土木転職サポートブログの英太です。
本記事では、現役の土木作業員の給料明細書をお見せします。
あなたは現在、土木作業員への就職を考えているかもしれません。
そして最も気になるのは「土木作業員はいくら稼げるの?」ではないでしょうか?
また土木作業員の年収やボーナスなど、給料事情についても気になりますよね。
事実として土木作業員の給料形態は、他の職種と比較しても特殊です。
なので給料事情を何も知らないまま就職すると、転職に失敗してしまうかもしれません。
そこで本記事では土木作業員の給料について徹底的に解説し、年収を上げるコツもお伝えします。
10年ほど土木作業員をしている僕の実体験をもとに解説するので、ぜひ参考にしてください!
ちなみに「土木作業員のおおよその年収が知りたい」という方は、下記の記事を読むと解決するでしょう。
現役の土木作業員の給料明細書を公開
さっそく、現役の土木作業員の給料明細書をお見せします。
ちなみに、僕のステータスは以下です。
上記のステータスである僕が、「10年でどれだけ給料が上がったのか?」も併せてご覧ください。
直近の給料明細書
まずは、直近の給料明細書からいきましょう。
先月の給料明細書が以下です。
本記事を書いている今は令和4年11月なので、上記は令和4年10月分の給料明細書になります。
この時期は残業もほとんどないため、手取りで17~20万円といったところです。
しかし、地方の土木作業員としては良いほうだと思います。
なぜなら僕が住んでいる青森県では、勤続20年でも手取りで20万円もらえない職種の方も普通にいるからです。
そのため、定時上がりでは決して悪くない給料でしょう!
新卒時代の給料明細書
今でこそ地方の土木作業員としては悪くない給料がもらえていますが、それは9年働いてきた結果でしかありません。
新卒時代はブラック企業に就職してしまったため、高校生のアルバイトみたいな給料しかもらえませんでした。
そんな新卒時代の給料明細書が以下です。
何と、手取りでたったの12万円です。
週に6日も働き、1日10時間の拘束でこんな薄給でした。
時給にすると、本当に最低賃金を下回るくらいでしょう。
加えて上司からのパワハラも日常茶飯事だったことを考えると、コンビニでアルバイトをしてた方がよかったと思います。
最終的には、このブラック企業は1年で退職しています!
冬場の給料明細書
雪国の土木作業員の場合、冬はめちゃくちゃ稼げます。
その理由は、除雪作業があるからです。
つまり日中の仕事だけでなく、雪が積もれば夜中も働きます。
確かに体力的にしんどいですが、その分だけ給料は高くなるのですね。
そこで、土木作業員の冬場の給料明細書が以下です。
20万円後半から、30万円も稼げている月もあります。
もちろん雪の量によるため冬場の給料は不安定ですが、最低でも20万円は稼げます。
このように雪国の土木作業員の冬はハードですが、給料明細書を見ると疲れが吹っ飛びますね!
給料を上げるためにやったこと
ここまで、現役の土木作業員の給料明細書をお見せしてきました。
新卒時代から10年で、総支給額を約10万円アップさせることに成功しています。
でも、僕が給料を上げるためにやったことは以下の3つだけです。
- 転職した
- 資格・免許を取得した
- スキルを付けた
正直、土木作業員は資格を取得してスキルを身に付ければ給料は上がります。
しかしブラック企業は、従業員から時間を搾取することしか考えていません。
確かに僕がブラック企業で働いていたときは、新卒で資格もスキルもない状態でした。
なので給料については強く言えない部分はあったかもしれませんが、それでも手取り12万円は安すぎたと思います。
もし、あのままブラック企業で働いていても、給料はそんなに上がらなかったでしょう。
つまりブラック企業で、どれだけがんばっても給料アップには期待できません。
だからこそ、まずは普通の会社に転職をしたわけです。
そこで2級土木施工管理技士を始めとした資格を取り、スキルを付けていきました!
土木作業員が給料を上げるために使うべき転職エージェント
正直、土木作業員はどの転職エージェントを使って転職するかで、めちゃくちゃ給料に影響します。
なぜなら転職エージェントには、土木作業員として給料の高い会社が非常に多く掲載されているためです。
最もやってはいけないのは、ハローワークやIndeedなどを使った転職になります。
これらに掲載している企業はお金がないので、当然ながら土木作業員として働くみなさんに還元する給料も少ないです。
では、どの転職サービスを利用すればいいのでしょうか?
ひとまず、初めての就職活動なら、就職Shopが超おすすめです。
就職Shopは、20代の初めての就職活動を完全無料で支援してくれるサービスになります。
業界では大手となる株式会社リクルートが運営しているので、安心して就職活動ができるでしょう。
就職Shopの特徴をもっと知りたい方は下記の記事も併せてどうぞ。
そして20~30代と若手の転職なら、マイナビ転職AGENTを推奨します。
マイナビ転職AGENTも大手であり、業界トップクラスの会員数と求人数を誇ります。
特に若手の採用には強みがあるので、土木業界への転職を検討する際もぜひご利用ください。
ちなみにマイナビ転職AGENTの詳細は、下記からご覧になれます。
いずれにしても土木作業員への転職は、なるべく転職エージェントを利用しましょう。
実際問題、転職サービスを使わない転職はセンスないです。だって、給料が全然上がらないから。
ぼくも転職サービスを使った転職で10万円の給料アップに成功しています。
無料で登録して、どんな求人が掲載されているかを確認するだけでも価値があるので、ぜひ今のうちに登録してみてください。
土木作業員が給料を上げるためにおすすめの資格
ぼくは、新卒から10万円以上の給料アップを実現しています。
特に除雪をするための資格や免許を取り、重機のスキルを付けたのが大きいでしょう。
そのように土木作業員は普通の会社に就職して、資格やスキルを習得することで給料アップが可能です。
なので、土木作業員の給料は努力&行動次第で決まります。
そのためには、まずは普通の会社に就職して、資格を積極的に取得していくことが大切です。
ちなみに、土木作業員におすすめの資格については下記の記事を参考にしてください。
重要なのは「転職→資格取得」の順番で進めることです。
正直、転職前に資格を取得したところで何の意味もないですからね。
上記の記事では、土木作業員が最低限は取得したい資格について解説しています。
正直、土木作業員が給料を上げるカギは転職後の資格取得です。
資格の取得にかかる費用や期間もお伝えしているので、ぜひ読んでみてください。
土木作業員のボーナスはいくら?【明細書あり】
せっかくなので、現役の土木作業員のボーナス明細書もお見せしましょう。
以下がボーナス明細書になります。
僕が働く会社では、夏と冬に毎年ボーナスが支給されます。
ただしボーナスは会社の業績で変わるので、毎月の給料以上に安定はしません。
でも、土木作業員にボーナスを支給しない企業も多いことは覚えておきましょう。
実際、現場監督にだけボーナスを支給し作業員には1円も支給しない企業もあります。
なので土木業界で確実にボーナスをいただくためには、土木施工管理技士を取得し現場監督になる必要があるでしょう。
そうは言っても、ボーナスの有無は企業次第です!
そのため土木作業員にもボーナスを支給する企業は必ずあるはずなので、事前の確認をおすすめします。
土木作業員の日当の相場
多くの土木作業員は、日当で働いています。
つまり1日の単価×日数で給料が計算され、月末でまとめる給与形態です。
だからこそ、土木作業員の日当の相場を知っておくことが大切です。
ただし土木作業員の日当は地域によって、相場が異なります。
加えて企業にもよりますが、以下を目安に相場を判断しましょう。
- 地方は7,000~8,000円が相場
- 都会は10,000~15,000円が相場
実際、僕が住む青森県の土木作業員の求人を見ると、日当7,000~8,000円で募集している企業が多いです。
資格を持っていたり、熟練の土木作業員でも9,000~10,000円くらいでしょう。
ところが東京など都会に行くと未経験者でも、最低で日当10,000円が相場になっています。
このように地域によるため一概には言えませんが、日当の目安にはなると思います。
ここまで土木作業員の給料事情について、徹底的にお話してきました!
もっと詳しく給料事情が知りたい方は、以下の土木作業員の年収の記事も併せてご覧ください。
上記の記事では、土木作業員の日当の相場もデータ付きでさらに詳しく解説しています。
また年代別の平均年収も確認でき、土木業界の給料事情をもっと知れるので参考になりますよ。
土木作業員の離職率は?
土木作業員が働く、建設業の離職率は9.3%というデータがあります。
こちらは、厚生労働省の令和3年雇用動向調査結果を参考にさせていただきました。
他の職種と比較しても決して高いわけではないですが、ネットで公表されている離職率はあまり参考にならないと思います。
なぜなら「仕事を続けていけるか?」は、就職する会社で決まるからです。
実際、建設業を行う企業は全国に数え切れないほど存在しますが、人間関係などが同じ会社は1つもありません。
僕も最初のブラック企業は1年で退職しましたが、そのあと再就職した会社では7年以上も続いています!
その経験から分かったのは、「続けられるかは環境次第」ということです。
つまり、まわりの離職率に関係なく、単純にあなたに合った企業に就職できれば続けられます。
逆に合わない会社だったり、ブラック企業に就職してしまえば続きません。
本当にそれだけの話なので、ネット上で公表されているデータやランキングは気にしないでください。
建設業全体の離職率よりも、就職したい企業の離職率を見たほうがずっと参考になると思います。
土木作業員は身体を壊す?
僕のまわりで、土木作業員として働いたことで身体を壊した方は1人もいません。
確かに土木作業員は体力勝負ですし、冬は夜中に除雪したりと最初は大変です。
でも近年は働き方改革により、従業員に無理な労働はさせない時代です。
そのため夜中に除雪があるときは、日中の仕事を早めに切り上げるなどの配慮があります。
さらに工事現場でも、今は重機作業が主流なため、土木作業員の肉体的な負担もそこまで大きくありません。
なので、土木作業員だからと言って身体を壊す心配はないでしょう!
身体よりも、メンタルを壊す方のほうが多いかもしれません。
そんなときこそ、無理をせず「逃げる」選択をするのが無難ですね。
土木作業員の将来性は十分
結論から言うと、土木作業員の将来性は十分です。
まず、将来性がない仕事とは以下に該当する仕事ではないでしょうか?
- AIに任せられるくらい単純な作業
- 世の中から需要がなくなる
例えば、飲食店の注文やコンビニのレジなどは既に機械化が進んでいますよね。
では、ここで考えてみてください。
AI(ロボット)が土木工事をできると思いますか?
その答えは、土木は高い技術と専門性が必要なためAIが行うのは不可能に近いです。
確かに、これから日本の技術が発達していけば土木工事ができるくらい優秀なAIが発明される可能性はあるでしょう。
でもそれは100年後や200年後の話で、僕たちが生きている間の土木工事は人間が行う仕事になると思います。
さらに、土木構造物が世の中から消えることも考えにくいです。
以上のことから、土木作業員の将来性は十分です!
土木作業員の将来性については下記の記事を参考にしてください。
上記の記事を読んでいただき、「今後の土木業界がどうなっていくか?」をいっしょに考えてみましょう。
【朗報】土木作業員への就職は簡単
土木作業員として、就職するのは非常に簡単です。
履歴書を書いて、企業に応募するだけです。
「未経験OK」と記載された求人なら、基本的に誰でも面接まで進めるでしょう。
なぜなら学歴も経歴も不問で、入社の時点では何も持っていなくてもOKなのが土木作業員だからです。
つまり、土木作業員は「過去に何をがんばったか?」ではなく「これからの努力」が求められます。
だからこそ中卒でも、長年フリーターだった方も、やる気と現場で働ける健康な身体があればOKです。
加えて、今は業界が人手不足に悩んでいるので、学歴や経歴は関係なく20~30代の若手なら高確率で採用されます。
未経験でも土木作業員になれる理由は、下記の土木への転職におすすめのサービスの記事で解説しています。
上記の記事を読むと、土木業界への具体的な転職方法が分かります。
さらに転職後のキャリア形成も解説しているので、土木業界に興味がある方は読んで損はないでしょう。
土木作業員として就職するのは簡単なので、何も心配することなく上記の記事を参考に行動してみてください。
土木作業員は、最初こそ平均年収より安くなるかもしれません。
それでも、人並みの収入を稼ぐことはできます。
さらに、資格の取得やスキルを磨いていけば給料が上がる可能性も十分あるでしょう。
なので以下に該当する方は、この機会にぜひ土木作業員にチャレンジしてみませんか?
- そろそろ手に職を付けたい
- やりたいことがなくフリーターを続けてきた
- 今の仕事では将来が見えない
正社員でも、昇給がまったく見込めない仕事も世の中にはたくさんあると思います。
しかし土木作業員は努力次第で昇給しますし、将来性もバツグンです。
ですので今から土木作業員を始めておくと、将来的に人生が安定するはずです。
ぜひ以下の転職エージェントに相談し、あなたに合った土木作業員の求人を紹介してもらいましょう。
初めての就職活動なら、就職Shopが超おすすめです。
就職Shopは、20代の初めての就職活動を完全無料で支援してくれるサービスになります。
業界では大手となる株式会社リクルートが運営しているので、安心して就職活動ができるでしょう。
就職Shopの特徴をもっと知りたい方は下記の記事も併せてどうぞ。
そして20~30代と若手の転職なら、マイナビ転職AGENTを推奨します。
マイナビ転職AGENTも大手であり、業界トップクラスの会員数と求人数を誇ります。
特に若手の採用には強みがあるので、土木業界への転職を検討する際もぜひご利用ください。
ちなみにマイナビ転職AGENTの詳細は、下記からご覧になれます。
いずれにしても土木作業員への転職は、なるべく転職エージェントを利用しましょう。
その理由は、転職エージェントは完全無料で充実した転職サポートが受けられるからです。
併せて、ハローワークにはブラック企業が多いため危険です。
そのハローワークが危険なことも含めて下記の記事では、
- 土木業界への転職方法
- 転職エージェントの使い方
- ハローワークをおすすめしない理由
土木作業員へ転職するまでの流れや注意点などを、たっぷりと解説しています。
詳しくは、土木への転職におすすめのサービスをお読みください。
まとめ
本記事では、現役の土木作業員である僕の給料明細書を特別にお見せしました。
20代の地方の土木作業員としては、悪くない給料だと思います。
ただし、ここまで来るにはブラック企業で手取り12万円を経験したりと、楽ではありませんでした。
でも、そこから転職をしたり資格を取得したりと、行動したことで年収を100万円ほどアップさせることができています。
これから、土木作業員として働こうと思っているあなたの参考に、少しでもなれば幸いです。
給料は会社や地域によって変わりますが、最も重要なのは資格やスキルです。
資格やスキルがあれば給料は上がりますし、転職もしやすくなります。
つまり、行動&努力で収入を伸ばすことは可能です。
もしあなたが今の給料に満足できないなら、転職するときかもしれません。
実際、僕も転職をしただけで給料が大幅にアップした経験があるので、1つの会社しか知らないのは危険だと思います。
なので正しい場所で、正しい努力をすることを忘れないようにしてください。
土木作業員は、将来性があるにも関わらず人手不足です。
だからこそ、今が1番のチャンスと言えます!
当ブログでは未経験の方がスキルアップするための情報も発信しているので、今後も読みに来ていただければ嬉しいです。
まずは下記の記事を参考に、土木作業員として働くための転職活動を開始しましょう。
転職サービスに相談すれば、内定がもらえやすいだけでなく、自分に合った企業に就職もしやすくなりますよ。