土木・建設業界への転職を検討していませんか?
実際、土木・建設業界への転職方法は超簡単です。
超簡単にも関わらず、土木・建設業界は施工管理技士になれば高収入の仲間入りができます。
基本的に土木・建設は誰でも始めることができるので、学歴に自信がなかったりスキルがない方にもおすすめです。
そこで本記事では、下記について解説していきます。
- 未経験でも土木・建設業界に転職できる理由
- 超簡単な転職方法
- 内定をもらうまでの流れ
転職後のキャリア形成
つまり本記事を読み終える頃には、今からすべき具体的な行動はもちろん、転職後「どうやってキャリア形成するか?」まで理解できます。
先に結論を少しだけお伝えしますが、転職サービスを利用すると土木・建設業界への転職がしやすくなります。
転職サービスは求職者に寄り添い内定が決まるまで、さまざまなサポートを完全無料で行ってくれる転職のプロです。
本記事では6つ厳選のおすすめ転職サービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに僕は、土木歴9年で2級土木施工管理技士の資格も保有しています!
この9年の経験を基に業界の実態などもお話するので、これから土木・建設業界への転職を検討する方は要チェックです。
土木・建設業界は、経験や資格も不要ですぐに働けるため、何も心配することはありませんよ。
未経験でも土木・建設業界に転職できる?
結論からお伝えすると、未経験でも問題なく土木・建設業界へ転職できます。
それは以下の2点が大きな理由です。
- 業界が人手不足であること
- 就職に学歴が関係ないこと
まず1点目の「業界が人手不足であること」から解説します。
僕も土木業界で9年働いていますが、工事現場で20代の方に出会ったことがほとんどありません。
つまりは人手不足で、多くの企業が若手を求めているため、未経験でも20~30代なら歓迎されます。
次は2点目の「就職に学歴が関係ないこと」です。
土木・建設業界は、学歴に関係なく就職ができます。
新卒で大手企業に就職するなら話は別になる場合がありますが、基本的には学歴は関係ありません。
なぜなら、「働いてからが勝負」なのが土木・建設業界だからです。
つまり、たとえ中卒でも「就職してから仕事を覚えればOK」というケースが大半になります。
ちなみに、僕の知り合いも中卒ですが今は土木業界で親方として働いています!
彼も、もちろん未経験から始めましたし入社したときに持っていた資格や免許は、車の普通免許くらいでした。
それでも、高校を中退してから土木業界で経験を重ねて資格も取り、人並み以上は稼いでいます。
そういった事例からも分かるように、「学歴に自信がないから人生終了は間違い」ではないでしょうか?
確かに、中卒や高卒の方が今から「医者」や「弁護士」を目指すのは難しいかもしれません。
しかし、学歴に関係なく就職ができる上にコツコツ努力してスキルを磨けば高年収を狙える仕事はたくさんあります。
その1つが土木・建設業界です!
なので、あなたが業界未経験だとしても土木・建設業界への転職は十分可能になります。
未経験でも土木業界に転職できる理由は下記の記事でさらに詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
上記の記事では、未経験から採用されるためのコツや面接時に気を付けるポイントをお話しています。
土木・建設業界は未経験から転職ができることに加え、資格の取得や正しいキャリアアップで手に職が付き高年収の仲間入りも目指せますよ。
土木・建設業界への転職方法
未経験から土木・建設業界へ転職するには、転職サービスの利用を推奨します。
もし知り合いなどのコネがあるなら、そちらも使っても問題ありません。
でも、土木・建設業界で働いている知り合いがいないなら必ず転職サービスを利用しましょう。
「地元のハローワークで紹介してもらうのはダメ?」と思われた方もいるかもしれません。
正直ハローワークで紹介される求人に応募するのは、ある意味ギャンブルです。
その理由は、ハローワークの職員は「とにかく求人を紹介すればOKでしょ?」と求職者のことなんて考えていないからです。
加えて、企業のことを何も知らない方がほとんどでしょう。
だからこそ、ブラック企業でも平気で応募を勧められます!
ハローワークはあくまで、企業が出す求人を紹介するだけの場所です。
つまり、その求人に記載された情報を信じるしかないので本当にギャンブルだと思います。
求人なら「アットホームな職場」とか「土日祝休み」など都合の良いことが何でも書けますからね。
そもそも1番の問題は、ハローワークでは「求人を紹介して終わり」で、書類の書き方や面接対策のアドバイスはしてくれないことです。
それでも昔なら、これしか転職方法がなかったでしょう。
しかし、今はネットがあり誰でも転職サービスを利用できます。
転職サービスなら、プロのコンサルタントに転職の相談に乗ってもらえますし、今後のキャリアなども親身になって考えてくれるでしょう。
さらに、求人を出す企業に直接訪問して「労働環境」や「社風」を調査しているため、ブラック企業を紹介されるケースは稀です。
つまりプロが優良と判断した企業が紹介されるので、ハローワークより安心できます。
求人の紹介だけでなく、転職サービスでは以下のようなサポートもしてくれます。
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接のアドバイス
- あなたの代わりに面接日や入社日を交渉
- 年収も代わりに交渉
しかも、転職後も1年間はサポートしてくれる転職サービスが大半なので「内定をもらったら終わり」ではありません。
転職サービスは、求人を掲載する企業からの紹介料で事業が成り立っています。
もし、紹介した人材が入社後6ヶ月以内に退職した場合、転職サービスは企業に紹介料を返金する必要があります。
そのため、求職者が転職を失敗しないように必死でサポートをするのです。
ハローワークではしてくれない充実した転職サポートを受けられるので、ぜひ転職サービスを利用しましょう。
先ほどお伝えしたように、土木・建設業界は人手不足に悩んでいます!
だからこそ、どの転職サービスにも土木・建設業界の求人がたくさんあります。
転職サービスは、どれだけ利用しても完全無料なので金銭的リスクは0で転職活動ができますよ。
転職サービス登録後の流れ
おすすめの転職サービスは、後述しますが先に登録後の流れについて解説します。
転職サービス登録後は、以下4つの流れで土木・建設業界への転職を目指していきます。
- 担当者と面談
- 求人の紹介
- 書類の作成&面接練習
- 面接
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
担当者と面談
転職サービス登録から数日後に、担当者となる方から連絡が来ます。
そこで、日程を決め担当者と面談を行います。
面談では、以下のことを伝えましょう。
- なぜ、転職したいと思ったのか?
- 転職の希望条件
これまでの面談は、転職サービス運営元の本社or支社に出向いての対面が基本でした。
でも、今はコロナ渦のため多くの転職サービスがオンライン面談に対応しています。
なので、スマホ1つで自宅から担当者の方と面談ができます!
求人の紹介
面談で伝えた希望を基に、あなたに合った求人が紹介されます。
もちろん、あなたの希望に対して最大限の考慮はしてくれるでしょう。
ただし、必ずしも希望通りの求人が紹介されるとは限らないことは覚えておきましょう。
たとえば、以下に該当する場合は求人を紹介してもらえないことがあります。
- スキルや経験の割に条件が高すぎる
- 地域が対応していない
つまり、いくら面談で希望を伝えたとしても、誰もが100%満足のいく転職ができるわけではないのです。
それらも踏まえて、納得できる求人なら応募をしましょう!
書類の作成&面接練習
応募する企業が決まったら、本格的に転職の準備をしていきます。
履歴書・職務経歴書などの書類をプロのサポートを受けながら作成しましょう。
ただ、書類よりも面接に不安を感じる方が多いのではないでしょうか?
でも、転職サービスでは面接の練習もしっかりサポートしてくれるので安心してください。
- 面接官が重視するポイント
- 面接が原因で不採用になる方の特徴
- 自分自身の魅力をうまくアピールするコツ
上記のようなことの具体的なアドバイスがあるので、面接に苦手意識がある方も大丈夫です。
なるべく、多くのアドバイスをインプットして本番に備えましょう!
面接
ここまで来たら、いよいよ企業との面接です。
練習してきた成果を存分に出して、内定の獲得を目指します。
僕の経験では、土木・建設会社の面接で重い雰囲気になることは少ないと思います。
その理由としては20~30代の若者が面接に来たら、企業としても嬉しいからでしょう。
なので、堅くならずにありのままの自分をアピールしてください!
正直、やる気や良い印象を見せれば高確率で合格すると思います。
その後、面接の結果は転職サービスを経由して連絡が来ます。
合格なら、無事に土木・建設業界デビューです。
もし不採用だとしても、引き続き転職サポートを受けられるので諦めずに転職活動していきましょう。
あなたを待っている企業は、必ずあるはずですから。
おすすめの土木転職サービス6選
それでは、おすすめの土木転職サービスを6つ紹介します。
- 助太刀社員
- RSG Construction Agent
- 就職Shop
- doda
- リクルートエージェント
- マイナビ転職
それぞれの特徴を簡単に解説していくので、自分に合いそうな転職サービスにひとまず登録してみましょう。
すべて完全無料ですし、各記事で登録方法も解説しているので、手順に沿うだけで登録できますよ。
助太刀社員
最初に紹介するのは、建設業界に特化した「助太刀社員」です。
約16万の企業が求人を掲載しており、長州力さんが出演のテレビCMとしても話題になっています。
全国に対応しており、「未経験OK」や「土日休み」など指定して求人を自由に閲覧できます。
助太刀社員の最大のメリットは、気になる企業があれば直接メッセージを送信できることです。
- 未経験ですが大丈夫でしょうか?
- 御社では主にどんな仕事をされるんでしょうか?
- 資格支援はありますか?
つまり、わざわざ面接をしたり実際に働かなくても企業との相性を事前に確認できます。
メッセージを送ったらあとは待つだけですし、企業から直接オファーが来ることもあります。
そのため、忙しい方も利用しやすいのではないでしょうか?
助太刀社員は、土木・建設業界への転職には定番の転職サービスです。
助太刀社員の使い方や登録方法は、下記の記事をご覧ください。
RSG Construction Agent
RSG Construction Agentも建設業界に特化した転職サービスです。
利用者からの評判も良く、「コンサルタント信頼度」と「転職サポート充実度」で第1位を獲得しました。
さらに、その有用性からTVで紹介された実績もあります。
RSG Construction Agentには、独自で入手した非公開求人があるので好条件の企業が見つかるかもしれません。
ちなみに助太刀社員とは違い、コンサルタントと共に転職活動をしていきます。
そのコンサルタントは、業界出身の方なので心強いと思います!
内定が決まるまで、経験豊富なコンサルタントから充実したサポートが受けられるので土木・建設業界への転職にはおすすめです。
ただし、以下のようなデメリットがあることは覚えておきましょう。
- 地域が限定されている
- 紹介された求人しか閲覧できない
RSG Construction Agentについて詳しくは下記の記事を参考にしてください。
この記事を読めば、利用者の多くが年収をアップさせた秘訣も分かると思います。
就職Shop
就職Shopは、20代の若者の就職を支援するサービスです。
つまり、助太刀社員とRSG Construction Agentの転職サービスとは少し異なります。
たとえば、正社員の経験がない20代のフリーターや既卒の方を初めて就職させることに強みを持っています。
20代向けなので、もちろん第二新卒の転職の相談もありです。
第二新卒の方には、就職した企業がブラックだったりで転職を検討している方も多いのではないでしょうか?
そのような方の転職サポートも充実しています。
就職Shopで紹介される求人は、人物重視の採用ばかりなので書類選考なしで必ず面接まで行けます。
なので、学歴や経歴に自信がない方も安心して就職を目指せます!
土木・建設業界は若手を求めているのに対して、就職Shopは若手の就職に強いサービスです。
つまり、土木・建設業界へ就職を目指す20代の方とは非常に相性が良いでしょう。
20代の方の「正社員で働きたい」や「新しいことにチャレンジしたい」の目標は、就職Shopなら叶えられますよ。
なお就職Shopの登録方法や口コミなどは、下記の記事でご覧になれます。
doda
doda(デューダ)は、幅広い職種と全国に対応した大手の転職サービスです。
業界トップクラスの求人数と、大手だからこその信頼もあります。
特に、地方の求人数は他の転職サービスとは桁違いです。
ちなみに、東北地方の求人数を他の転職サービスと比較してみましょう。
地域 | doda | リクルート | マイナビ |
青森 | 1,666 | 808 | 1,505 |
岩手 | 2,112 | 1,248 | 1,769 |
秋田 | 1,769 | 635 | 1,417 |
宮城 | 4,304 | 4,428 | 4,099 |
山形 | 1,978 | 1,022 | 1,509 |
福島 | 2,398 | 1,376 | 1,941 |
合計 | 14,227 | 8,204 | 12,240 |
そのため、U・Iターンなどで地方への転職を検討している方は登録しておいて損はないでしょう。
さらに、転職活動にあまり時間が取れない方のためにスカウトサービスと言って企業から直接オファーが来るシステムもあります。
もちろん担当のアドバイザーの充実したサポートを受けられますが、3ヶ月と期限が決まっているため早めの行動が必須です。
なので3ヶ月以内に転職したい方は、dodaで決まりですね。
dodaには土木・建設業界の求人が2万件以上あり、あなたの適職を診断してくれる無料ツールも使えます。
アドバイザーに相談したりツールを使うことで、自分の適職が見つかるかもしれません。
「土木業界に転職を考えているけど、まだ決めきれない」という方は、dodaの幅広い求人に目を通してみましょう。
そんなdodaの詳細は下記の記事をご覧ください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、40年の歴史がある老舗の大手転職サービスです。
その長い歴史で培った転職ノウハウに加え、各分野で高い専門性を持ったキャリアアドバイザーと転職活動をします。
そして、リクルートエージェントを利用した方の離職率は4%と驚きの数字です。
この数字こそ、確かな転職ノウハウで求職者を理想の転職先へ導いている証拠ではないでしょうか?
さらに、もし求職者が貴重な人材なら、アドバイザーも企業に強気で交渉をしてくれます。
知名度も実績もトップクラスのリクルートエージェントなので、アドバイザーの信頼度もバツグンです。
企業から信頼されているアドバイザーの交渉ということで、つまり内定をいただける可能性が高くなるでしょう。
リクルートエージェントは、基本的にすべての年代が利用でき、全国に拠点があります。
しかし今はコロナ対策でWeb面談なので、誰でも自宅から相談できますよ!
ぜひ、土木・建設業界への失敗しない転職は離職率4%のリクルートエージェントで確実に決めましょう。
下記の記事では、リクルートエージェントの登録方法やサービスを利用する流れなどを画像付きで解説しています。
土木・建設業界の求人数も驚くほど保有しているので、ぜひ目を通してみてください。
マイナビ転職AGENT
マイナビ転職AGENTは、若手の採用に強みがあり業界トップクラスの会員数と求人数を誇る転職サービスです。
もちろん土木・建設業界の求人数も2,000件以上あります。
しかも、マイナビ転職では業界やターゲットに特化した専門サイトをいくつも運営しています。
例えば、「保育士に特化した転職」や「派遣に特化した転職」などですね。
そして、どの専門サイトもプロの転職サポートを受けながら転職活動ができます。
もしサポートがなかったら、あなた自身が転職活動のスケジュールをすべて管理する必要があります。
実際、仕事をしながらの転職活動はスケジュール管理が大変ですよね?
しかしマイナビが運営する転職エージェントなら、ほとんどのスケジュールをキャリアアドバイザーが管理してくれます。
そのため、20代で在職中の方ならマイナビ転職AGENTを利用すれば間違いないでしょう。
もちろん、マイナビ転職もすべての職種と地域に対応しているので、30代以上の方にもおすすめです。
マイナビ転職の会員なら、無料の転職サポートコンテンツも利用できるので、登録しておくだけでも非常に便利ですよ。
マイナビ転職の詳細は下記の記事でたっぷり解説しているので、併せてご覧ください。
転職サービスは複数登録しよう
ここまで、土木・建設業界への転職におすすめのサービスを6つ紹介させていただきました。
- 助太刀社員
- RSG Construction Agent
- 就職Shop
- doda
- リクルートエージェント
- マイナビ転職
この中で、あなたに合った転職サービスに登録しましょう。
重要なのは、転職サービスは1つではなく複数登録することです。
その理由は、複数の転職サービスに掲載された求人を比較するためです。
しっかり比較した上で、応募する企業を決めていきましょう。
実際、転職サービスには独自で掲載している求人も多数あります!
さらに、担当者が企業に取材を行っている転職サービスもあるため、より濃い情報を収集できるかもしれません。
要するに転職サービスは、それぞれで掲載する求人が違うので、1つしか登録しないのはもったいないのです。
そもそも、転職に成功した方の多くは複数の転職サービスに登録しています。
すべて完全無料なので、複数に登録しても問題ないと思います。
土木・建設業界へ転職を成功させる2つのポイント
未経験の方が、土木・建設業界への転職を成功させるには以下2つのポイントを意識しましょう。
- 最初から高収入を求めない
- 転職の動機をハッキリさせておく
確かに、土木・建設業界は人手不足なので未経験でも20~30代なら転職しやすいです。
しかし、誰でも簡単に採用されるわけではないのですね。
ここからは、土木歴9年の僕が業界の先輩として土木・建設業界への転職を成功させるアドバイスをさせていただきます。
参考になれば幸いです!
最初から高収入を求めない
未経験の方が、最初から高収入を求めてしまうと採用されにくいでしょう。
また、紹介してもらえる求人も見つかりにくいと思います。
その理由は、シンプルですが未経験の方に高収入を渡せるほど企業にも余裕がないからです。
もちろん、土木・建設業界は誰でも努力次第で高年収がもらえる業界ではあります。
ただし、それはある程度の経験を積んで資格を取ってからの話です。
そのため、いくら若手の需要があると言っても、最初から高収入を求めると転職が難しくなるでしょう。
だからこそ、いきなり面接で給料の話をするのは絶対にNGです!
では、未経験の方は何を重視すればいいのでしょうか?
その答えは、「働きやすさ」です。
正直、未経験で若手の方は「しっかり1から育ててくれる企業に就職すること」が何より重要です。
仮に収入が良い企業に就職できたとしても、労働環境が悪い企業なら未経験の方が続けていくのは厳しいでしょう。
労働環境が悪いとは、たとえば以下のような企業です。
- 人間関係が悪く、分からないことも質問しづらい
- そもそも質問しても、教えてくれない
- 未経験でも失敗が許されず、結果だけ求められる
実際、僕も新卒で就職した建設会社がまさにこんな企業だったため1年で退職してしまいました。
ですので、未経験の方は収入の面よりも「働きやすい企業か?」を重視して担当者に相談しましょう。
経験から、本当にそう思います。
働きやすい企業で、土木・建設の仕事を続けてスキルや資格を獲得すること。
高収入を求めるのは、それからでも遅くありません!
つまり、最初から高収入を求めなければ転職先はたくさんあります。
転職の動機をハッキリさせておく
土木・建設業界への転職を成功させる2つ目のポイントは、「転職の動機をハッキリさせておくこと」です。
- 土木に興味がある
- 手に職を付けたい
- 物を作るのが好き
正直、動機は何でも構いません。
大切なのは、建設会社の社長もしくは面接官の心を打つことです。
建設会社には、情に厚い方が多いため若者の決意には心を打たれやすいですし応援もしたくなります。
人手不足に悩んでいるとしたら、若者が面接に来ただけで喜ばしいことでしょう。
それに加え、熱意のある若者だったら喜びは倍増するはずです!
なので、お金の話はいったん置いて「なぜ土木・建設業界へ転職したいと思ったのか?」をハッキリさせておきましょう。
あなたの動機や決意に、共感させれば採用されたも同然です。
逆に、「何でもいいから働きたい」や「これしか仕事がない」では当然ながら悪印象しか与えません。
とりあえず、ウソでもいいので社長の心を打つことを意識した面接にしましょう。
転職後のキャリア形成
あなたが土木・建設業界へ転職後、以下の流れを目安にキャリア形成していきましょう。
- 1年目は修業期間
- 2~3年目で現場の流れ&作業を覚えよう
- 4~5年目を目安にスキルアップを意識
- 6~10年目には施工管理技士を目指そう
正直、土木・建設業界で一人前になるには時間がかかります。
「現場で応用が必要なこと」と「覚えることが多いこと」が原因です。
あくまでも、僕の経験を基にした目安なのでそこはご了承ください。
いずれにしても、時間はかかりますが続けていれば必ず手に職を付けることができます。
1年目は修業期間
1年目は、最も大変な本当の修業期間です。
現場では、主に資材の運搬だったり清掃などの雑用ばかり任せられると思います。
右も左も分からない未経験の方に、いきなり本格的な作業をさせるのは危険が伴います。
そのため、これは仕方がないことです。
なので、1年目は以下を覚えていきましょう。
- 道具の名前・使い方
- 各現場で使う資材
正直、この修業期間はしんどいです。
実際これに耐えられず退職してしまう方も多くいますが、これは僕も含めて誰もが通る道です。
しんどいかもしれませんが、ここは何とか乗り越えましょう!
2~3年目で現場の流れ&作業を覚えよう
1年目の修業期間を乗り越えられたら、徐々に仕事が楽しくなってくるはずです。
この頃になると、基礎知識は身についていると思います。
ですので、1年間がんばったら次は「現場の流れ」と「基本的な作業の仕方」を覚えていきましょう。
- 次は何をやるのか?
- これはどんな方法でやるのか?
つまり、2年目になると基本的な作業は任せてもらえると思うので慣れていく時期です。
基本的な作業とは、構造物の設置など資格がなくてもできる作業になります。
このような作業をする人のことを、土木・建設業界では普通作業員と言います。
普通作業員に慣れるにも、やっぱりある程度の経験が必要です!
いつまでも雑用ばかりやっていてもスキルは付かないので、少しずつ本格的な作業にチャレンジしましょう。
4~5年目を目安にスキルアップを意識
数年も続けることができたら、さらなるスキルアップを意識していきましょう。
たとえば、重機の操作を覚えたり資格の取得にチャレンジするなどですね。
土木・建設業界では、普通作業員のままでは社会的な出世はできないですし、収入アップも見込めません。
致命的なのは、肉体労働からも解放されないため年を取ってからが大変なことです。
ですので、4~5年を目安に普通作業員の脱却を目指し貪欲にいくことが大切になります!
最低でも、重機を操作するオペレーターになれば肉体労働からは解放されますよ。
6~10年目には施工管理技士を目指そう
ここまで来れたら、一生モノのスキル習得まであと一歩です。
普通作業員、重機オペレーターから抜け出すために施工管理技士を目指す時期になります。
この施工管理技士こそが、社会的に出世できる職種であり最も市場価値も高いのです。
この職種は、あくまで現場で作業するのではなく現場を管理する監督の立場です。
つまり、あなたの手を汚して作業することはなくなり事務所でのデスクワークがメインになります。
給料の形態も月給制になるため、収入も安定するでしょう。
もしかしたら、今はまだ施工管理技士なんてイメージできないかもしれません!
でも、ここまで続けられたら施工管理技士を目指す土台は十分できています。
なので、6~10年を目安に施工管理技士の資格を取り、現場を管理する立場を目指していきましょう。
実際、未経験で土木・建設業界に飛び込んだ方のほとんどが、このような流れで施工管理技士になっています。
つまり、新卒で大手企業に就職した場合を除いて最初はみんな普通作業員から始めているのですね。
確かに、誰でも始められる土木・建設業界ですが一人前になるまで10年は見ておくべきです。
大変かもしれませんが、長期的な視野を持っておくと続けやすい上に少しずつ手に職が付いていきます。
土木・建設業界によくある質問
最後に、土木・建設業界への転職や仕事について、よくある質問に回答していきます
- 女性でも転職できる?
- 土木・建設業界に有利な資格は?
- 土木・建設業界でおすすめの業種は?
それでは、1つずつ順番に回答していきます。
女性でも転職できる?
結論、女性でも問題なく転職できます。
実際、土木・建設業界で働く女性は近年増えてきており、通称ドボジョ「土木女子」と呼ばれています。
僕が働いた現場でも、女性の作業員や施工管理技士が数名いました!
さらに、建築をやっている知り合いも「若い女性の監督にこき使われた」と話していましたしね。
確かに、仕事内容やトイレの面など女性には厳しい職業なのは間違いありません。
しかし、今では「女性専用の仮設トイレや更衣室」を準備したり対策をする企業も多くなっています。
そのため、女性の方も土木・建設業界へ転職する価値は十分ありますよ。
土木・建設業界に有利な資格は?
土木・建設業界で働いていくには、さまざま資格が必要なので、1度にすべて取得するのは難しいと思います。
でも下記の記事で紹介している資格があれば、現場で最低限の作業ができるのでおすすめです。
詳しくは土木作業員におすすめの資格をご覧ください。
ただ最も有利な資格は言うまでもなく「施工管理技士」です。
実際、僕も2級土木施工管理技士を取得したことで、転職サイトからのオファーがたくさん来るようになりました!
要するに、「施工管理技士」こそ企業からも重宝される国家資格になります。
施工管理技士を取得するには、受験資格として実務経験が必要なのですが、その年数は学歴によって違います。
ただし実務経験を証明する会社のハンコがあればOKなので、年齢によってはごまかして受験することも可能でしょう。
ちなみに、施工管理技士の合格基準は業界の人手不足が原因で年々下がってきているのでチャンスです。
土木施工管理技士の取り方については、興味があれば以下の記事をご覧ください。
土木・建設業界でおすすめの業種は?
土木・建設業界でおすすめの業種は、施工管理技士の資格を活かした現場監督です。
もしくは、重機を操作するオペレーターですね。
なぜなら、この2つの職種なら肉体労働をしなくて良いからです。
先述しましたが、現場監督でもないオペレーターでもない場合は肉体労働が一生続きます。
身体を動かすことが好きなら、若いうちはいいかもしれませんが年を取ってからは大変だと思います。
それだけでなく、年下の現場監督にこき使われることもあるでしょう。
ですので、未経験の方は最初こそ普通作業員から始めたとしても、最終的には施工管理技士を目指したほうが無難です。
もし他にも聞きたいことがあれば、Twitterから遠慮なく質問をどうぞ。
僕も土木を9年やってきて、それなりの経験があるので答えられることは何でもお答えしますよ!
まとめ:土木・建設業界へ転職してみよう
本記事では、土木・建設業界へ転職したい方へおすすめの転職サービスを6つ紹介してきました。
「学歴や経歴に自信はないが手に職を付けたい」方に土木・建設業界への転職はおすすめです。
誰でも始められるにも関わらず、一人前になれば高収入が狙える数少ない職業だと思います。
若者に敬遠されがちな職業ではありますが、そんな魅力がある仕事です。
かつての僕も学歴やスキルなんてありませんでしたが、土木施工管理技士を取得したことで自信が付きました。
なので、手に職を付ける1つの選択肢として土木・建設業界はおすすめです。
本記事でお伝えしてきたように、人手不足なので20~30代なら未経験でも必ず転職できます。
覚えることは多いですが、その分だけ市場価値も上がって手に職が付いていくでしょう。
当ブログは、土木歴9年の僕が「手に職を付けたい」と思うあなたを応援するつもりで書いています。
何者でもなかった僕でも手に職を付けることができたので、あなたもきっとできますよ。
当ブログと、いっしょに成長していければ幸いです。
まずは、内定を獲得することから始めていきましょう。
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