土木転職サポートブログの英太です。
本記事では、「土木作業員は金持ちになれるのか?」を解説します。
結論から言いますが、土木作業員では金持ちになるのは難しいでしょう。
なぜなら、従業員で金持ちの方が少ないというシンプルな理由です。
この致命的な理由を知らないまま働いても、人生が貧乏生活で終わってしまうかもしれません。
そこで本記事では土木作業員からスタートし、建設業で金持ちになる方法を紹介します。
僕も金持ちとは言えませんが本記事で解説する方法を実践し、金持ちになるために日々精進している最中です。
土木作業員として10年ほど働いてきた実体験をもとに、土木作業員の平均収入もお伝えするのでぜひ参考にしてください!
結論を言うと建設業で金持ちになる最も手っ取り早い方法は、現場監督(土木施工管理技士)になることです。
事実として土木施工管理技士なら現実的に年収1,000万円も目指せるので、土木施工管理技士への転職は金持ちへの第1歩になるでしょう。
「自分は土木施工管理技士に向いているのか?」は、下記の記事で判断ができます。
【前提】従業員で金持ちの方は少ない
そもそも従業員で、金持ちの方は少ないのが現実です。
なぜなら、正社員でも毎月の給与20~30万と固定された条件で働くケースがほとんどだからです。
実際、国税庁の調査では会社員の平均年収は461万円と発表されています。
確かに金持ちの定義は人それぞれですし、上を見たらキリがありません。
でも多くの方は、「年収1,000万でお金持ち」と考えるのではないでしょうか?
つまり月収が約100万円弱なので、普通以上の暮らしができる収入でしょう。
ただ先述したように、月給20~30万円で働く方が大半で年収1,000万の半分以下ですよね。
確かに大企業の取締役クラスなら、年収1,000万以上の方もいます。
ちなみに僕の幼馴染の父親が大企業の取締役で、年収1,000万を超えているそうです!
でも何十年も正社員として会社に尽くしてきた結果ですし、多くの会社員は良くて年収500万円ほどでしょう。
そのように会社の従業員で、金持ちの方は少ないことを知っておくべきです。
言うまでもなく、土木作業員も従業員なので該当します。
土木作業員の平均年収は約370万
土木作業員の平均年収は、約370万円です。
つまり、世の中の会社員の平均年収よりも100万近く安くなっています。
ただし土木作業員の年収は、地域やスキルで大きく変わるものです。
土木作業員の年収についての詳細は、下記の記事を参考にしてください。
もちろん土木作業員の年収でも、生活は十分できますし贅沢をしなければ貯金もできるでしょう。
でも金持ちには、ほど遠いですし土木作業員は他の会社員よりも昇給には限界がある職種でもあります。
その理由は、土木業界は作業員のままでは社会的な出世ができないからです。
ここについて詳しくは後述します!
土木作業員の日当の相場
土木作業員の日当も、地域やスキルによって異なります。
例えば、僕が住んでいる青森県の土木作業員は、以下の日当で募集をかけている企業が多いです。
ちなみに僕は10年近く土木作業員として働き「2級土木施工管理技士」など資格を所持し日給は9,000円です。
ここまで昇給するまでは長かったですが、地方の土木作業員としては良いほうでしょう!
でも、都会になると未経験者でも日当15,000円がもらえたりします。
そのように土木作業員の日当の相場も、地方と都会で変動するため一概には言えません。
ちなみに土木作業員は、ほとんど日当(1日の単価)×出勤日数で働きます。
そのため、年収より日当を気にする方が多いです。
地域で変動するものの、日当の相場を知らないと必要以上に安く働かされる可能性があります。
なので下記の記事を参考に、土木作業員の日当の相場を把握しておきましょう。
土木作業員が金持ちになれない致命的な理由
土木作業員が金持ちになれないのは「従業員だから」以外に、もう1つ致命的な理由があります。
それは先ほども少しお話しましたが、社会的な出世ができないことです。
従業員で唯一、普通の会社員より金持ちになれる希望があるのは、会社の重役の方でしょう。
しかし土木作業員では、「専務」や「部長」などの肩書きが付きません。
土木業界では作業員ではなく、現場監督のみ出世ができます。
つまり土木作業員のままでは、仮に20年働いたとしても会社では平社員の扱いになるのです。
簡単に言うと、現場監督の下で働く立場なので従業員の従業員というイメージでしょうか。
そのため会社からは、そこまで重宝されないのが土木作業員の宿命です!
だからこそ昇給には限界がありますし、もちろん金持ちと言えるまで収入が伸びることもありません。
この「社会的な出世ができないこと」が、土木作業員が金持ちになれない致命的な理由です。
金持ちの方に共通するたった1つのこと
本当に金持ちの方は、そもそも従業員ではありません。
つまり自分の事業を持っていることが、金持ちの方に共通することなのです。
確かに従業員でも大企業の取締役なら、年収1,000万超えの方も少なからずいます。
でもどんなに会社での地位が高くても、従業員であることは変わりません。
歩合制なら別ですが、ほとんどの場合、従業員では毎月の給与が固定されているはずです。
なので従業員なら、どれだけ仕事をがんばっても利益はすべて会社のもので収入には限界があります。
しかし自分で事業をやっている方は収入が安定しないものの、がんばった分だけ自分に返ってきます。
要するに収入が青天井だからこそ、金持ちになれているのですね。
さらに稼いだお金で、また別の事業を始めて収入源を増やすこともできます。
そのように本当に金持ちの方は、従業員ではなく収入が青天井の環境で働いています。
実は金持ちの方と、そうでない方の違いは意外にシンプルなのです!
建設業で金持ちになるための行動3つ
ここまでお話してきたように、土木作業員のままでは金持ちになることは難しいでしょう。
でも金持ちになれない理由が分かった以上、諦めるのは早すぎると思いませんか?
もちろん「1ヶ月後に億万長者」という上手い話はないですが、できることから1つずつ始めれば収入を増やすことは可能です。
でも最初から希望を捨てて、何も努力しないなら収入が増えることはありません。
そこで、建設業で金持ちになるための行動3つをお伝えします。
では順番に解説します。
現場監督になって出世を目指す
建設業で金持ちになるための行動1つ目は、現場監督になって出世を目指すことです。
いきなり事業を始めるのは危険すぎますし、会社員と違って最低限の金額を稼げる保証もありません。
なので土木作業員から現場監督になることが、建設業で金持ちになるには1番の近道でリスクもなく安全だと思います。
そして現場監督になるには、「土木施工管理技士」という国家資格を取得する必要があります。
でも土木作業員の経験があるなら、取得するのは難しくないはずです。
今の土木業界は、現場監督の人手不足に陥っています!
そのため現場監督になって出世すれば、土木作業員よりも収入は大幅に増えるでしょう。
さらに、ホワイト企業へ転職する際にも非常に有利になります。
実際、現場監督が転職して年収が1,000万になった事例も少なくありません。
だからこそ現場監督へステップアップをすることが、今の生活を守りながら収入を増やすためにできる最も安全な行動です。
もし可能なら「現場監督見習い」で就職することが、さらに近道になりますよ。
その「現場監督見習い」の求人は、KSキャリアなら多く保有しているでしょう。
アドバイザーも土木業界を熟知しており、転職のサポートも手厚いためオススメです。
独立する
建設業で金持ちになるための行動2つ目は、独立することです。
現場監督として経験と実績を積み、土木業界で独立できたら従業員は卒業です。
確かに、独立にはリスクがありますよね。
しかし経験を積んだあとの独立は、勢いでする独立よりも上手くいく可能性は圧倒的に高いでしょう。
何より収入が青天井なので、がんばった分だけ稼げます!
いずれにしても本当の金持ちになるには従業員では難しいので、独立が1つの選択肢なのは間違いありません。
副業を始める
建設業で金持ちになるための行動3つ目は、副業を始めることです。
こちらは、以下に該当する方におすすめの選択肢になります。
- やっぱり独立は怖い
- 独立してまで土木をやりたくない
つまり土木作業員として最低限の生活費を稼ぎながら、収入を増やすために副業をがんばるということです。
たとえば、今は個人でも気軽に副業ができるようになりました。
つまりパソコン1台で、誰でもローリスクでオーナーになれる時代です。
副業でも、あなたがオーナーなので収入は青天井になります。
実際、副業から始めたビジネスで金持ちになった方も多いでしょう。
もし稼げなくても、土木作業員の収入があるので生活には困りませんよね。
そのように「会社員」と「オーナー」の二刀流で金持ちを目指すのも、現代では選択肢の1つです。
僕も今のところ金持ちとは言えないですが、土木作業員とブログ運営の二刀流で活動しています!
以上が土木作業員から収入を増やし、建設業で金持ちを目指すためにできる行動3つでした。
確かに土木業界で独立するのは勇気が必要ですが、以下のことは今日からでも始められるはずです。
金持ちになるために、今日からできることは必ずありますよ。
土木作業員の将来性は?
簡単に説明すると、以下3つの理由により土木作業員の将来性は十分と言えます。
まず、土木工事の需要がなくなることはありません。
その理由は、人間が生きている限り土木構造物は必要だからです。
さらに土木工事は、高い技術と現場によって臨機応変に作業する必要があるため、AIが代行するのは不可能です。
仮に需要があったとしても、AIに任せられる仕事なら将来性はないですよね。
でも土木工事は需要がありますし、AIで事が足りるほど単純な作業ではないため、20年後も人間がやるべき職種になるでしょう。
つまり土木作業員で金持ちにはなれませんが、仕事がなくなる心配はありません!
それでも土木作業員の将来性が心配な方は、下記の記事を参考にしてください。
多くの企業が人手不足に悩んでいる業界なので、採用される確率は非常に高いと思います。
建設業で働き金持ちになるために行動しよう
土木作業員に限らず、従業員では金持ちになることは難しいと思います。
実際に金持ちの方のほとんどは従業員ではなく、自分で事業をしています。
今すぐ事業を始めるのは無理でも、行動や努力によって収入を増やすことは可能です。
間違いなく過去の僕のように、「一般人が金持ちになるのは無理」と考えている方の収入が増えることはないでしょう。
土木作業員も真面目に働けば最低限の暮らしはできますが、金持ちにはなれません。
なので、収入を増やすための行動をできることからしていきましょう!
最もリスクがなく手っ取り早いのは、現場監督になることでしたね。
現場監督も従業員ですが社会的な出世が目指せるため、土木作業員より収入は確実に高くなります。
役員まで出世すれば、年収1,000万も夢じゃないでしょう。
経験を活かせる意味でも、土木作業員から現場監督になることは最適な方法だと思います。
さらに現場監督として経験を積ませてくれる会社に転職できれば、短期間でスキルアップが可能です。
でも「現場監督見習い」で採用されるのは、新卒が多いのが現実です。
しかし転職サービスなら、中途採用で未経験OKの「現場監督見習い」の求人を保有しています。
現場監督になるには、しっかり育ててくれる会社に就職することが必須になります。
会社選びに失敗しないためにも、転職のプロに紹介してもらうのが安心だと思います。
完全無料で相談できるので、この機会にぜひご利用ください。
「転職サービスに相談する」が、収入を増やすための最初の行動です。
他にも副業をやってみたり、金持ちに近づくためにできることはたくさんあります。
つまり「自由な時間をどう使うか?」で、僕たちの収入は変わってくるのかもしれません。
いずれにしても休日にパチンコばかりしていては、金持ちになるのは不可能です。
なので今日からでも、できることからコツコツ始めていきましょう。
僕もブラック企業から逃げるという行動をしたからこそ、年収が100万アップした経験があります。
そのように本当の金持ちになれなくても、少しの行動や努力で収入を増やすことはできるのです。