「土木作業員をやっているが、うつ病になりそう」と疲弊していませんか?
ちなみに僕も新卒でブラック企業の建設会社に就職してしまい、うつ病になりかけた経験があります。
そこで本記事では、僕の実体験から「土木作業員がうつ病になる理由」を解説します。
理由を知ることにより、建設業界でうつ病にならないための対策ができるでしょう。
一方で、既にうつ病を発症してしまった方もいるかもしれません。
そんな方のために、「うつ病になったときにするべきこと」も併せて紹介しましょう。
つまり本記事を読み終える頃には、今の労働環境から逃げる準備ができると思います。
とにかく建設業界は、うつ病を発症する方が多い業界です!
仕事より健康が1番なので、あなたの日常生活を守るためにも、うつ病になる職場からは逃げましょう。
実際に建設業界でパワハラを受け、うつ病になりかけた僕の実体験を基に解説するので、ぜひ参考にしてください。
土木作業員がうつ病になる理由2つ
早速ですが、土木作業員がうつ病になる理由を紹介します。
正直、土木作業員がうつ病になるのは以下2つの理由しかないでしょう。
- 現場でのパワハラ
- 休みが少ない
では順番に解説します。
現場でのパワハラ
土木作業員がうつ病になる1つ目の理由は、現場でのパワハラです。
実際、土木作業員が精神を病む最大の原因は人間関係です。
もし現場監督なら、「工期に間に合わせること」や「現場で利益を出すこと」の重圧があります。
そのため仕事の重圧が原因で、うつ病になる現場監督は多くいます。
しかし土木作業員には、現場の大きな責任はないため、重圧で精神を病むことは少ないと思います。
だからこそ人間関係の悪さからくるパワハラこそが、土木作業員がうつ病になる最大の理由と言えます。
つまり、現場監督やベテラン作業員の八つ当たり先が新人の土木作業員になることが多いのですね。
特に建設・建築業界には昭和の考えのままだったり、人間性の低い方が多いです。
そのため、就職する会社を間違えるとパワハラを受けやすくなります!
その結果として、うつ病になってしまうわけです。
実際、僕がブラック企業でパワハラを受けており精神を病んでいた原因も人間関係でした。
確かに「現場の責任が問われない」意味では、土木作業員は気楽な職業かもしれません。
そして仕事の責任がないからこそ、うつ病になる理由は人間関係しかないと断言できます。
休みが少ない
うつ病になる2つ目の理由は、休みが少ないことです。
土木作業員の休日は、基本的に週休1日なので非常に休みが少なくなっています。
つまりリフレッシュできる機会が少ないことも、うつ病になる理由だと思います。
確かに、うつ病になる最大の理由は職場の人間関係です。
しかしその憂鬱な気分を少しでも忘れるために、プライベートを充実させることは大切です。
もしかしたら「仕事と日常生活は関係ないのでは?」と思うかもしれません。
でもけいクリニック様は、うつ病にかかりにくい生活として以下を挙げています。
- 十分な休養
- 3食の食事摂取・過度な飲酒を避ける・定期的に運動する
- 楽しみやくつろぎの時間を大切にすること
土木作業員のように週休1日では、十分な休養をとりにくいでしょう。
そして自分の時間も少ないからこそ、楽しみやくつろぎの時間も大切にできない方も多いと思います!
だからこそ「現場でのパワハラ」と併せて、「休みが少ないこと」も土木作業員がうつ病になる理由になります。
【実体験】新卒時代にうつ病になりかけた
ここで、少しだけ僕の話をさせてください。
冒頭でお話したように、僕は新卒時代に勤務していたブラック企業でパワハラを受けていました。
- 能力に合わない業務を任される
- 失敗したら人格否定
- 休日でも1人だけ出勤させられる
- すべての雑用を押し付けられる
ただ当時の僕は世間知らずだったので、そんな状況でも「いつか良いことがある」とガムシャラに働いていました。
その結果として、うつ病になりかけたわけです。
たとえば、当時の僕の身体や精神は以下の状況でした。
- 早朝に目を覚ましてしまう
- 食事が喉を通らない
- 休日に何もやる気が起きない
- 自宅でも無表情な日が続く
病院には行っていませんが、ネットで調べて出てきた「うつ病の特徴」の結果に、まともに該当していました。
いま思えば、本当にうつ病の手前だったと思っています!
そんな経験から、建設業でうつ病にならないための対策が分かったので、次項で紹介しましょう。
建設業で鬱にならないための対策は1つだけ
結論ですが、建設業で鬱にならない対策は「手遅れになる前に逃げる」です。
正直、職場の人間関係や環境は自分では変えられないので、どんなに努力しても改善することは不可能です。
僕の実体験から分かるように、それでは精神を病んでいくだけでしょう。
なので、逃げることが建設業で鬱にならないために効果的で唯一の対策になります。
実際、健康よりも大切な仕事はありません。
だからこそ鬱になりそうなら、土木作業員でも現場監督でも関係なく逃げてください。
でも、ブラック企業ほど「ここで逃げたら、どこへ行っても通用しないぞ」と言われると思います。
しかし、それはまったくのウソなので気にする必要はありません。
なぜなら僕も同じことを言われましたが、転職先の会社でしっかり続けることができたからです。
そもそも、上司は他の会社のことを知っているはずがないですよね!
だからこそ同じ職種だとしても人間関係などの環境が変わる以上、同じ結果になることはないのです。
そのように「どこへ行っても通用しない」は、完全にウソなので安心して逃げましょう。
建設業なら需要がある上、人手不足なので、他に働く会社は間違いなくあります。
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そのため、従業員にうつ病を発症させるようなブラック企業はないはずなので、安心して転職活動ができますよ。
土木作業員がうつ病になったら休職?それとも退職?
ここまでは、主に「土木作業員がうつ病にならないための対策」としてお話してきました。
しかし、「既にうつ病になってしまった」という土木作業員の方もいると思います。
そこでここからは、うつ病になったときの対処法を考えていきましょう。
実際、うつ病になったときは以下2つの選択肢があるはずです。
- 休職する
- 退職する
つまり、「うつ病が治るまで会社に待ってもらう休職」と「会社を辞めてしまう退職」に分かれます。
ただ個人的には、退職をしたほうが無難だと思っています。
そのシンプルな理由は、従業員にうつ病を発症させるほどの会社に休職してまで残る価値はないからです。
もし、仮にうつ病が落ち着いてきて復帰したとしても、会社の環境が同じである以上は再び発症する可能性が高いでしょう。
つまり休職しても、根本的な解決には繋がらないということです!
だからこそ退職してしまって、十分な休養をとったほうが社会復帰の近道になると思いませんか?
もちろん人によって事情はあると思いますが、もし可能なら退職してしまいましょう。
休職のメリット&デメリット
でも年齢や家庭の都合で、「退職をするわけにはいかない」方もいるでしょう。
その会社にどうしても復帰をする必要がある方のために、ここからは休職のメリット&デメリットを紹介していきます。
以下から順番に紹介するので参考になれば幸いです!
休職のメリット2つ
休職には、以下の2つのメリットがあります。
- 仕事のことを忘れられる
- 自分自身と向き合う時間が増える
中小企業でも、最大で6ヶ月間の休職期間がもらえます。
6ヶ月もあれば仕事をことを忘れて、学生時代の夏休みのように過ごすことができますよね。
ゆっくり家族と過ごしたり、友人に会うなど、それまで仕事を理由にできなかったことが楽しめるはずです。
また時間がたっぷりあるので、自分自身と向き合う良い機会にもなるでしょう。
ちなみに、僕自身も1ヶ月の無職期間がありました!
休職したわけではないですが、たった1ヶ月でも「休養には十分な期間だった」と感じています。
そのように休職は、あくまで会社員という肩書きを維持しながら時間の余裕を持てるのがメリットです。
休職のデメリット
休職のデメリットも2つあります。
- 収入が減る
- 社内評価が下がる
まず「休職期間に給与を払うか?」は、その会社の規定次第になります。
ですが、あくまで法律的には休職している従業員に給与を払う義務はないことは覚えておきましょう。
条件を満たせば各手当などの保証は見込めますが、それでも普通に勤務していたときより収入が減ることは間違いないでしょう。
加えて、休職したことで社内評価が下がることも考えられます。
そもそも、うつ病にさせるほどの会社の人間が休職した方を快く受け入れてくれるでしょうか?
つまり、もし復帰できたとしても休職する前より、さらに働きにくくなるかもしれません!
参考までに休職するメリットとデメリットを紹介しましたが、個人的にはうつ病が理由の休職はおすすめしません。
なので退職をして、もっと働きやすい会社へ転職することが根本的な解決になると思います。
繰り返しますが、土木作業員として働ける場所は、あまるほどあります。
そして、世の中に同じ会社なんて2つとして存在しません。
ですので、うつ病を治してから転職活動に専念しても遅くないでしょう。
もしくは今のうちに、うつ病の治療をしながらできる仕事を探しておくのもありかもしれませんね。
でも1人では探しにくいと思うので、転職サービスの担当者の支援を受けながら転職活動することをおすすめします。
転職サービスは、さまざまな求職者のニーズに対応しているので、相談だけでもする価値があります。
ぜひ当ブログが推奨する転職サービスの中から、気になったサービスを利用してみてください。
施工管理技士は【工期】や【利益】より命を優先せよ
本記事は主に「土木作業員のうつ病について」の解説でした。
しかし土木業界でうつ病になるのは、土木作業員だけではありません。
そもそも、うつ病は誰でも患う可能性のある心の病気です。
なので現場を管理する施工管理技士も、うつ病になる可能性は十分あります。
確かに施工管理技士も、上司からのパワハラや作業員との人間関係で悩むことはあるでしょう。
でも施工管理技士の場合、人間関係よりも現場の責任を負うプレッシャーのほうが大きいと思います。
実際、過労で倒れたり精神を病む施工管理技士は多いです。
- 工期に間に合わせるため夜中まで書類作成
- 数千万や億単位で現場のお金を動かす
上記が施工管理技士の方が、うつ病になる最大の原因だと言えます。
先ほど、「僕も新卒時代に職場の人間関係が原因でうつ病になりかけた」とお伝えしましたね。
それは本当ですが、実は施工管理の見習いとして就職したのですね。
なので、施工管理技士の仕事の大変さも少しは理解しているつもりです!
そんな経験から、いま精神的に追い込まれている施工管理技士の方に言いたいことがあります。
それは「現場の工期や利益よりも命を優先しよう」ということです。
確かに工期に間に合わせようとしたり、利益を出そうと努力するのは素晴らしいと思います。
しかし、そういう責任感が強く真面目な方ほど、うつ病になりやすいと知っていましたか?
それに、あなたがどれだけ現場で利益を出しても、その利益は会社のものです。
つまり、会社のために命を削って働くなんてバカバカしいと思いませんか?
先ほどお伝えしたように、健康より大事な仕事なんてありません。
だからこそ、施工管理技士の方は現場の「工期」や「利益」より自分の身体を優先しましょう。
そしてもし過度なプレッシャーで、うつ病になりそうなら、もう限界かもしれません!
仕事は、施工管理の他にもたくさんあります。
限界まで努力できた方なら、他の仕事でもがんばれると思うので、うつ病になる前に今の職場から逃げましょう。
ぜひ、その努力を会社のためじゃなく、今度は自分や家族のためにしてください。
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そして、施工管理をがんばってきた方には該当する非公開求人が必ずあるでしょう。
なぜなら「土木施工管理技士」の資格や施工管理の経験は、業界でも重宝されるからです。
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ですので、まずは気軽に無料相談から始めてみましょう。
まとめ:建設業は病む要素が多いので注意しよう
土木作業員がうつ病になる最大の理由は、職場の人間関係です。
そして施工管理技士の場合は、現場の責任を背負うプレッシャーになります。
つまり、建設業は精神を病む要素が非常に多い業界です。
なので土木作業員でも施工管理技士でも、働く会社を間違えば、誰もがうつ病になる可能性があるので注意しましょう。
本記事は、僕の実体験も交えて解説してきましたが少しは参考になったでしょうか?
その実体験から言えることですが、建設業界で鬱にならないためには「逃げる」が唯一の対策です。
実際、僕もブラック企業から逃げたからこそ今があります。
もし、あのまま働き続けていたら、本当にうつ病になっていたかもしれません。
要するに、うつ病にならないために逃げたことで、年収も上がりましたし土木作業員を続けることができたわけです。
そもそも、従業員を精神的に追い込む会社で明るい未来を想像できますか?
早く退職して、今度こそは働きやすい会社へ転職しましょう。
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土木歴9年で、酸いも甘いも経験してきた僕が運営しているので、少しは説得力があるはずです。
ぜひ本記事をキッカケに、うつ病になりそうな状況から抜け出してください。