土木転職サポートブログの英太です。
本記事は、「もう土木を辞めたい」と悩むあなたへ助言をさせていただきます。
土木を始めたものの仕事で失敗したり、現場で怒られてばかりだと「自分に土木は向いていないのでは?」と不安になりますよね。
しかし「土木は辞めたいけど自分に向いてる仕事が分からない」と、なかなか転職をする勇気が出せずにいませんか?
事実として「辞めたい」と思いながら働くのは辛いですし、それでは将来のためのスキルも身に付かないでしょう。
つまり、気持ちがスッキリしないまま土木を続けていると手遅れになるかもしれません。
そこで本記事では「あなたは本当に土木を辞めるべきか?」を明らかにしていきます。
さらに適職を見つけるために、最も重要な考え方や方法もお伝えしていきましょう!
何回も「土木を辞めたい」と思いながら10年続けてきた僕の経験をもとに解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお「土木から転職するなら、どんな仕事が良いのか?」を知りたい方は、まず下記の記事を読むことを推奨します。
この記事では、土木からの転職におすすめの仕事を具体的に紹介しています。
土木作業員を辞めたい理由の大半はこの5つ
早速ですが、土木作業員を辞めたいと思う理由は以下の5つです。
大半がこれらの理由だと思います。
では順番に解説します。
土木が向いていないと感じる
土木作業員を辞めたいと思う理由の1つ目は、土木が向いていないと感じるからです。
実際、土木は専門職なので覚えることがたくさんあります。
なので土木の仕事を初めてやる方は、作業がうまくできなかったり、そもそも指示を理解できないことが頻繁にあるでしょう。
ただ最初はみんな未経験なので、それは誰もが通る道です。
しかし「仕方がないこと」だと頭では分かっていても、毎日のように怒られていると落ち込みますよね。
そんな日々が続くと、「自分に土木は向いていないのかも?」という考えが頭をよぎるでしょう。
その気持ちが「辞めたい」に繋がっているのだと思います。
でも単純に経験が不足しているだけで、向いていないわけではないかもしれません。
つまり、「まだできない」と「向いていない」を混同していませんか?
ここについて詳しくは後述します!
人間関係が超めんどくさい
辞めたいと思う理由の2つ目は、人間関係が超めんどくさいからです。
確かに建設業界の人間関係は、めんどくさいと思います。
なぜなら昭和のような親方が、この業界には未だに多いからです。
つまり口が悪かったり、必要以上に細かい職人気質の人間ですね。
今ならパワハラで完全にアウトなことでも、平気で行われているのが建設業界になります。
このギスギスした人間関係に耐えられず、退職する方は多いでしょう。
実際、土木は仕事よりも、考えが昭和のままの世代と付き合っていくことのほうが難しいかもしれません!
休みが少ない
辞めたいと思う理由の3つ目は、休みが少ないことです。
土木業界は職種に関係なく、休みは日曜日だけの会社が多いです。
つまり週休1日なので、他の業界と比べても非常に休みが少なくなります。
今は昭和と違って、仕事一筋の時代ではありません。
なので仕事よりもプライベートを重視したい方にとって、休みが少ないのは致命的でしょう。
僕も新卒の頃は、「土日休みの人たちが羨ましい」と思っていました。
でも働き方改革の影響もあり、土木業界も少しずつですが週休2日制が浸透しています。
根気よく探せば、土木作業員でも土日休める会社が見つかるはずです。
だからこそ土木を辞めたいと思う理由が、休みが少ないことなら土日休みの会社に転職すると解決するかもしれません。
ちなみに建設業界で週休2日制の会社を探すなら、助太刀社員がおすすめです。
休日や給料形態など、好きな条件を指定して求人の検索ができるので、この機会に登録しておくのも悪くないでしょう。
登録しておくだけでスカウトが来る可能性もあるので、ぜひご利用ください。
約17万人が利用する助太刀社員は、下記から登録できます。
危険な仕事に耐えられない
辞めたいと思う理由の4つ目は、危険な仕事に耐えられないからです。
事実として、土木作業員の仕事には危険が多いです。
1t以上あるコンクリート製品や鉄骨をセットしたりするので、少しの不注意が大ケガに繋がります。
最悪の場合、命に関わることもあるでしょう!
そこまでの事故は起きないとしても、土木工事で小さなケガは付き物です。
つまり常に危険と隣り合わせの状態で働く中で「この仕事を一生するのか?」と、その危険さに耐えられなくなるということです。
周りの「やめとけ」が気になる
辞めたいと思う理由の5つ目は、周りの「やめとけ」という声が気になるからです。
土木作業員の世間的なイメージは決して良くないので、周りの方から「その仕事はやめとけ」と言われた方もいるでしょう。
なぜ土木作業員をやめとけと言われるのか?の詳細は、下記の記事をご覧ください。
その反対の意見を押し切ってチャレンジしたものの、ここまでお話してきたように、
- 現場では怒られてばかり
- 人間関係もめんどくさい
- 満足な休みもない
- 危険も多い
現実がこんな感じなので「土木はやめとけば良かったのか?」と、ここで周りに言われた「やめとけ」の声が気になってくるのです。
その結果、退職したい気持ちが出てきたのかもしれません。
以上が土木を辞めたいと思う理由5つでした。
経験から考えて、大半の方はこれらが理由で辞めたいと思っているはずです!
土木作業員が向いていないと感じるのは職場のせい
ここまで、土木を辞めたいと思っている理由を紹介してきました。
でも土木作業員を「辞めたい」とか「向いていない」と感じるのは、大体が職場のせいだと思います。
なぜなら本当に土木作業員に向いていないなら、そもそも「この仕事やってみよう」と思わないはずだからです。
たとえば僕なら高いところが苦手なので、高所で仕事を毎日する職種は絶対にできないと感じています。
できないというよりも、「チャレンジしよう」とも思いません。
それでも、あなたは数ある仕事の中から土木作業員を選んだわけです。
その時点で多少は、「向いている」という部類に入るのではないでしょうか?
実際に今の会社に就職する前には、「土木の仕事にチャレンジしようかな?」と思ったはずですからね。
でも実際に働いてみて「向いていない」と思ったのは、なぜでしょう?
つまり、職場の環境が悪いことで「向いていない」と思わされているだけです。
だからこそ今よりも少しだけ環境の良い職場に転職できれば、土木作業員の仕事も楽しくなると思います。
同じ仕事でも「誰と働くか?」で楽しさも、やりがいも全然違います。
これは僕が実際に経験したことなので、間違いありません!
なので騙されたと思って、転職をしてみてください。
そして自分に合った職場や適職を見つけるために、心強い味方となるのが転職サービスです。
適職を見つけるには転職サービスに相談がおすすめ
ここまで読んでいただき、「なぜ自分が土木を辞めたいと思っているのか?」の整理はできたでしょうか?
しかし自分にとっての適職は、そう簡単に見つかるものではありません。
- 本当に土木が向いていないのか?
- 今の職場に問題があるのか?
- 自分がやりたいことは何なのか?
理由が分かっても、上記のようなモヤモヤが消えない方も多いでしょう。
そこで適職を見つける方法として、おすすめなのは転職サービスに相談することです。
実際1人で悩んでいても、解決する可能性は低いと思います。
また会社の人間や親に相談をしても、
- ここで辞めたら他でも通用しない
- いいから今の仕事を続けなさい
- みんな我慢しているのだから
上記のようなことを言われるだけで、まったく解決しません。
だからこそ、あなたの話を真剣に聞いてくれて、客観的なアドバイスをくれる転職サービスがおすすめなのです。
転職サービスでは求職者の1人ひとりに担当のアドバイザーが付き、あなたの適職の発見を手伝ってくれます。
ヒアリングを行い、あなたの適性に合った求人を厳選してくれ、さらに内定まで徹底的なサポートも続きます。
「相談したら絶対に転職をしないとダメ」というわけではないので、参考までに相談してみると新たな発見があるかもしれません。
「今の自分にはどんな転職先があるか?」を把握するためにも、ぜひ1度相談してみませんか?
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マイナビ転職AGENTは若手の転職に強く、未経験OKの求人も多く保有しています。
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- 適性に合った職種or企業を探す
- 企業への応募
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そんな中、マイナビ転職AGENTと大きく違うのは以下の2点です。
- スカウトサービスがある
- 地方の求人が多い
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20代に比べて、40代の転職は失敗が許されないと思います。
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リクルートエージェントの詳細は、下記からどうぞ。
土木の仕事ができない原因は1つだけ
土木の仕事ができないのは、シンプルに経験&知識が不足しているだけです。
あなたにセンスや才能がないというわけではありません。
正直、土木はコツコツと経験を積んでいけば、少しずつ仕事もできるようになっていきます。
だからこそ、まだ経験が少ないからできないだけなのに「向いていない」と勘違いしないようにしましょう。
今では当たり前のように仕事をこなしているベテランでも、新人のときは何もできなかったはずです。
にも関わらず、この道20~30年のベテランが新人に対してマウントを取っている姿をよく見かけます。
そんな人間としてのレベルが低いベテランは、無視でOKです。
そもそも、新人がベテランと同じ能力を発揮できるわけがないですよね!
なので、ベテランの土木作業員と比べて仕事ができない自分を責める必要はありません。
重要なので繰り返しますがベテランの土木作業員が、あなたより仕事ができるのは、単純に経験値の差です。
つまり、あなたより才能があったわけでも、優秀なわけでもないのです。
何回も【土木を辞めたい】と思いながら続けた結果
本記事の冒頭でもお伝えしましたが僕も新人の頃から、数えきれないほど「土木を辞めたい」と思ってきました。
- 上司のパワハラ
- 現場では怒られっぱなし
- 仕事でミスばかり
それでも、自分に向いてる仕事なんて分からなかったですし、転職する勇気もありませんでした。
だからこそ、「辞めたい」と言いながら10年も続けてきたのです。
しかしその結果、
振り返ってみれば、悪いことばかりではなかったと感じます。
こんな僕でも10年ほど土木をやってきて、新人の頃はできなかった仕事も今では当たり前にできています。
だからこそ土木はセンスや才能ではなく、経験だと断言できるのです。
いま思えば、20才以上も年下の僕にマウントを取ってきた当時のベテランの土木作業員たちが哀れに見えてきます!(笑)
親子くらい年が離れた若者に仕事でしかマウントが取れないのは、控えめに言っても悲しい人生だと思います。
そのように、続けることで見えてくるものが必ずあるということです。
なので、もし人間関係に悩んでいるだけなら、そんな会社は辞めて別の職場で土木を続けてみてもいいかもしれません。
本当に土木を辞めたほうがいい人に共通すること
もちろん「土木を続けるか?」「続けないか?」は自由ですが以下に該当する場合、土木は辞めたほうがいいでしょう。
つまり将来的に現場を管理する立場になる気がないなら、今のうちに土木を辞めておくことが賢い選択です。
なぜなら土木業界は、資格を取って現場監督にならないと出世もできないからです。
土木作業員のままだと、平社員として肉体労働を一生することになります。
加えて、いずれ年下の方が上司となるでしょう!
そのように年を取ってから大変になると思うので、個人的には土木作業員を一生続けるのは推奨しません。
なので、「今は土木作業員だけど将来は現場監督を目指す」という方が土木を続けるべきです。
逆に現場監督になる気はない方は、将来を考えても土木は辞めたほうがいいと思います。
そこで次項では、土木作業員からの転職におすすめの職業を紹介するので参考にしてください。
土木作業員から転職するなら?
土木作業員からの転職は、以下の職業がおすすめです。
土木と関係ない職種ですが、意外に土木の経験が活きることもあります。
では順番に解説します。
営業マン
コミュニケーションが好きだったり、自信があるなら営業マンがおすすめです。
営業マンにも顧客との人間関係はありますが、土木業界ほどの鬱陶しさはないでしょう。
なぜなら相手は上司ではなく、あくまで「お客さんだから」です。
それに、気難しい昭和世代がいるのも土木業界くらいだと思います。
なので心機一転として新しい仕事にチャレンジするなら、営業マンはおすすめの1つです!
トラック運転手
運転が好きなら、トラック運転手への転職がおすすめです。
こちらは土木業界でダンプを運転したことがある方には、経験が活かせる転職先になるでしょう。
またトラック運転手には、土木作業員にはない魅力があると思います。
それは、完全に1人で仕事ができることです。
工事現場には危険が多いので、基本的に1人で仕事する機会がないですよね。
だからこそ、土木業界の超めんどくさい人間関係に限界を感じて、さらに運転が好きならトラック運転手はピッタリでしょう。
実は僕もダンプの運転中に1人でいられることに魅力を感じて、「トラック運転手になりたい」と思ったことがあります!
工場作業員
工場作業員も土木と比較すると、1人で黙々と仕事ができます。
なので人間関係の悩みも、土木業界ほど多くないでしょう。
また最近よく目にするのは、自動車関連の整備工場の求人です。
こちらは給料が高めの期間工なので「短期間でガッツリ稼ぎたい」方にはおすすめです。
地元を離れることが多いので、あくまで出稼ぎという形になると思います。
しかし実際にやってみて、向いてそうなら工場作業員として、そのまま就職するのもありかもしれません!
IT業界
現場仕事からパソコンが商売道具になるIT業界は、土木とは完全に畑違いの職業です。
なので本当に新しい挑戦になりますが、今後の時代の方向を考えるとIT業界はおすすめです。
今はネットで何でもする時代なので、IT業界の需要は右肩上がりになっていくでしょう。
何よりIT業界の魅力は、
- 副業から始められる
- パソコン1台で仕事ができる
- 独立・フリーランスを目指せる
このように、土木業界にはないメリットが多数あります。
土木業界で独立するなら莫大な初期費用が必要ですが、IT業界ならパソコン1台で副業からでもスタートできます。
さらに基本的に1人で仕事ができるので、人間関係のストレスもありません。
実際このブログを書くこともIT業界の仕事の一部ですが、1人で自宅やカフェで作業しています!
完全に畑違いな業界への転職になりますが、ネット社会の今だからこそIT業界はアツいでしょう。
ここまでが、土木作業員からの転職におすすめな職業の紹介でした。
それぞれの職業への転職に強いサービスは、下記の記事を参考にしてください。
正直、土木からの転職は下記の記事ですべて解決できます。
まとめ
本記事では「土木を辞めたい」と悩むあなたに、助言をさせていただきました。
実際に何回も辞めたいと思いながら土木を10年続けてきた、僕の経験をもとに解説してきたので少しは参考になったのではないでしょうか?
仕事ができないのは、単純に経験不足なだけなので気にする必要はありません。
つまり土木は経験を重ねると知識も技術も、どんどん身に付いていきます。
それでも「土木作業員を辞めたい」と思ってしまうのは、以下5つの理由があるからです。
中には、自分でコントロールできない理由もあるでしょう。
その際は、適職を求めて土木を辞めてみるのもありだと思います。
もし辞めても土木作業員は、またいつでもチャレンジできます。
ぜひ転職のプロのサポートを活用し、適職を見つけましょう。
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