突然ですが、長く土木作業員として働いていると「あるある」が発生します。
僕も新卒から9年ほど土木業界にいますが、つい共感してしまう特徴や気持ちが分かってきました。
そこで本記事では、「土木作業員のあるある8選」をまとめました。
おそらく本記事で紹介する「あるある」は、あなたにも共感していただけるでしょう!
さらに、「土木業界で働く前の不安あるある」も紹介し解決します。
ですので、これから土木作業員として働こうと思っている未経験の方の参考にもなる内容です。
ちなみに僕には、土木作業員と現場監督の両方の経験があります。
つまり、「使う側」と「使われる側」の土木業界の職種2つを経験してきました。
併せて、多くの工事現場で働いてきた実体験を基に「土木作業員あるある」を語るので、ぜひ共有しましょう。
土木作業員の日常のあるある8選
早速ですが、「土木作業員のあるある8選」を語っていきます。
以下の8選こそ、土木作業員の日常あるあるでしょう。
- 毎朝のKY活動に萎える
- 同業者に知り合いが多くなる
- 日焼けで土木作業員と見抜かれる
- つい専門用語で話してしまう
- ダンプの運転だけの日はハッピー
- 現場の近くにコンビニがなくて困る
- パチンコ好きが多い
- 現場に女性がいるとテンションが上がる
では1つずつ見ていきましょう。
毎朝のKY活動に萎える
KY(危険予知)活動は、現場に到着しラジオ体操を行ったあと毎朝しますよね。
正直、このKY活動は超めんどくさいです。
その日の作業で危険なポイントを2~3つ考えますが、毎日ほとんど同じでしょう。
なぜなら、同じ現場で作業する以上は、危険なポイントも同じだからです。(笑)
でも現場監督には「毎日同じはダメ」と言われるので、危険ポイントをその日で変える必要があると思います。
しかし言葉を少し変えただけで、結局は同じになってしまうのも日常の「あるある」ではないでしょうか?
加えて、やる意味があるか分からない毎朝のKY活動に萎えることこそ、土木作業員あるあるの1つですよね。
同業者に知り合いが多くなる
規模が大きい現場ほど、複数の会社が協力をして工事をしますね。
その結果、同業者に知り合いが多くなることも「土木作業員のあるある」ではありませんか?
同業者に知り合いが増えると、業界の情報も仕入れやすいと思います。
さらにもし失業したときでも、再就職先を見つけやすいメリットもあるでしょう。
ちなみに「大人になると友達はできにくいが、知り合いは増える」と聞いたことがあります。
つまり土木作業員こそ、知り合いが増えやすい職業かもしれません。
もし、ただの知り合いで終わらず、一生の仲間になる方に出会えれば最高ですね!
日焼けで土木作業員と見抜かれる
夏場に日焼けした顔や腕を見られただけで、「現場仕事してるでしょ?」と見抜かれたことはないでしょうか?
実際、日焼けしている方は以下の2パターンがほとんどだと思います。
- 部活をしている学生
- 現場で仕事をする社会人
ちなみに僕は20代前半のとき、日焼けした姿を見られて「野球部の人?」と言われたことがあります!
確かに若い方だと、部活をしている学生と勘違いされるケースもあるでしょう。
しかし年齢を重ねるほど、日焼けの理由は自然と「現場仕事をしているから」に絞られます。
そのように、日焼けで職業を見抜かれるのも土木作業員の「あるある」ではないでしょうか?
つい専門用語で話してしまう
たとえば、「掘削する」や「転圧をかける」は土木の専門用語です。
そして土木の素人の方に、つい専門用語で話してしまうことがありませんか?
実際、僕も「転圧したから大丈夫」と他職種の友人に言ってしまったことがあります。
つまり土木の専門用語を知らない方には、「踏み固めたから大丈夫」と言うべきですよね!
他にも資材の名前なども、専門用語で呼んでしまうこともあるでしょう。
そのように頭では分かっていても、つい専門用語で話して相手を困惑させてしまうのも土木作業員の「あるある」です。
ダンプの運転だけの日はハッピー
ダンプの運転だけの日が、猛暑や極寒の日なら特にハッピーですよね。
他の土木作業員が、猛暑や極寒の中、外で作業をしているときにダンプの車内にいる日は勝ち組だと思います。
夏はクーラーが効いて涼しいですし、冬は暖房で暖かいですからね。
確かに、毎日ダンプの運転だけだと飽きるでしょう。
でも、たまに1日中ダンプの運転だけの日があるのは、良い気分転換になります!
つまり、その日の仕事でテンションが変わるのも土木作業員の「あるある」と言えます。
現場の近くにコンビニがなくて困る
こちらの「あるある」は、独身の土木作業員の方なら共感していただけると思います。
弁当を作ってくれる奥さんや彼女がいない場合は、昼休みはコンビニへ行く方が多いでしょう。
でも現場が田んぼだったり、山の中で近くにコンビニがなくて困ったことがないでしょうか?
朝に買っておく選択肢もありますが、夏なら危険なので昼休みにコンビニで買うしかありません。
しかし現場の近くにコンビニがなく、「探している間に昼休みが終わっていた」のも土木作業員によくある話です。
実際、昼の時間帯になればコンビニには、土木作業員や建築系の職人たちが多く集まります。
つまり現場仕事をする方にとって、「現場の近くにコンビニがあるか?」は非常に重要です!
パチンコ好きが多い
土木作業員には、パチンコ好きの方が多くありませんか?
僕のまわりには、休憩時間になるとパチンコの話をしだす方がとても多いです。
- 昨日〇万負けた
- 今日もパチンコか?
- あの新台どうなの?
上記の会話などは、工事現場で日常茶飯事だと思います。
もしかしたら、パチンコをやらない土木作業員のほうが少ないのかもしれません。(笑)
なので、一服や昼休みにはパチンコの話も土木作業員あるあるの1つでしょう!
現場に女性がいるとテンションが上がる
そもそも、現場で女性に会う機会は非常に少ないはずです。
だからこそ、本当に稀ですが現場に女性がいるとテンションが上がるのも土木作業員の「あるある」でしょう。
確かに土木は、まだまだ男の仕事というイメージがあります。
しかし最近は現場監督だけでなく、女性の土木作業員も増えてきたことをご存知でしょうか?
実際、僕が派遣された現場には20代の美人女性が土木作業員として働いていました。
なので、これからは現場で女性に会う機会が増えてくるかもしれません!
以上が、土木作業員のあるある8選でした。
あなたに共感していただける「あるある」は、いくつありましたか?
土木業界で働く前の【疑問あるある3選】を解決
前項では、現役の土木作業員あるあるを紹介してきました。
ここからは、土木業界で働く前の疑問あるある3選を紹介しましょう。
実際、以下3選を疑問に感じ不安があることで、土木業界へ飛び込めない方は多いと思います。
- 土木作業員はきつい?
- 慣れるまでの期間は?
- 未経験でもOK?
もちろん紹介して終わりではなく、解決もするので安心してください。
では順番に解説します。
土木作業員はきつい?
結論から言いますが、あなたが想像しているより土木作業員はきつくないと思います。
確かに土木作業員は昔から、きつい仕事の1つとして有名でした。
でも今は労働環境が大幅に改善され、きつさは減っています。
作業のほとんどは重機で行うので、肉体的な負担も最低限になりました。
さらにパワハラにも厳しい時代なので、昭和の職人気質のような人間も少なくなっています。
つまり今の土木作業員は、そこまできつい仕事じゃありません!
土木作業員のきつさが減ってきた理由については、下記の記事を参考にしてください。
慣れるまでの期間は?
身体は、数ヶ月もすれば慣れてくるでしょう。
仮に肉体労働が初めての方でも、慣れるまで数ヶ月もあれば体力が付いてくるはずです。
そして先述したように、重機作業が大半で肉体的な負担は最低限なので、身体を壊す心配もありません。
ただし身体が慣れるのは数ヶ月ですが、一人前になるには10年くらいは見ておいたほうがいいでしょう。
ちなみに一人前というのは、重機に乗ったり現場の施工管理をしたりと、すべての土木作業をこなせることを指します。
あくまで基礎的なことは2~3年で覚えられるので、資格も取得しながら少しずつスキルアップすればOKです。
もちろん、技術的に慣れてくるまで個人差はあると思います。
しかし土木作業員は覚えることが多いですし、現場によって作業の内容も変わるので慣れるまで時間が必要です。
ただ、時間がかかっても土木は誰でも慣れてくる仕事でもあります!
なので最初は大変かもしれませんが、慣れるまでの辛抱ですよ。
未経験でもOK?
土木作業員は、未経験でも問題ありません。
なぜなら、学歴も経歴も不問で就職できるのが土木業界だからです。
さらに今の土木業界は、深刻な人手不足に陥っています。
そのため、未経験でも採用されるハードルが非常に低いのですね。
実際、「未経験OK」の土木求人は無数にあります。
興味があれば、「どんな求人があるか?」以下の転職サービスで確認してみてください。
転職サービスは、完全無料で求人が見れます。
そして自由に求人が見れるだけでなく、キャリアアドバイザーが「未経験OK」の求人を紹介してくれるのでおすすめです。
そのように土木業界は人手不足なので、20~30代の方なら未経験でも間違いなく就職できますよ。
ちなみに土木作業員が未経験OKの詳しい理由は、下記の記事をご覧ください。
そんなわけで、以上が土木業界で働く前の疑問あるある3選でした。
少しは不安が解消されたでしょうか?
土木作業員には怖い人が多い?
「土木作業員は怖い人ばかりなのでは?」と、イメージする方も多いのではないでしょうか?
しかしそれは勘違いであり、「見た目は怖いが中身は優しい」も土木作業員あるあるです。
確かに、昔はヤンチャしてた方やタトゥーが入った方はいます。
さらには、やくざと繋がりがある方もいるでしょう。
でも見た目が怖い人に限って、仕事に真面目なのが実態です。
そもそも工事現場には危険が多いので、大きな声で注意することが普通です。
しかし、意味もなく怒ったり手を出してきたりはしません。
なので、そこまで心配する必要はないと思います!
土木作業員の働きやすさは人間関係で決まる
そうは言っても人間関係は、やっぱり重要ですよね。
特に土木は、チームで働くので会社の人との関わりが多い仕事です。
そのため、土木作業員の「働きやすさ」や「続けられるか?」の9割は人間関係で決まります。
先述したように、「見た目は怖いが中身は優しい人」が土木作業員に多いのは事実です。
でも当然優しい人ばかりではなく、本当に多種多様な人間がいるのも土木業界の特徴になります。
たとえば僕が新卒で働いていたブラック企業には、以下のような人間ばかりでした。
- 20才以上も年下の相手にマウントを取る
- 相手の気持ちになって話ができない
- 雑用を新人に押し付ける
- いつも愚痴ばっかり
- 平気で人格否定をする
つまり、人間関係が最悪の超ブラック企業ですね。
この経験からお伝えしますが、土木作業員には見た目が普通でも、人間性が極めて低い人も多いことは知っておきましょう。
そして、人間関係で悩むほど人生で無駄なことはありません。
そのため、もし就職した会社の人間関係が最悪だったら、迷わず転職を検討してください。
土木作業員として働ける職場は、無数に存在するので即退職しても問題ないはずです。
正直、人間関係が最悪の職場で働いても仕事が楽しくないですし、あなた自身が成長できません。
実際、同じ仕事でも人間関係1つで環境は一変します。
僕も転職し職場の人間関係が変わっただけで、働きやすくなりましたし土木の仕事の楽しさに気付けました。
併せて、年収も100万以上アップしたので良いこと尽くしです!
もしくは、あなたが現役の土木作業員で「働きづらさ」を感じているなら、その原因は今の職場の人間関係かもしれません。
もし人間関係が原因なら、転職すれば間違いなく解決するので、行動あるのみです。
ちなみに転職サービスは、求人を掲載する企業の人間関係なども含めて労働環境を調査しています。
その上で優良と判断した企業のみ紹介されるので、安心して転職活動ができると思います。
他にも「年収を上げたい」など、さまざまな希望にも対応しています。
その転職サービスが完全無料で利用できるため、まずは相談だけでもしてみましょう。
土木の転職に強い転職サービスは、以下に記載しておくので。
まとめ
本記事は、僕の実体験から土木作業員の「あるある」を語らせていただきました。
その「あるある」は以下の8選でしたね。
- 毎朝のKY活動に萎える
- 同業者に知り合いが多くなる
- 日焼けで土木作業員と見抜かれる
- つい専門用語で話してしまう
- ダンプの運転だけの日はハッピー
- 現場の近くにコンビニがなくて困る
- パチンコ好きが多い
- 現場に女性がいるとテンションが上がる
きっと、あなたも共感できる「あるある」があったと思います。
そして、未経験の方向けに土木業界で働く前の「疑問あるある」も紹介しました。
未経験の方の不安が、少しでも解消したのなら幸いです。
実際、土木作業員は思っているほど、きつい仕事ではないので未経験でも大丈夫です。
そもそも、仕事のきつさの9割は人間関係で決まります。
ですが他人は自分でコントロールできないので、人間関係で悩んだら転職を検討したほうが無難でしょう。
確かに人間関係について多少の我慢は必要ですが、無理は禁物です!
ですので今の環境に少しでも不満があるなら、転職サービスに登録だけでもしておきましょう。
独自で入手した求人や非公開求人も多数あり、定期的に情報が更新されています。
正直、転職はタイミングで決まることもあるので、常にアンテナを張っておくことが大切です。
下記の記事で紹介している転職サービスは、大手で実績もバツグンなので、転職の情報収集には最適ですよ。