土木転職サポートブログの英太です。
本記事では「スーパーゼネコンは勝ち組なのか?」について解説します。
ところでスーパーゼネコンに就職できれば、勝ち組の仲間入りだと思っていませんか?
確かに土木業界への就職先として、スーパーゼネコンは非常に人気があります。
だからこそ、スーパーゼネコンの年収や就職する方法も気になりますよね。
しかし「とにかく大きい会社だから」という理由だけで就職先を決めてしまうと、イメージとは違った人生になる可能性があります。
そこで本記事では新卒から10年ほど土木業界で働く僕の実体験をもとに、スーパーゼネコンの年収や就職に失敗しない方法をお伝えします。
また記事の後半では、全国のゼネコンのホワイト企業ランキングも紹介するので、就職活動の参考になれば幸いです。
なお「今すぐゼネコンのホワイト企業ランキングを見たい」という方は、下記の記事をご覧ください!
全国のゼネコン94社をランキング形式で紹介しており、他のサイトでは見れない有益な情報となっています。
ゼネコンのホワイト企業ランキング【94社中の第1位は〇〇組】
スーパーゼネコンは〇〇を基準にするなら勝ち組
結論から言うと、勝ち組の基準を「年収」と「社会的地位」にするなら、スーパーゼネコンに就職すれば勝ち組になれます。
その理由は後述するように、スーパーゼネコンの魅力は、
- 年収が高いこと
- 高い社会的地位が得られること
上記の2点だからです。
確かに勝ち組の基準は、人それぞれかもしれません。
ただしあなたが、お金をがっつり稼げて、立派な社会的地位を人生に求めるならスーパーゼネコンに就職をオススメします。
人それぞれと言っても、「年収」と「社会的地位」は人生のステータスを決める上では非常に重要ですからね!
スーパーゼネコンに就職するとどうなる?
実際、スーパーゼネコンに就職すると以下2つの未来が待っているでしょう。
- 高年収サラリーマンの仲間入り
- 社会的地位が高くなりモテる
では順番に解説します。
高年収サラリーマンの仲間入り
国税庁が令和3年に発表した正社員の平均年収は、508万円となっています。
一方でスーパーゼネコン5社は、いずれも平均年収が600万円以上です。
あくまでも平均なので、資格取得やスキルアップで年収1,000万円以上も狙えるでしょう。
つまり高年収サラリーマンの仲間入りをするなら、スーパーゼネコンへの就職が1番の近道となります。
社会的地位が高くなりモテる
日本では、大企業に勤める方の社会的地位が高いとされますよね。
言うまでもなくスーパーゼネコンは、全国でも名が通るほどの大企業で規模も大きく、海外にも事業を展開しています。
例えば、婚活をする際に相手から職業を聞かれたとしましょう。
そこで「スーパーゼネコンに勤務しています」と伝えるだけで、好印象を与えることは間違いありません。
もちろん結婚相手を職業だけで決めるわけではないですが、社会的地位や年収はパートナー選びでは重要な条件ですよね。
なのでスーパーゼネコンで働いていると、社会的地位も高くなり異性からモテます!
スーパーゼネコンに就職する方法
スーパーゼネコンに就職するには、MARCHや関関同立の学歴があれば圧倒的に有利になります。
ですので大学経由の応募でも採用される可能性は高いですが、転職エージェントを利用すると就職活動に弾みが付くでしょう。
もし学歴で勝負しない方は、自力で就職活動をしてもスーパーゼネコンから内定をいただくことは難しいと思うので必ず転職エージェントを利用してください。
転職エージェントでは、業界のプロが徹底的にサポートしてくれますし、一般では公開されない求人も多数保有しています!
スーパーゼネコンの転職に強い転職エージェントは、下記の記事をどうぞ。
スーパーゼネコン5社の年収と評判
以下がスーパーゼネコン5社です。
それでは、1社ずつ年収や評判を見ていきましょう。
なお年収や評判は、Openworkや転職会議などの情報サイトを参照しています。
実際にスーパーゼネコンで働く方の評価なので、非常に参考になると思います。
竹中工務店
スーパーゼネコン1社目は、1610年に創業され大阪府に本社を置く竹中工務店です。
情報サイトの回答によると、竹中工務店の平均年収は654万円となります。
では、竹中工務店の評判をいくつか見てみましょう。
まずは良い評判です。
管理職になると給料が跳ね上がる
年収は不満がない程度に十分もらえる
基本給も高く、また残業代もきちんと出るので同世代の人と比べて手取り額は非常に多い
次は悪い評判です。
とにかく古い体制。働き方に対する考えがとにかく古い人が多い
管理職になるために受ける通信教育はなぜか自己負担。強制するなら会社が負担するべきでは?
残業が多くワークライフバランスは取れない
実際、竹中工務店に就職すれば勝ち組なのでしょうか?
それは下記の記事を読んでいただくと、判断がしやすくなります。
※「竹中工務店 勝ち組」の内部リンク
大林組
スーパーゼネコン2社目は、東京都に本社を置き国内外で1,000件以上の工事に携わってきた大林組で平均年収は644万円です。
以下は大林組の良い口コミになります。
残業の時給がよく、残業時間も長いため年収が良くなる
年収には満足している
なにもない土地に大きなビルやマンションなどの商業施設がたったときはとても達成感がある
次は大林組の悪い口コミです。
どれだけ忙しくても、暇でも全社員ボーナスが同じ
若いうちはほぼ裁量がない。上司がどう判断するか毎回仰がなければならないのがやり辛い
2024年からの残業時間規制に対応できないことが目に見えている
「大林組に就職できれば勝ち組か?」は、下記の記事で判断ができますよ。
※「大林組 勝ち組」の内部リンク
大成建設
スーパーゼネコン3社目は、東京都新宿区に本社を置き1873年に創業された大成建設で平均年収は642万円です。
では、大成建設の社員からの良い評判を見ていきましょう。
私は若手育成に熱心な上司に恵まれてきました。上司は素晴らしい方が多いです
業界大手としてのプライドと責任感を持った先輩社員に囲まれて、若手社員は成長することができます
年収は同年代より高いため不満はない
次は悪い評判です。
残業時間やサービス出勤が多い
若手のうちは残業代で稼いでいるイメージ
年功序列の強い企業なので、優秀で若くても給与は年齢に相応した額となる
大成建設は年収が平均よりも高く、よい上司がいると評判の一方で「大成建設はクズ」との声もありますが一体どうなのでしょうか?
その真相は下記の記事をご覧ください。
※「大成建設 クズ」の内部リンク
清水建設
スーパーゼネコン4社目は1804年に開業し、現在は東京都中央区に本社を置く清水建設で平均年収は625万円です。
以下が清水建設の良い評判になります。
社員の教育制度はしっかりしていると思います
年収は良く、残業も含めればかなりの額になると思います
資格手当等もあり給与面は満足である
次は清水建設の悪い評判です。
残業や責任はかなり重く、私生活を重視したい方には向いていない仕事だと思います
評価制度が未熟すぎて、能力による給与の差が全くない
昭和の価値観が抜けず、体制が古く感じる
清水建設も教育体制が整っていたり、年収も高かったりと業界大手の強みはあると思います。
しかし清水建設にも「この会社クズなのでは?」という意見も、ネット上にはあるのですね。
詳細は下記の記事を参考にしてください。
※「清水建設 クズ」の内部リンク
鹿島建設
スーパーゼネコン5社目は、創業から180年の歴史を誇る鹿島建設で平均年収は620万円です。
まずは、鹿島建設の良い評判からどうぞ。
工事の施工に関する全般的な業務を担当するため、かなり多様な業務を経験でき総合的なスキルが付く感覚があります
若い社員でも稼ごうと思えば、それなりの金額を稼ぐことができます。賞与もかなり多いほうです
教育も研修も豊富
最後に、鹿島建設の悪い評判です。
年功序列の給与体系、何もしないおじさんたちに高額な給与を支払っている
残業が多すぎて辛い
評価が不明瞭、部下からすると納得感のない査定になることもしばしば
若くても稼げるという声が、鹿島建設には多いイメージがありました。
「鹿島建設に就職できれば本当に勝ち組なのか?」は、下記の記事を読んだ上で判断されてください。
※「鹿島建設 勝ち組」の内部リンク
スーパーゼネコンの気になる就職難易度は?
前項ではスーパーゼネコン5社の年収と、実際に働く社員の声を紹介しました。
その中でもスーパーゼネコンには、以下の共通の特徴があると言えるでしょう。
- 年収は問題なし
- 残業は多いが働いた分の残業代はしっかり支給される
- 年功序列と企業体制が古い
やはり年収を重視するなら、スーパーゼネコンに就職する価値は十分ありそうですね。
そこで気になるのが、スーパーゼネコンの就職難易度だと思います。
結論を言うと、スーパーゼネコンへの就職難易度は非常に高くなります。
その理由は採用大学ランキングを見れば明らかになりますが、「日本大学」や「早稲田大学」や「明治大学」など、全国トップの大学が上位を占めているからです。
つまりスーパーゼネコンへの就職は、学歴エリートの方たちの競争になります。
そのような背景を見ても、就職難易度は高いことが分かるでしょう!
学歴フィルターはあるのか?
結論として、スーパーゼネコンに学歴フィルターはありません。
学歴フィルターとは、簡単に言えば大学名で合否を判断をするものです。
しかし先述したように、スーパーゼネコンには全国の学歴エリートたちが応募してきます。
明確な学歴フィルターはないとしても応募者が多ければ、高学歴のほうが優先される可能性はあるかもしれません。
その中で採用を勝ち取るには、「なぜこの企業で働きたいのか?」の理由を明確にしておくことです。
あなたの強い気持ちが面接時に伝われば、学歴の差は埋められるでしょう。
確かにスーパーゼネコンは高学歴採用が目立つものの、どの企業も偏差値50未満の大学や地方の専門学校からも少なからず採用しています。
なのでスーパーゼネコンへの就職難易度は高いですが、必ずしも学歴で決まるわけではないため恐れずチャレンジしてみてください!
中途採用ではスーパーゼネコンに就職できない?
ここまで読んでいただき、新卒じゃないとスーパーゼネコンに就職できないと思った方もいるかもしれません。
しかし、各スーパーゼネコンではキャリア採用を行っているため中途からでも就職は可能です。
つまり十分なスキルや経験、資格を持ち即戦力になる人材なら採用されるということです。
ですので、あなたが1級施工管理技士の資格を所持しており、5年以上の経験がある場合は中途採用でスーパーゼネコンへの就職が十分狙えます。
ただしスーパーゼネコンへ中途採用で応募する際は、必ず転職エージェントを利用しましょう。
あなたに十分な実績と魅力があるなら、転職エージェントのアドバイザーも強気で企業へ交渉してくれます!
いずれにしても、自力で就職活動をするよりスーパーゼネコンに就職できる確率が高まることは間違いないでしょう。
スーパーゼネコンはやばいのか?
一部ですが、「スーパーゼネコンはやばい」という意見も聞きます。
何がやばいかというと、
- 責任が重く仕事が大変
- 残業が多い
- 施工不良・不祥事を起こしたスーパーゼネコンがある
- パワハラがある
上記の4点ですが、こちらは働く方の考え方次第だったり、企業によって違ったりするため一概には言えません。
実際、周りから見れば大変そうでも、施工管理の仕事に責任を持って働く方もいます。
また、スーパーゼネコンが施工不良や不祥事を起こしたことで大きく報じられましたが、それはごく一部の話です。
そのためネット上や世間の意見は気にせず、スーパーゼネコンに興味があるなら自分の目で確かめることが大切だと思います。
どうしても嫌だったら、辞めればいいだけですからね!
【スーパーゼネコンはどこがいいのか?】はランキングを参考に
年収と社会的地位の高さを重視する方は、スーパーゼネコンに就職すれば勝ち組だと思います。
スーパーゼネコンに就職すると、主な業務は工事現場の施工管理です。
今後の建設業界で、施工管理は最も重宝され年収も高い職種になります。
もし、「どこのスーパーゼネコンがいいのか?」で悩んだら、下記の記事を引き続き参考にしてください。
スーパーゼネコンだけでなく大手や中堅など、全国のゼネコン94社をランキング形式でまとめています。
もしかしたらスーパーゼネコン以外で、あなたに最適な企業が見つかるかもしれないので、いろんな建設会社を比較して決めるいいでしょう!
施工管理に興味がある方は、ぜひ目を通してください。