りをしたり、作業員の安全を管理するのが施工管理の仕事です。

もし工期に間に合わなかったり、現場で大事故が起きれば、責任を取るのは施工管理技士です。

英太
英太

実は僕も新卒のときは、施工管理の見習いとして就職をしました!

興味があれば、下記の現場監督から異業種へ転職をご覧ください。

会社がブラック企業だったことや上司からのパワハラもあって、1年で退職しましたが施工管理の大変さを痛感しました。

そのあと第二新卒で別の建設会社で土木作業員として再スタートし、そこで2級土木施工管理技士を取得して今に至ります。

そんな経験から言えるのは、施工管理は「向き不向きが激しい仕事」ということです。

しかし向き不向きは実際にやってみて初めて判断できるものですし、施工管理を極めることで高収入を稼げます。

もし合わなければ作業員に戻ればOKなので、土木施工管理技士の取得を目指す価値は十分あるでしょう。

土木作業員の需要も右肩上がりなため、土木業界の経験があれば食いっぱぐれる心配はないと思います。

まとめ:土木業界は学歴より資格重視

土木業界は学歴より資格
土木業界は学歴より資格

土木業界に学歴は関係ありません。

強いて言うなら、土木施工管理技士の取得までの期間に影響があるくらいです。

加えて大企業に新卒で就職する場合も、大卒が有利でしょう。

しかし年収などは学歴ではなく資格や経験で決まるため、中卒や高卒にもチャンスはあります。

なので、僕のような低学歴の人間でも勝負ができる業界です。

また土木業界は将来性があり需要もあるものの、人手不足に悩んでいます。

そのため、今の仕事ではキャリアアップが見込めない方現状に不満がある方の転職先としてもおすすめです。

いきなり責任の重い仕事を任されるわけではなく、最初は資材の運搬や清掃など簡単な業務からスタートします。

そこから少しずつ、土木作業に慣れていけばOKです。

つまり最初は気楽な土木作業員からスタートできるので、未経験からの転職でも安心でしょう。

繰り返しますが土木業界は人手不足なので、多くの企業が従業員を募集しています。

ですので未経験でも20~30代なら、間違いなく採用されるでしょう。

さらに、貴重な人材ということで親切に指導・教育をしてもらえると思います。

英太
英太

だからこそ、安心して土木業界にチャレンジしてみてください!

そのためには、まず土木作業員として内定をもらうことが最優先です。

それも転職サービスを経由して応募すれば、内定は簡単に獲得できます。

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つまり信頼のあるアドバイザーに紹介してもらえば、内定をもらうのは難しくないということです。

加えて、あなたの適性を判断してくれたり、転職の相談にも乗ってくれます。

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つまり、学歴不問の土木業界と相性が良いと言えます。

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