「土木作業員の朝は早いのか？」と気になっていませんか？
多くの工事現場の稼働時間は8:00からなので、そこまで朝が早いわけではありません。
しかし、あくまで8:00に現場スタートなため出社時間は7:00～7:30の会社が多いでしょう。
ですので他の会社員よりは、多少朝が早いと思います。
そこで本記事では、土木業界で9年働く僕が「土木作業員の勤務時間」を徹底的に解説します。
ちなみに土木作業員は、現場や季節によって朝の時間帯が変化する職種です。
その点を僕の実体験も交えてお伝えするので、ぜひ参考にしてください！
基本的に朝起きるのが少し苦手なくらいなら、土木作業員はできると思います。
でも、どうしても朝が苦手な方もいますよね。
そんな方のために「朝が苦手な方におすすめの仕事」も紹介しています。
本記事は、「朝早く起きるのは、どうしても無理」という方は必見ですよ。
土木作業員の朝は早い？
冒頭でお伝えしたように多くの土木作業員は、朝7:00～7:30に出社します。
ちなみに僕は9年で2つの会社を渡り歩きましたが、出社時間は以下の通りでした。
- 1社目のブラック企業は7:00出勤
- 現在の会社は7:30出勤
企業としては8:00に現場を開始したいため、移動時間も見て30分～1時間前に出社させるのが基本です。
そのため求人に勤務時間は8:00～と記載されていても、実際は7:00～7:30に出社すると思っておきましょう。
なお早出した時間の手当が付くかは、その企業次第です。
つまり土木作業員の朝は、学生時代より少し早いイメージと言えます。
確かに、9:00出社の会社員よりは朝が早いです。
ですが個人的には、土木作業員も「そこまで朝が早いというわけではない」と感じています。
なので極端に朝が苦手な方じゃない限り、土木作業員はできますよ！
ぜひ、下記に記載のおすすめ転職サービスから土木の求人に応募してみましょう。
土木作業員の勤務時間
土木作業員の勤務時間は8:00～17:00が基本です。
こちらも現場での稼働時間なので、17:00に作業が終わるということです。
つまり17:00に現場を出発し、そこから会社に戻り片付けや日報を提出したりします。
ですので、帰宅するのは残業がなければ18:00前後になるでしょう。
ただ、企業によっては作業員を現場へ直行直帰させるケースもあります。
その際は、もう少し早く帰宅できると思います。
土木作業員は多少朝が早いものの、帰宅が深夜になったりはしません！
土木作業員の1日
ここからは、勤務時間8:00～17:00の土木作業員の1日を紹介します。
7:00～7:30に出勤してから、17:00に現場が終わるまでの1日は以下の通りです。
- 7:00～7:30（会社へ出勤）
- 7:30～7:45（現場へ到着、朝礼＆ラジオ体操）
- 8:00～10:00（午前の作業を開始）
- 10:00～10:15（一服タイム）
- 10:15～12:00（午前の作業を再開）
- 12:00～13:00（昼休み）
- 13:00～15:00（午後の作業を開始）
- 15:00～15:15（一服タイム）
- 15:15～17:00（午後の作業を再開）
- 17:00～17:30（会社に戻り後片付け、日報の提出）
- 17:30～18:00（帰宅）
上記が、基本的な土木作業員の1日の流れになります。
これを多くの土木作業員は、週に6日ほど繰り返しています！
つまり土木業界は、週休1日が基本です。
そこで次項では土木作業員の年間休日数を解説するので、引き続き参考にしてください。
土木作業員の年間休日数
土木作業員の年間休日数は、80日前後でしょう。
会社によって多少の違いはありますが、土木業界の休日は基本的に日曜日しかありません。
現場が落ち着いてきたときに、稀に土曜日や祝日が休めるくらいです。
それでも、ほとんど土曜日も祝日も仕事と思っておいたほうがいいでしょう。
日曜日にGW、お盆、年末年始などの大型連休を合わせると約80日になるはずです。
多くの職種は週休2日制ですよね。
しかし土木業界は週休1日制が基本なので、年間休日数はかなり少なめになります。
さらに、もしあなたが雪が降る地域に住んでいるなら、冬には除雪作業があることを覚えておきましょう。
除雪は、年末年始でも関係なく雪が降れば出動です。
なので雪国の土木作業員の年間休日数は、もっと少ないです！
【雪国限定】土木作業員の冬の朝は超早い
雪国の土木作業員の朝は、冬になるとさらに早くなります。
なぜなら除雪作業があり朝の4時や5時、もしくは夜中に出勤することも普通にあるからです。
たとえばスーパーの駐車場の除雪を頼まれているなら、開店時間より前に除雪を終わらせるのが絶対条件です。
実際、僕が働いている建設会社もスーパーの駐車場の除雪を担当していますが、その際は4時には出動します。
また町中の除雪をするなら、出動は夜中からになります。
このように雪国の土木作業員の冬は、朝が超早いです！
工事現場は8:00からですが、冬は出勤時間に大きな変動があります。
そして前項でも少し触れたように、除雪は年末年始や土日祝も関係なく雪が降れば出動です。
そのため、雪国の土木作業員は年末年始も休めないことも多いです。
ですので、その分だけ年間休日数も少なくなるでしょう。
このように冬は労働環境がさらに厳しくなるのは、雪国の土木作業員の宿命と言えます。
なので、あなたが雪国に住んでいるなら、冬の朝は超早いことを覚えておきましょう。
なお朝も早く労働時間も長くて大変ですが、冬の土木作業員は本当に稼げます。
除雪に出ると、夏場の給料にプラス10～20万は余裕で加算されるはずです。
つまり雪国の土木作業員にとって、冬は1番の稼ぎ時ということです！
ちなみにダンプや除雪車に乗れれば、除雪作業中の時給は高くなります。
実際、雪国で土木をやるなら稼ぐためにも、ダンプや除雪車の免許は必須です。
さらに今は除雪のオペレーターも不足しているので、今後の土木業界にはチャンスしかありません。
そのチャンスを掴むためにも、今のうちに土木業界に飛び込みませんか？
以下の転職サービスには、非常に多くの土木求人を保有しているので、試しに相談だけでもしてみましょう。
求人情報は定期的に更新される上、転職サービスが独自で掲載している求人も多いです。
つまり、思いもよらない企業へ転職できるかもしれません。
完全無料ですし、チャンスを活かすためにも、ぜひ登録しておくことをおすすめします。
きつい労働環境で土木作業員は身体を壊す？
ここまで読んで「こんな労働環境で土木作業員をやると身体を壊すのでは？」と感じた方も多いと思います。
確かに朝も早いですし休日も少ない上、冬は夜中でも除雪に出ては身体を壊してしまいそうですよね。
ですが昔に比べて、労働環境は改善されていることをご存知でしょうか？
- 工事現場は重機作業がメイン
- 冬は除雪があるときは現場を早めに切り上げる
上記のことから土木作業員の肉体的な負担は、かなり減っていると思います。
たとえば昔は、冬でも工事現場ではガッツリ8時間労働、そのあと仮眠を取ってすぐに除雪が当たり前でした。
つまり昔の土木業界は、それこそ身体を壊してしまいそうな労働環境だったと思います。
しかし今は従業員の健康が第一とされ、そこまで無理はさせない時代です！
確かに労働環境が改善されたとはいえ、僕自身は今でも毎年冬になれば憂鬱な気持ちになります。
それは単純な理由ですが、日中も夜中も働くと眠くなるからです。（笑）
でも休めるときは休めるので、最近はそこまできついと感じなくなってきました。
そして今のところ、身体は壊した経験もありません。
なので土木作業員も無理をしなければ、身体を壊す心配はいらないと思います。
そのように土木作業員のきつさは、かなり減少しているので大丈夫です。
土木作業員はきつい？の不安は、下記の記事を読んでいただくことで解消できます。
朝が苦手な方でも土木作業員はできるのか？
土木作業員の出社時間は、普通の会社員より少し早いので「朝が苦手だけど大丈夫だろうか？」と不安な方もいるかもしれません。
結論ですが、学生時代に朝しっかり起きれて時間通りに登校できた方なら大丈夫だと思います。
その理由は、ここまでお話してきたように、土木作業員の朝は学生時代より少しだけ早くなるだけだからです。
もし部活などで朝練があった方は、学生時代もっと朝早く起きていましたよね。
実際、朝は誰でも眠いものです。
僕も毎朝アラームでやっと起きれるので、そこまで朝に強いわけではありません！
なので朝が苦手だと感じていても、学生時代に時間通りに登校していた方なら土木作業員は問題なくできます。
どうしても朝起きられない方におすすめの仕事
逆に学生時代から朝が苦手で、毎日のように遅刻していた方は土木作業員の朝は早すぎるかもしれません。
もしくは社会人になってからも、朝起きれなくて遅刻の常習犯だった方は致命的です。
そのような方は、本当に根っから朝が苦手だと思います！
なので、「どうしても早朝には起きれない」という方は、土木作業員は止めておいたほうがいいでしょう。
仕事は土木だけではないので、朝が苦手な方は昼過ぎからできる仕事がおすすめです。
たとえばシフト制の仕事なら、希望すれば出社時間を午後からにしてもらえると思います。
もしくは、居酒屋など夜から始まる仕事は朝に弱い方の天職かもしれません。
また最近では、パソコン1台あれば自宅で働くことも可能な時代になりました。
世の中には非常に多くの仕事があり、朝早く起きる必要のない職種は必ずあります。
どうしても朝起きれないなら無理をせず、あなたに合った仕事を見つければいいだけです！
しかし合った仕事なんて簡単に見つからないですし、自分では分からない方も多いのではないでしょうか？
そんなときにおすすめなのが、転職サービスです。
転職サービスは、求職者1人ひとりに経験豊富なキャリアアドバイザーが付いて転職をサポートします。
そして、あなたの適正に合った職種や求人を紹介してくれます。
転職サービスに登録後、キャリアアドバイザーと面談をするのですが、その際に「朝が早い仕事はできない」という希望を伝えればOKです。
それだけで、あなたの希望に沿った求人や職種が紹介されるでしょう。
つまり、転職のプロが「朝早く起きる必要のない仕事」を厳選してくれます。
ですので1人で悩まないで、転職のプロに相談してみましょう！
マイナビ転職AGENTなら大手で会員数もトップなので、安心して利用できると思います。
最初に面談をして条件を伝えれば、あとは基本待つだけで転職活動がとんとん拍子で進んでいくはずです。
さらにマイナビ転職AGENTのキャリアアドバイザーは、転職活動のスケジュール管理を代行します。
なので、「転職活動がめんどくさい方」や「忙しくて時間がない方」も利用しやすくなっています。
完全無料でリスクなく利用できるので、この機会にぜひ登録してみてください。
まとめ：土木作業員の朝は学生時代より少し早い
土木作業員は7:00～7:30に出社させる会社が多いです。
そのため土木作業員の朝は、学生時代より少し早くなるくらいでしょう。
勤務時間は8:00からですが、それは現場で工事が始まる時間です。
つまり余裕を見て、勤務時間の30分～1時間前の出社になります。
そのあと一服や昼休みを挟んで、17:00まで作業をするのが土木作業員の1日です。
個人的には、そこまで土木作業員の朝が早いとは感じません！
ただし雪国の土木作業員の場合、冬の朝が超早くなることは覚えておきましょう。
でも学生時代にしっかり朝起きれていた方なら、土木作業員の朝も大したことないはずです。
一方で、どうしても朝が苦手な方は無理をせずに他の仕事を探しましょう。
特に今は仕事が選べる時代なので、朝が苦手な方向けの仕事も絶対にあると思います。
ちなみに当ブログが推奨している転職サービスには、幅広い職種に対応している転職サービスもあります。
その転職サービスをうまく活用して、朝早く起きる必要のない仕事を紹介してもらってください。
